06年3月13日 My Game is ASKA 神戸

2006年3月13日(月)　午後18時30分開演
ASKA Concert Tour 05>>06 My Game is ASKA
神戸国際会館こくさいホールにて

セットリスト

君が愛を語れ
birth
はるかな国から
風の引力
(MC)
君が家に帰ったときに
In My Circle
君の好きだった歌～背中で聞こえるユーモレスク
(MC)
愛温計
good time
(MC)
Girl
同じ時代を
月が近づけば少しはましだろう
(MC)
you＆me
共謀者
花は咲いたか
Now
loop
晴天を誉めるなら夕暮れを待て
next door
～散文詩朗読
心に花の咲く方へ
抱き合いし恋人
(アンコール)
君は薔薇より美しい
Cry
はじまりはいつも雨

神戸は最初は行く予定ではなかったのですが、発売日を過ぎてもチケットが残っていて、仕事をしてから駆けつけても間に合うことが分かったので、やっぱり行くことにしました。
それに、神戸は大学の6年間を過ごした思い出の場所でもありますしね。
会社を定時に出て、三宮駅に着いて精算をしていると、ひとりの女性に「国際会館はどこですか？」と聞かれたので、「私も行くので、一緒に行きましょう」と一緒に行くことに。
今回の会場は「two-five」でも来ているし、一応神戸は詳しいつもりなので、サクサクっと会場に到着。
女性と別れて、立ち見の列に並びました。

今回の座席は1階の立ち見。先日の大阪フェスティバルホールと同じく、係員に連れられて1階席の一番後ろにつきました。
今日はお客さんがぎっしり入っていたので、「みんな立ったら見にくくなるだろうなぁ～」とちょっと心配しながら開演を待ちました。

今回の衣装は黒シャツ。
「この順番で行くと、次は白で、最終日は黒かなぁ～」なんて考えてしまいました。

「君が愛を語れ」

「birth」

「はるかな国から」
観客が一斉に立つと、ステージが予想通り見えなくなってしまいました。
かろうじて見えるところを探して、ピョンピョン飛びながら必死にステージを見てました。

「風の引力」

MC。
「待たせたね～！！」とASKAさん。久しぶりに聞くASKAさんの「待たせたね～」でした。神戸は久しぶりですからね～。
「ここを含めてあと3つです」、そう言えばもうカウントダウン状態になってたんですね…。
寂しいなぁ…。

観客が座ったのでようやく見晴らしがよくなりました。
「ソロコンサートをするのを楽しみにしてました。ソロは方向性が決まってないし、CHAGE＆ASKAも方向性が決まっていません。聞かれたらとりあえず何か言わなきゃと思うんだけど。」

そこで、ふと思い出したのか、突然ASKAさんが新幹線で神戸まで来た時の話を始めました。
「40円がなかったんです。キャッシュカードは持っているんだけど、40円足りなくて。『カードで何とか出来ませんか？』って聞いたら、『大阪で降りてください』って言われて。神戸までいけたけど、『40円ないんですか？40円ですよ？』って。だってないんだもん。」
「駅に降りてキャッシュカードを使おうと思ったら、プリクラの機械みたいなのしかなくて、タクシーも無銭で乗って、コンビニを見つけたときはホッとしました。そんなことを思い出します」とのこと。

いつものように「君が家に帰ったときに」の紹介では、「彼氏が彼女の入院している病院に見舞いに行くという歌ですが、タイトルが訳分からなくて40円状態になってます(笑)」とASKAさん。今日はサブタイトルはナシでした。

「君が家に帰ったときに」

「In My Circle」

「君の好きだった歌～背中で聞こえるユーモレスク」

MC。
「若い頃、例えば高校生くらいにしておこうかな。年が落ち着いたミュージシャンはジャズをよくやっていて、それがカッコイイと思っているのかと思ってました。その年になってみて、やりたくなったんです。カッコイイと思うんですよね。」
「森繁久弥さんの有名な言葉に『台詞は歌うように、歌は語るように(だったかな？)』というのがありますが、(あるとき)フッとはいってきた。歌は同じ時代の人たちが共有するためのものだと思うんですよね。」

「よく澤近氏のピアノの邪魔をするのですが、今回のアルバムで遊びながら作ったのも何曲かあります」と、今回も澤近さんとの即興曲のコーナーが始まりました。
「もう十回くらいやった？」と澤近さんに聞くASKAさん。「アルバム出来るよね？(笑)」ホントにこのツアーで披露した曲でアルバムを作ってほしいです！
どういう曲調にしようかと考えながら、「じゃ、シンプルなので」と澤近さん。
澤近さんのピアノの演奏を聞いたASKAさんが低い声で歌いだしました。聴いたことのある歌だったのですが、何の歌だったかを忘れてしまいました…。
「違う違う」と歌いなおすASKAさん。歌に合わせて、ドラムの江口さんが「シャラララ～」と音を入れていました。

