04年5月26日 神戸1日目

2004年5月26日(水) 午後18時30分開演
CHAGE and ASKA CONCERT TOUR 2004 two-five
神戸国際会館こくさいホールにて


セットリスト

~Opening Movie~
On Your Mark
ripple ring
HANG UP THE PHONE
no no darlin’
(MC)
36度線
天気予報の恋人
誰かさん~CLOSE YOUR EYES~
(MC)
光の羅針盤(コンパス)
心に花の咲く方へ
SOME DAY
C-46
(MC)
男と女
群れ
熱風
Sons and Daughters ~それより僕が伝えたいのは
(MC)
この愛のために
青春の鼓動
CATCH&RELEASE
僕はこの瞳で嘘をつく
YAH YAH YAH
SAY YES
(MC)
not at all~ripple ring~鏡が映したふたりでも
(詩)
WALK
~Ending Movie~



昨年の「THE LIVE」の大阪城ホール以来の、久しぶりの関西公演です。
神戸は大学時代を過ごした思い出の場所で、神戸でC&Aのライブを見るのは今日が初めてだったのでワクワクしてこの日を待ちました。
会場は神戸国際会館という場所で三ノ宮の街のど真ん中にあり、その建物の中にこくさいホールがあります。国際会館ではショッピングや食事もできて、「こんなところでライブするんだー!」と言った感じです。
入口の前でそのちゃん&Tさんと合流して、開場時間を少し過ぎてから会場に入りましたが、ロビーもグッズ売り場もすごく混んでいてビックリでした。
グッズを5000円以上買うともらえるバッグが売り切れたらしく、「すごいなぁ~」と感心していました。
今回は3階の5列目。頭のすぐ上には天井があり、ステージからも高さがあって下を覗き込むという感じだったのですが、ステージは見やすそうです。

いよいよ開演。
オープニングムービーが終わって、いよいよ二人が登場!!
「On Your Mark」 。「ようこそー!」とCHAGEさん。最後の「そして僕らは~♪」の部分では、今回はASKAさんがマイクからかなり離れていたのでオフマイクで歌っているのがよく分かりました。でも、ASKAさんの声はマイクから聞こえるくらいよく聞こえていました。
「そこから来たのさヘブン~♪たどり着きたいヘブン~♪」で次の曲へ。
「ripple ring」
「HANG UP THE PHONE」 。「待たせたね~!」とASKAさん。間奏の部分でピアノソロとASKAさんのスキャットがあったのですが、今回初めて気が付きました。今まで何で気が付かなかったんだろう~?
「no no darlin’」
3階だったのでステージの後ろのスクリーンの上の方が隠れて見えませんでしたが、ステージはよく見えました。

MC。
ASKAさん、「ようこそー!待たせたねー!!」盛り上がる観客。
「4月からやってきまして…初めて来た人、どっちがCHAGEでどっちがASKAか分からない人もいるかもしれませんが、顔だけでも覚えて帰ってください(笑)」。いくらなんでもそれは無いですよ~!
CHAGEさん、「この会館は好きな会館です。」と私たちにはうれしい発言。
「今回のタイトルは『two-five』で25、25周年と言うことです。だからと言って何もないんだけど(笑)。12月までずっとやって春から冬までやるのですが、神戸は春の部と言うことで。」
「CHAGE&ASKAのライブはフィルムで始まりフィルムで終わるというスタイルをとっていて、アンコールはありません。でも25年やってきましたが今まで『短い』と言う苦情はありません。『長い』と言うのはあったけど。『長くて電車に間に合わなかった』って。アンコールは本編に組み込まれています。消費税込み(笑)。今回は新曲もやります!それも2曲も!!」

「36度線」 。間奏の部分が前よりも長くなっていました。
「天気予報の恋人」 。「ASKAさんすっごく声高いなぁ~」と思いつつ聴いていました。
「誰かさん~CLOSE YOUR EYES~」

