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「ねぇ。コーヒーはいったわよ」 「ん?サンキュー」 「ねぇ。こっちにきて飲んだら?パソコンばかりしてると目を悪くするわよ」 「う、うん」 「さっきから何、真剣に見てるのよ」 「・・・ん?スピーカーをね、買おうと思って・・・」 「スピーカー?!スピーカーならここにでーんとすんごい邪魔なのがあるじゃないの。 これ壊れたわけじゃないんでしょ」 「あーそっちじゃなくて、パソコン用」 「え!?なんでスピーカーがいるの?ついてるんでしょ」 「ディスプレイについてるのは、あまりにちゃちだからさ、 ヘッドフォンで聞くことが多いんだよね。そうすると問題が起きるだろ」 「どんな?」 「この間もさぁ、『私が電話してるのに無視した』とかいって文句言ってただろ。 このヘッドフォンは結構性能よくて、外の雑音シャットアウトしちゃうんだよね。 それこそ電話が鳴っても聞こえない」 「私から電話がありそうなときは、ヘッドフォンをしてなければいいじゃない」 「無茶言うな。かかってくるかどうかもわからないのに待ってられるか」 「昔は心待ちにしてたはずなんだけどなぁ。私からの電話。 じゃ、子機を目の前に置いとくとか。光るからわかるでしょ」 「あほか、第一、用事といったって『夕飯何食べたい?』ぐらいしかないじゃない」 「それも時には重要なの」 「だけど、このあいだは、『八宝菜が食べたい』といったら、 『それめんどくさい。パス』とかいっただろ」 「だって、『八宝菜とエビチリにフカヒレスープ』なんて馬鹿なこと言うからよ。 私は周富徳かって言うの」 「『食べたいものを言え』って言うから言ったんだろ。そんなことはどうでもいいんだけど、 動画を見たりするときにスピーカーがあれば、二人で仲良く見られるでしょ」 「パソコンの画面、目が疲れるし。だからそんな高いもの絶対いらないからね」 「高いって、たぶん3,000円ぐらいだと思うけど・・・」 「えっ。うそぉ。スピーカーでしょ?」 「スピーカーったって、ピンきりだよ。 スペースの関係でそんなに大きいの置けないし、 パソコンのスピーカーにオーディオ並みの音を求めてるわけでもないから」 「なーんだそんな安いんだ。何万円もするのかと思った」 じゃさ、ついでに秋物の洋服も買いにいこ」 「行かない。ネットで買う」 「えぇー、最近、全然お出かけしてないじゃない。 ね、そのスピーカー私がプレゼントしてあげるからさ。いこ」 「行・か・な・い。その何倍も出費する羽目になるのがわかりきってる」 「ちっ!ひっかからないか」と声が聞こえたような気もしたが、 無視して、スピーカー を発注。(送料込2,866円!) でも、抵抗むなしく、結局、今日は買い物に付き合わされる羽目になるようです。こんなことなら、もっと高いのにしとけばよかった。 エレコム MS-130SV 応援よろしく お願い致します
2008/09/27
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友人と痛飲し、遅い帰宅になった昨夜、妻に捕まった。 「ねぇねぇ聞いて聞いて。今日は最悪だったんだから」 「ハイハイ。何がどうしたって?」 「今日、3つのラインの伝票処理でそれぞれミスしちゃって、 帰り際に、それぞれのラインの担当者から一度に苦情が来ちゃって・・・。 ま、ぼんやりしてた私が悪いんだけどね。 3人の担当者に文句言われた上に、うちの課長からもしかられて・・・」 「まぁ、ミスしちゃったんだからしょうがないだろ」 「まぁね。それだけでもショックなのに、 帰り道、駅前で側溝の蓋にヒールが引っかかって、 転んだひょうしに靴は壊れちゃうし・・・」 「オヤオヤ」 「あんまりだからケーキを買ったのに(そこがわからん)、 あなたはちっとも帰ってこないし・・・(オイオイそこへくるのかよ)」 「ああ、食べないで待っててくれたんだ。そいつは悪かったな。じゃ、食べよ」 「待ちきれないから3つも食べちゃったわよ。 でもあなたのぶんあるから食べて」 「飲んできたからなぁ。君食べていいよ」 「もういらない。あなたのためにせっかく買ってきたんだから」 「わかったわかった。じゃ、コーヒー淹れようか」 コーヒーメーカーの給水タンクをはずして水洗いしてると、 後ろに気配を感じて振り向くと、つ、妻が・・・ コーヒーの缶を持って立っており、 水を入れた給水タンクに、何を思ったか、コーヒーを淹れた! 「!! オイオイ、コーヒーはペーパーのほうだろ。大丈夫か?」 「えっ?あっ!やっぱり私疲れてるんだわ。寝るね。新しい靴よろしくね」 それでも、先日受けた脳ドックでは異常はなかったらしい。 そそっかしさというのは、脳を輪切りにしても、結局、わからないようだ。 新製品紹介のブログのはずだったのに、 妻のそんな恥ずかしいエピソードが いつの間にか幅を利かせ始めて こんなブログでも、 気がつけば9月14日に、満2周年を迎えていました。 これも、ひとえに皆様の暖かい励ましのおかげです。 いつも、ランキングの応援や暖かいコメントありがとうございます。 ご覧のとおり、ふつつかな夫婦ですが、これからも、見捨てないでよろしくお願いいたします。 応援よろしく お願い致します
2008/09/17