即興曲が終わって、ASKAさんが澤近さんと握手。
「考えていることなんでも分かる。70年の付き合いですから(笑)」と澤近さんとの信頼関係を冗談交じりで話すASKAさんです。
「延々続いて、一番が長くなっちゃう(笑)」

「ユーモレスクのベースが70歳、クラリネットも70歳」と外人クラブでの縁の話になりました。
「すごいよね、全て繋がっている。上から繋がって、次へ繋げている。最近、環境のことがよく話題になりますが、未来のためにと言うのではなく、生まれ変わる自分のためにって思えばいいんだよね。」
「ここに来てくれたみんな親戚なんじゃないかと思う。親戚だけ集まったコンサートってどうなんだろうって思いますが(笑)」、ここでASKAさんが観客に「親戚～！」と呼びかけました。
「親戚に歌を歌います」

「愛温計」

「good time」

MC。
「隣の人を起こしてください～。歌っている方も眠くなることがあります。これ、フォローだからね～(笑)」とASKAさん。
「不思議なことがあります」と香港整体師の話が始まりました。
CHAGEさんがギターをジャカジャカ弾くマネをするASKAさんに会場が大爆笑！！
転倒した時の様子を手で説明しようとして、マイクを落としてしまって、マイクを拾ってガチャガチャセットして、「次の曲は…」とASKAさん。
客の「首折れてる！」に、「折れちゃったんだ…折れちゃったんだ…」と顔を覆うASKAさんはとてもお茶目でした。

整体師の治療の様子ではカンフーも入れつつ、今回も会場の爆笑を誘っていました。
しかし、この話をするASKAさんはホントに生き生きしてるよなぁ…。

香港整体師の話も終わって、歌う気持ちに切り替えられなくて、「このままじゃ『Girl』にいけない。誰か歌ってくれる？って無理だけど」とASKAさん。
「私でよかったら歌いますよ！」という勇気は私にあるはずもなく…。
「話が長い」と大久保さんのマネもしていました。

「Girl」

「同じ時代を」

「月が近づけば少しはましだろう」

メンバー紹介。
ドラムの江口さんを紹介すると、「ダダン！！」とドラムの音が聞こえました。
ASKAさん曰く、「あと3ということを表現しています」とのこと。
他のメンバーも紹介したあとに、「以下同文！！」とASKAさん。
古川さんが「グワシ！」のポーズをして、「東京では楳図かずお氏が見えていました」とのこと。
コーラスの一木さんの紹介では、一木さんが吹き矢を放って、ASKAさんの顔にブスリ！！(実際にはやってませんよ～。あくまでもマネですので…。)
顔から矢を抜いたASKAさん、「やるなよ～、反応するから(笑)」とのこと。

「you＆me」
ASKAさんとSHUUBIさんがいい感じに歌っていました。

「共謀者」
再び観客が立ったので、人と人のあいだからかろうじて見える場所を探しました。立ち見はやっぱり大変だぁ～！

「花は咲いたか」

「Now」

「loop」

「晴天を誉めるなら夕暮れを待て」
後ろに誰もいないので、ひとりではしゃいでしまいました。

「next door」

「心に花の咲く方へ」

「抱き合いし恋人」

「ありがとう親戚(だったかな？)」と言ってASKAさんとメンバーが退場。
退場したのもつかの間、再びアンコールで登場！！
「アンコール慣れてなくてごめんね！」とASKAさん。
ぐるっと会場を見回して、「いい会場だね！！」と、ASKAさんからお褒めの言葉をいただきました。そう言ってもらえると、自分のことのようにうれしいなぁ～。
いつもの、「綺麗な人が多いね～！！君は薔薇より美しいんでないかい？」で次の歌へ。

「君は薔薇よりも美しい」
ASKAさんが間奏を何度か繰り返して遊んでいました。

曲が終わって、「これが青春だ」をまた歌っていました。
「カラオケでこの曲(『君は薔薇よりも美しい』)と、玉置浩二と井上陽水の歌、夏の恋の…なんだっけ？『夏の終わりのハーモニー』をよく歌います」とASKAさんが恒例となりつつあるひとり対談を始めました。
「自分の歌は真剣になってしまうので歌わないんです。唯一歌うのは提供曲で、A面って言えばいいんでしょうか？そっちには入らなくてB面になってしまったんですけど、『Cry』を歌います」

「Cry」
ASKAさんとSHUUBIさん&一木さんが見つめあって、「oh　cry　cry　cry～♪」と歌っていました。

「『oh　cry　cry　cry～♪』の大合唱でしたね」とASKAさん。
「またやりたいね！！」

澤近さんの「チャン～チャン～チャン～」のピアノに合わせて、ASKAさんとバンドメンバー全員でご挨拶。
で、そのまま歌へ。

「はじまりはいつも雨」

今日は演奏がとてもよかったように思います。会場がよかったのかなぁ～？
残りはとうとう2本になってしまいました。
次はいよいよツアー最終の地、大阪へ上陸です！！

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