赤ちゃんがきた

赤ちゃんがきた

yoshiya 誕生

よしくん生後一日生後1日目のよしくん

2002年11月8日PM11時過ぎ


友人宅から帰ってきて、シャワーを浴びて、まったり時間を過ごしていたら・・・
「パシャ!!」ん???漏らした?
シャワーを浴び終わったkeiichiに「なんか漏れた。破水かな?でもまさかねぇ・・・」
とりあえず病院に電話。すると、入院の準備をして来てくださいと。
急にドキドキしてきた。
予定日までは10日くらい早い。

急いで準備して病院に行くと、さっそく陣痛室に通され、着替えして診察。
その間も、水が出てくる出てくる。
でも子宮口は3cmほどで、しかもまだ後ろを向いてるとのこと。
陣痛室に戻り、陣痛の間隔と、赤ちゃんの心音を確認する装置と点滴を付けられる。
陣痛らしいものは5分おきくらいにはきていたが、お腹がキュ~っとはするけど痛みはない。
1時間くらい様子を見てる間、keiichiが付き添ってくれてたけど、まだまだ本格的な陣痛までは時間がかかるということで、keiichiは帰宅。

そのうち軽い陣痛はおさまってしまい、装置を外され、寝るように言われる。
休んでおかなきゃとは思うけど、「いよいよか~」という気分でなかなか眠れない。
それでも2時間くらいは休めたかな。

2002年11月9日

朝8時頃、keiichiが到着。
ビデオもデジカメも、充電ばっちりらしい。
私は朝食が出て、これから始まる大仕事の前にしっかり食べるけど、量が多くkeiichiにもお裾分け。

9時、院長先生の診察。
その結果、やはり子宮口はまだまだ3cmほどなので、バルーンを使うとのこと。
自然に任せていたら、もう一晩越してしまうというので・・・
痛いイメージがあるので、ドキドキ・・・
耐えられる痛みで、なんか器具を入れられ、陣痛室のベットに横になると重りを付けられた。
ひー想像しただけで、こわいよ~。
その重りで引っ張って、子宮口を広げるというもの。
それから時々看護婦さんが見に来て、子宮口のチェック。
私には今思えばまだまだ軽い陣痛が、5~10分おきにくる。
それでも初めての痛みに、スイミングで習った呼吸法で乗り切る。
keiichiはずっとそばにいてくれた。
昼食の間は、重りを外してもらいとにかく食べておいた。

その後横になってると、隣のカーテン越しから「がんばってくださいね。私は生むことは出来なかったけど、元気な赤ちゃんを産んでくださいね」と言う声。
隣の人は気分が悪そうだったけど、出産という感じではなかったの。そしたら部屋を出ていく前に、そういう声をかけてくれました。
私は「ありがとうございます」と。

keiichiに腰をマッサージしてもらったりしながら、ひたすら風船が抜けるのを待つ・・・
そして2時頃、見に来た看護婦さんに抜けたことを確認してもらい、内診。
長かった・・・
でも分娩までにはまだまだならず、陣痛促進剤を打つ。
先生は「まだ2時間くらいかかるよ」と言ってたけど、その注射を打ったとたん、急にきた!!!
今までのは陣痛では無かったのでは?と思ってしまうほど、説明のできない痛さ。
自然とすごい声が出てしまう。
いきみたくてしょうがない。
どうしていいか分からないkeiichi。
我慢できずナースコールを押すと、婦長さんがきて「いきんでいいからね」と。
そしていい波なので、そのまま分娩台へ。
あっという間だった。先生も急いで呼ばれる。
もういきんでいいとなると、少し楽になった。
ここでもスイミングで教わった呼吸法を、実行できたよ。
keiichiは立ち会い、ビデオを三脚にセットして・・・後で見てみたら、ちゃんと写ってた。私は後ろ姿。keiichiや看護婦さんたちの動きが写ってる感じ。

何回か陣痛の波に合わせていきむ。keiichiは私の頭を持ち上げてくれる。
波の合間には水分補給してくれる。
お世辞かもしれないけど、「上手だね~」と看護婦さんたちに言われながら思いっきりいきむ。
後で見たビデオでは、私の首がものすごい真っ赤だった。
そんなになるまでいきんでたんだな~。

そして分娩台に上がった2時20分頃から始まり、2時46分に無事2962gのよしくんを出産。
終わった~というその時って、けっこう普通なんだよね。
あの痛さはどこへ?
笑顔で生まれたてのよしくんを抱き、写真をとったり・・・
「がんばったね」というkeiichiの言葉がやっぱり嬉しかったね。

分娩台から病室へ行く時は、車いすだったけど足はガクガクでした。

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