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コーヒーには、カフェインが含まれています。
これまで、このカフェインが、体に良くない影響を及ぼす、と言われてきました。
しかし研究も進み、このカフェイン自体にも、効能があると分かってきました。
コーヒーに含まれるカフェインの効能について、みていきます。
★眠気を防ぐ
これ、有名ですよね。
眠くなるときにはコーヒーを飲もう。眠け覚ましになるから。
よく言われることです。
カフェインがどうして眠気を覚ましてくれるのか、そのメカニズムについてみていきます。
脳は頭蓋骨の中で、 脳脊髄液 の中に浮かんでいます。
動物を眠らせないでおくと、脳脊髄液の中に プロスタグランジン D2 という物質がふえます。
プロスタグランジン D2 は、 睡眠物質 です。
プロスタグランジン D2 が増えると、その情報が アデノシン神経系 を介し、脳の奥に伝えられます。
視床下部の眠りを引き起こす部分がはたらき、眠くなります。
そこで、コーヒーを飲みます。
コーヒーの主成分であるカフェインは、 アデノシン神経系のはたらきを阻害 します。
脳が披露して、睡眠物質がたまってきても、 その情報が伝達されなくなります。
そのため、睡眠不足という情報が 脳に伝わりにくくなります。
だから眠くなりにくくなるのです。
コーヒーのカフェインで眠気を覚ましたいのなら、 昼寝の前 に飲むと効果的です。
昼寝をして、 20 30 分間 寝ると、すっきりと起きられるようになります。
★脂肪燃焼
コーヒーには脂肪燃焼効果があります。
コーヒーをのんで 1 時間後 に運動すると、脂肪燃焼しやすくなります。
なぜ 1 時間後かというと、カフェインを摂取して、 血中に入るまでに 1 時間かかる ためです。
ただ、コーヒーに砂糖を入れてしまうと、糖分摂取で脂肪燃焼効果が薄れてしまいます。
飲むときは、ブラックで飲みましょう。
★自殺を予防?
米ハーバード大医学部の河内一郎博士らによる研究です。
コーヒーを 1 日に 2 ~ 3 回飲んでいる女性は、まったく飲まない女性に比べて 自殺率が約 1/3 という結果が出ています。
これは、カフェインの精神高揚作用によると考えられます。
これは 1980 年の研究で、 34 ~ 59 歳の心身ともに健康な女性 86,700 人を対象に 10 年間、追跡調査を行いました。
結果として、
・飲まない人の自殺者→ 21 人
・飲む人の自殺者→ 35 人
という結果が出ました。全く飲まない人の自殺率を 1 として、 1 日平均 2 ~ 3 杯飲む人の自殺率は 0.35 と最もひくかったです。
4 杯以上飲む人は 0.42 、1杯以上なら 0.76 でした。
飲む量が多いと、自殺率がやや高くなります。
ただこれはカフェインを摂りすぎると良くない、というわけではありません。
たくさん飲むグループは、それだけストレスやアルコール摂取量も多く、それがカフェインの効能を 相殺 していると考えられています。
いずれにせよ、カフェインには神経を高揚させる作用があります。
ストレス社会の現代だからこそ、上手に利用して、ストレスの緩和をもたらしたいですね!
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