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高血圧には、本態性高血圧と、二次性高血圧があります。
本動体高血圧は、原因がはっきりしない高血圧を言い、全患者の 約 9 割 を占めます。
二次性高血圧は、なんらかの病気の症状のひとつとして、高血圧が現れる場合です。
本態性高血圧は、 遺伝的素因と、環境因子 が要因として挙げられます。
複数の要因が複雑にからみあって、発症します。
遺伝的素因とは、遺伝的に、高血圧になりやすい場合を言います。
環境因子は、生活習慣によるものです。
食塩の摂り過ぎ、肥満、運動不足、ストレス、飲酒、喫煙など、不規則な生活習慣が原因となります。
たとえ遺伝的素因があったとしても生活習慣を正しいものに整えることにより、発症リスクは低減できます。
高血圧を防ぐ、さまざな生活習慣について、みていきます。
★食塩の過剰摂取
食塩、つまり 塩化ナトリウム の摂り過ぎにより、高血圧となります。
塩化ナトリウムの過剰摂取は、腎臓の負担をたかめます。
腎臓は、尿中へナトリウムを排せつする役割を担っています。
しかし量が多すぎると、処理しきれなくなり、血液中に蓄積されてしまいます。
ナトリウムが溜まると、血液は水分を蓄えて、ナトリウム濃度をコントロールしようとします。
このようにして、 循環血液量が増加し、血圧が上がります。
★肥満
肥満は高血圧を引き起こす、大きな要因となります。
内臓脂肪 は、血液上昇に深くかかわっています。
内臓脂肪を減らすと、血圧が下がるという報告もあります。
また、肥満であると、体重が増えます。
心臓から送られる血液量が、それだけ多く必要となり、心臓の負担が増えます。
メタボリックシンドローム は、 内臓脂肪型肥満に高血圧、高血糖、脂質異常のうちいずれか 2 つ以上を発症 している状態を言います。
内臓脂肪が増えると、高血圧症だけではなく、 糖尿病や脂質異常症 などの生活習慣病も発症しやすくなります。
★喫煙
高血圧を防ぐためには、まず喫煙を止めることです。
タバコにはニコチンが含まれます。
ニコチンには、血管を収縮させ、血液を上げる作用があるのです。
タバコは動脈硬化を悪化させる要因にもなります。
進行すると、狭心症や心筋梗塞を発症するおそれもあります。
★ストレス
ストレスがあると、血圧が一時的に上昇します。
緊張すると、心臓がどくどくいってしまう経験は、多くの人にあるものです。
ストレス状態が続くと、交感神経の緊張状態が続きます。
血液は収縮し、血圧が高い状態で維持されます。
これにより、高血圧となるのです。
★運動不足
運動不足だと、血流が滞りやすくなります。
血流が滞ると、血液が通るために、より多くの圧力が必要となります。
これにより、高血圧となります。
運動すると、息が切れ、心臓がよく動くようになります。
適度に運動することにより、血流がスムーズとなり、高血圧になりにくくなります。
高血圧を防ぐために、できるところから生活習慣を見直していきましょう。
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