MC。
CHAGEさん、「座ってください、椅子もチケットに入っていますから」。ここですかさず、「椅子なーい!!」と立ち見の観客からツッコミが入りました。さすが関西ツッコミ!!
それに対して、「がんばって立っててね」とCHAGEさん。
で、ちらっと上を見て、「そこ3階?」と私たちのほうに聞いてきました。「ワー!」と私を含めて盛り上がる3階席。「がんばって天井を支えてください、2階ー!!1階ー!!」と点呼しています。
で、CHAGEさんが「神戸の皆さんに愚痴聞いてもらっていいですか?」と通報エピソード(浜松2日目のレポ参照)をはじめました。「この話に共感していただいた方はお手元のスイッチを押してください(笑)」
通報エピソードは前に聞いたよりもさらに面白く脚色されてました。個人的には「店員がひそひそ話していたのがこの小さい目からも見えるんですよ~!」のところで大ウケしました。
体脂肪計に乗って反省したと言うCHAGEさん、「(9月の)大阪までには誰か分からないくらいになってる」とのこと。
話が終わって、観客の反応がイマイチだったのか、「あまりウケなかったなぁ~」と首をかしげながらポツリ。その話はみんな会報で知ってるからかなぁ~?

「光の羅針盤」
「心に花の咲く方へ」
「SOME DAY」
「C-46」

MC。
「災難だったね」とASKAさんがいきなりCHAGEさんに話し掛けます。
「確かにね。ちょっとそう思われるような動きをしていたかもしれない。『燃焼系~燃焼系~♪』ってやってたし。ムーンウォークも。」というCHAGEさんに対して、「やってないない」とASKAさん。
「オレはつかまったけどね。中学校の時万引きがはやってて…」と話をはじめるASKAさん。
「流行るわけないだろう」とCHAGEさん。
「赤丸急上昇(笑)。で、どんな風にやるのかと思って見に行って」といってギターの後ろで隠れながらちらちらと見ているASKAさん、「見てたら肩をたたかれて…」と、肩を叩かれた相手に笑いかけながら振り向いたら警官でビックリと言うしぐさをして会場の笑いを誘っていました。
「連れて行かれました。みんな泣いてるから泣かなきゃいけないのかなぁと思って泣きました」
「警視庁24時みたいな」というCHAGEさんに「私は…」とボイスチェンジャーで声を高くしたマネをするASKAさん。

「男と女」について。
ASKAさん「23年前に作った曲で、何回も詞を書き直されて。今から考えると若かったんですけどね…。変わったのは2行だけだけど。」
「タイトルは言わないの?」とCHAGEさんに言われて、「…終章です」とASKAさん。
「それオレの曲じゃん!」と言うCHAGEさんに対して「オレの曲じゃなかったっけ?」ととぼけるASKAさんです。
「曲まで万引きするなよ~」とCHAGEさん。
「(外で)曲流れて来たら自分の曲かな?とか思わない?」とASKAさん。
「どこでも『SAY YES』が流れていた頃、パチンコ屋で『SAY YES』の『ジャーン♪』が流れると恥ずかしくなったけどね」と隠れるふりをしながら話すCHAGEさん。
「で、タイトル言わないの?」といわれてやっとタイトルが発表されました。
そこから歌に入るのですが、歌に入るタイミングがつかめずなかなか歌に入れないASKAさん。ようやく歌へ。

「男と女」
「群れ」
「熱風」
「Sons and Daughters ~それより僕が伝えたいのは」 。今回も演奏を止めてCHAGEさんやメンバーに拍手を送っていました。

MCです。
「23年前の『男と女』、『オスとメス』カブトムシ的には(笑)。『群れ』、2枚目のアルバムのタイトルにもなっている『熱風』、『Sons and Daughters』を聴いていただきました。」とCHAGEさんが曲紹介。
「熱風」で思い出したのか、「関西の人は遠いかもしれませんが、8月熱風ライブをやります。と宣伝。
メンバー紹介。CHAGEさんがニヤニヤしていました。旭さんを「ジュン・アサヒ~!」と紹介していました。最後に「ASKA!」と紹介して、「ただいまご紹介に預かりました…」とASKAさんが観客に御挨拶。で、「CHAGE-!」と紹介。
「背伸びしましょう!」とCHAGEさん。「バラードが続くと眠くなる人がいますから」と背伸びして、「後半戦行きましょう!」でいよいよ後半戦へ!!

