よしのぼり--トト神/趙雲子龍/黒田如水

よしのぼり--トト神/趙雲子龍/黒田如水

ミステリー<洋書>



著者名:カルロス・ルイス・サフォン

出版社:集英社文庫

感想:

舞台はスペインのバルセロナ。
主人公はダニエル10歳。
父親に「忘れられた本の墓場」まで連れていかれ、
そこで惹き付けられフリアン・カラックスなる作者の
「風の影」という本を手にしたところから
いろいろな出来事が起こる・・・。

確か朝日新聞の書評に「傑作!」とあったので、
読んでみました。
これは、「傑作です!」とにかく面白いです。

上下巻の長さは全く感じません。
下巻などは3日間の通勤時間でイッキに読みました。
「過去と現在の時間」と「過去と現在の人物」が
複雑に絡みあってストーリーが複雑ですが、
徐々にもつれた糸がほどけて、最後にはすごく単純な答えが待っています。
すごく難解な数式を解いたら、答えは「1」だったみたいな。

それから登場人物も魅力的です。
主人公のダニエルとその恋人。
ダニエルを助ける頼もしい友のフェルミン。
過去の人物は、まずはフリアン・カラックス。
その恋人ペネロペ。
カラックスを慕い続けるヌリア。
そして不気味な暗殺者「フメロ刑事」。
もちろんダニエルの父親とカラックスの父親も。

『誰かが私たちのことを覚えているかぎり、
私たちは生きつづけるということです。』

点数:

満足度   ★★★★★

ミステリー ★★★★★

サスペンス ★★★★★








書籍名:沸点の街
著者名:ミッチェル・スミス
出版社:新潮文庫

感想:
おもしろかったぁ~。
なにより登場人物が活き活きしていて、途中でも飽きない!
銀行強盗が娘を殺した犯人を追う設定もおもしろいです。
ミッチェル・スミスの他の作品を読みたくなった。


点数:
満足度   ★★★★★
ミステリー ☆☆☆★★
サスペンス ☆★★★★



書籍名:マンハッタン夜想曲

著者名:C.ハリソン

出版社:講談社文庫

感想:

私は、ロバード・ゴダ-ドの大ファンです。そのゴダ-ドの作品「永遠に去りぬ」で、作者自身がお気に入りの作品に上げられていたのが、この作品でした。
読んでみると、確かにおもしろい! 普通の人がいつの間にやら、事件に巻き込まれて、日常とかけ離れた出来事に遭遇する、という私の大好きなパターンです。
しかも、そこには魅力的な女性が登場し、もちろん、ベッドも共にしてしまいます。

 まあ、よくある話になってしまいますが、この作者はプロットがすごく上手です。殺された映画監督の残されたビデオテープもそれぞれが大変おもしろく、この行為が事件の全貌を明らかにする事になるのですが、そこまでに些細な点が実はヒントになっていたのかと後で気が付いたりします。

 是非是非、映画化されてしかるべきかと思う作品です!

点数:

満足度   ★★★★★

ミステリー ☆★★★★

サスペンス ★★★★★


「マンハッタン夜想曲」C.ハリソン



書籍名:ブロンドの鉱脈

著者名:E・S・ガードナー



ペリィ・メイスンシリーズです。

メイスンものは非常に読みやすく、展開も早いので面白いですね。

若い頃に「義眼・・」を読んだときは苦労したような気がするけど。

美人でスタイル抜群の依頼者とあっては、メイスンも依頼料1ドルでも働きますよね。

私は勝手にこの依頼者を峰不二子のイメージに重ねていたので、この女性が曲者なのか、どうかずっとわかりませんでした。

犯人を推理しましたが、微妙に間違えました。もう一人の同業者と思ったんですがね。



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