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前日、たった一個のお菓子をかごに入れるかどうかで散々迷ったあげく、結局、我慢して買わなかったことを、さんざん後悔していた妻が 翌日、袋いっぱいのお菓子を買って帰ってきた。 「ど、どうしたんだ。篭城でもするつもりか?」 「私、後悔する人生は送らないことに決めたの」 「で、お菓子を売るほど買ってきたってわけか。 だから君は、浅はかだっていうんだ」 「別にいいでしょ?食べるのは私なんだから」 「食べなかった後悔よりも、食べ過ぎた後悔のほうが、 はるかに大きいぞ。後で泣きを見たって知らないぞぉ」 「だから、後悔しないって言ってるでしょ。 ジムのスタジオエクササイズで、ヒップホップとチアリーディングに申し込んだ」 「チアリーディングゥゥゥ? あの、超ミニのナイスなユニフォーム着て、 胸の前で手を組んで祈りのポーズみたいのしながら 『V・I・C・T・O・R・Y』とか叫んで、飛んだり跳ねたりするやつか」 一瞬、妻のチアリーダー姿を想像して、 「ありえねぇ」 頭を振ってすぐに打ち消した。 「ちょっと違うと思うけど。JAZZダンスと体操とが合わさったようなものよ」 「ふーん。でも、そ、それって、きみがやってもいいものなのか?」 「いいんじゃない?だれも止めなかったもん」 その妻は、(本人はイカに当たったと言い張っているが)、 昨日は、おなかの調子を悪くして一日寝込んでいた。 「フフフ、お菓子食べ過ぎて後悔してるんだろ」 「してない!それに、お菓子のせいじゃないし」 そして、私はといえば、妻のリクエストで ダンスミュージックを携帯で聴けるようにするために、夜なべをして ダウンロードしては編集して、マイクロSDに書き込んでいる・・・(嗚呼)。 応援よろしく お願い致します
2008/09/14
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昨夜、ちょっと疲れていた私は、テレビを見ているうちにうとうとしてしまった。 妻が冷たい飲み物を持ってやってきて、眠っている私を見てテレビを消した。 「おい。消すなよぉ見てるんだから」とこれはいつもの条件反射。 「寝てたくせに。今度携帯で動画撮っておくからね。ねぇパソコン貸して」 「いいよ。でも余計なことするんじゃないよ」 「はいはい」 そのまま眠ってしまった私が、再び目覚めたときは部屋は真っ暗だった。 目が覚めてしまったので、明かりをつけパソコンの電源を入れた。 とりあえず、自分のブログを開いたのだが・・・。 なにか、画面に違和感がある。 レイアウトが崩れているわけでもなく、色がおかしいわけでもない。 フォントが、なぜか全部太字なのだ。 しかも、自分のブログだけでなく、 他のどこのサイトも、プルダウンメニューなどもみな太字なのだ。 パソコンを再起動してみたものの、状況はまるで変わらない。 IEのインターネットオプションのWEBページのフォント指定は正常だった。 フォントキャッシュも見つからないので、 フォントファイルのファイル破損でもなさそうだ。 切り札と思った、過去の復元ポイントにさかのぼって復元してもだめだった。 かくなるうえはと、ネットで同様のトラブルの検索をしてみたが、 同様の症状がまったくといってよいほど見当たらない。 よほどレアなケースなのか、 それとも誰にでもわかるような簡単なことなのか。 あるいは、人に聞くのも憚れるような、お間抜けなトラブルなのか。 妻はすでに寝てしまったし、 こんなことでたたき起こして問い詰めるのもかわいそうだ。 万策尽きて、目もらんらんとしてしまったので、「リカバリ」することにした。 そんなに重要なファイルがあるわけでもないのだが、一応バックアップをとり きれいさっぱり、「お買い上げの状態」に戻ってもらおう。 昔のパソコンと違い、リカバリも超速だし。 しかし、・・・・・・症状は変わらなかった。 なぜだーーーーーー!!! そのときふと感じた、ディスプレイからの神の声。 (なんか画面が暗いな) そう感じて、ディスプレイのブライトネスとコントラストを調整し、 最後に自動調整ボタンを押すと・・・ 「!」 画面が微妙にピントを合わせるように左右に動き、 すっきりとした見慣れた画面に、あっけなく戻った。 太字に見えたのは、位相がずれて軽いピンボケ状態だったわけだ。 この時、時計はすでに午前4時を回っていた。 5時間近くも悩んでいた結果が、たったの1秒で終わってしまった。 翌朝、起きてきた妻を問い詰めたのだが 本人に、ディスプレイの「画質調整」の 「クロック」をいじった自覚などまるでなかった。 「クロックゥ?なにそれ。そんなわけのわからないもの触るわけないでしょ」 (君が触ったからこうなった) それ以上は言っても無駄だった。 ただ、明る過ぎてまぶしかったので、少し暗くしようとしたことは認めた。ディスプレイのボタンを押していたら画面が少し暗くなったので、「私ってすごいかも」と本人は満足したらしい。 不運にも、まさに、位相調整も同じメニューの中にあった。そんなこととは知らずに、勝手にどんどん大げさにしていった自分が情けない 応援よろしく お願い致します
2008/09/05
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