「この愛のために」 。アレンジが前回の浜松2日目・周南で聞いた「THE LIVE」バージョンからアルバムバージョンに変わっていました。最初が静かなアレンジなので、私を含めて曲の途中から立つ人が多かったです。
「青春の鼓動」 。ふたりでスピーカーの前に出て歌っていました。最後のASKAさんのハーモニカが長くなっていました。
「CATCH&RELEASE」
「僕はこの瞳で嘘をつく」 。ASKAさんが今日は早々にギターを下ろしてマイクで歌っていました。ASKAさんが花道を右に左に。花道付近の観客はかなり盛り上がっていて羨ましかったです~!
「YAH YAH YAH」 。CHAGEさんが花道を動き回っているなぁ~と思って見ていたら、花道でスケッチブックのようなものをカメラに向かって見せていました。「あそこに何を書いてるのかなぁ?」と気になりつつ見ていたのですが、これがエンディングで明らかになることに…。
一方ASKAさんはマイクに絡んでパフォーマンスをしていたようなのですが、マイクスタンドもASKAさんもヨロヨロしていて、花道から戻ったCHAGEさんがそれを見て大爆笑!!何かを叫んでいたようなのですが、何を言っているのかは聞こえませんでした。CHAGEさんはそのあともずっと笑いを引きずっていました。
サビでは「聞こえない!!」とCHAGEさんが観客をあおるので精一杯の声を出しました。
「SAY YES」 。周南と同じくタオルで観客をあおぐCHAGEさん。ついでにASKAさんをあおぐとASKAさんは後ろによろけるマネをしていました。

最後のMC。
ASKAさん「今回のテーマは”人”、”縁(円)”です。」
「今日隣にいる人が前にも隣だったこともあるかもね。」というASKAさん、それとはちょっと違うのですが、私が行くところでいつも見る人はいますね~。(実はその人が今日は私の3つ隣の席だったのです!私とその人それぞれ二人組みで見ていたので、並び方によっては隣同士だったかもしれない…)
「人は死んだ瞬間に生まれてそれが繰り返されている。昔に偉い人がいたけど、それって自分のことじゃない?」
「人は見たことや聞いたことを全部覚えていて、奥からSAVEされて、アクセスして記憶を取り戻してる。死んだ記憶というのが一番新しい記憶で、自ら命を絶つ人は、いろんな理由があるとは思うけど、生まれ変わってもその記憶が一番新しいところに残っている。ので、一度生ききってみようよ」とASKAさんは「説明するのが難しいね」と言いつつ、言葉を選んで話していました。

「not at all」
CHAGEさんが後ろに下がってASKAさんが詩を朗読します。

「人は願うものがあるから果てしない。
人は願うものがあるから果てしない。
僕の世界、君の世界。
僕の宇宙、君の宇宙。
人は宇宙の中にいるのではなく人が宇宙を持っている。
人はすごい、人はすごい、人はすごい、人はすごい、人はすごい…
人は願うものがあるから果てしない。
人は願うものがあるから果てしない。」

詩の朗読が終わった後に拍手が起こりました。
「WALK」
今日はASKAさんの気迫がものすごく感じられて、びしびし伝わってきました。声が体から振り絞られている感じがして、「今日はなんかすごいなぁ~」と思っていました。
ラストの歌も終わって、最後はみんなでご挨拶。

エンディングムービー。
スクリーンに国際会館前の道路が映って、国際会館の建物が映って、「神戸国際会館」の文字が映ると観客が大盛り上がりになりました。今日はふたりの楽屋入りの様子が映っていました。観客がエスカレーターで入場する場面、誰もいない客席、リハの様子、ライブ中の様子が映っていました。
前回のときはカウントダウンライブの映像も入っていましたが、今日は全てtwo-five(全部今日の映像だと思うのですが…)の映像でした。
その中にCHAGEさんがスケッチブックを持った場面が登場!!表面が「神戸のみなさん」で、裏面が「ありがとう 24」と書かれていて、何回かくるくるっと裏返しにしていました。
「あれはそういうことだったんだ~!!」とやっと分かって、「なかなかいいことをしてくれるなぁ~!」と感激しました。
このアイデアは今日のこのライブから始まったらしいのですが、今回のエンディングだからこそできるワザですよね~。

こんな感じでエンディングでも大盛り上がりで、コンサートは終了!
ロビーには終演21時20分と書いてありましたが、終わった時にはその時間を少し過ぎていました。
次はライブの興奮覚めやらないまま、明日の神戸2日目の公演を迎えます!!





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