03年2月27日 広島


2003年2月27日(木) 午後6時半開演
CHAGE&ASKA CONCERT TOUR 02-03 THE LIVE
広島郵便貯金ホールにて


セットリスト
~Opening Movie~
夢の番人
太陽と埃の中で
the corner
(MC)
BROTHER
そんなもんだろう
夢の飛礫
(MC)
WALK
今日は…こんなに元気です
(MC)
僕はこの瞳で嘘をつく
river
(MC)
終章(エピローグ)
クルミを割れた日
(MC)
ひとり咲き
YAH YAH YAH
なぜに君は帰らない
港に潜んだ潜水艇
Trip
THE TIME
鏡が映した二人でも
(MC)
PRIDE
~Ending Movie~


今日は結論から言うと、MCがかなり絶好調だったので、歌よりもトークの方が印象が強いライブでした。ということで、今回はMC中心のレポになると思いますが、どうかお許しを。

2日間の広島公演の2日目に参加しました。大阪から福山でバスを乗り継いで広島まで向かいました。
広島でお好み焼きを食べるつもりをしていたのに、広島に向かう途中でうっかりたこ焼きを買ってしまいました。「粉もん食べるのにまた粉もん買ってしもた!!」と自分にツッコミ。
目的地に向かう途中で偶然にも会場の横を通りました。横を通るとは思わなかったのでちょっとビックリ。ツアーバスが止まっているのがよく見えました。思わず車窓からじーっと見つめてしまいました。

念願のお好み焼きを食べて、ゆっくり買い物をしてから会場に向かったつもりでしたが、開場時間前に着いてしまったので、少しだけ外で待ちました。今日は5時25分ころの開場。今回は新しいツアーグッズがなかったので、グッズ売り場はそのまま素通り。
今回は11列目と、私にしてはとてもステージに近い場所でした。横を見ると花道も近くに見えます。「花道のぎりぎりまで来てくれたら結構近いなぁ~。」と思いつつ開演を待ちました。

今日はほぼ時間どおりの開演。
オープニングムービーの最初に12日に発売になる「MUSIC ON FILMS」のCMが流れました。「そんなもんだろう」のPVがちょっとだけでも見れてうれしかったです。

幕が開いてふたりが登場。今日はいつもよりも近くに見えたので、ちょっと私の興奮度も高かったかも。

♪「夢の番人」
前奏の部分でASKAさんが後ろを向いておしりをフリフリ。観客が「かわいい~」。
♪「太陽と埃の中で」
♪「the corner」
ここで、ASKAさんが花道の方へ!ち、近い!思っていたよりもすごく近い!!思わず、ASKAさんに向かって手を振りまくってました。
今日のふたりはいつもよりもなんだか楽しそうでした。いつもよりものびのびとした感じで、動きも多いし、ところどころでいろんなポーズをとったりすることが多かったと思います。この曲でも、ものすごくノリノリのふたり。こっちまでつられて楽しくなってしまいました。
最後はCHAGEさんが花道へ。曲が終わり、ぴたっと止まるCHAGEさん。数秒停止して、帰り際にピックをポイッと客席の方へ。その周辺の観客がピックの取り合いになっていました。
私は、「えぇぇぇ~、いいなぁ~~~」と思わず心の叫びを声に出してしまいました。

ASKAさんのMC。
「広島は4日間やります。今日の2日間としばらく日を空けて2日間。
とりあえず…とりあえずってよく言うなオレ。」とふと思いついたように言うASKAさん。再び話に戻って、「とりあえず、」とまたまた言ってしまったASKAさん。今度は「とりあえず多い!!」と間髪をいれずに自分につっこんでました。その間ゼロコンマ1秒くらいかも。
「僕らの作ったものと、終わった時のみんなの気持ち(だったかな?)がひとつに重なって、幸せだなぁというのが出てくればいいと思っています。」
最後にASKAさん、「…(何を言ったのか聞こえませんでした)、音最高!!」と誰かに向かって叫んでいました。音がよくて歌いやすかったのかな?だからふたりともノリノリだったのかも~。

♪「BROTHER」
♪「そんなもんだろう」
♪「夢の飛礫」

CHAGEさんのMC。
「いらっしゃい、座ってください。」ここでお客さんがちょっともたもたしているように見えたのか、「コートをまたひざに置かないとダメなんですよね。」とCHAGEさん。
夏のツアーだったらもうちょっと身軽なんですけどね…
『有酸素運動をして体脂肪を減らそう!in広島』といきなりのサブタイトル。広島とは何の関係もないですが…
STAMPの話。
「やってみたら楽しいのなんのって。でも、『じゃけん、オリジナルの方がいいじゃけー。』、でいいのかな?」とCHAGEさん。広島弁のつもりだったようですが、「ちょっと違うー!」と地元民につっこまれてました。
「今回のコンサートが初めて、ライブ自体も初めてのお客さんもいると思いますが、必ずや!!」と、ムービーのセリフ風に話すCHAGEさん。会場大爆笑。「必ずや、ライブの虜にして見せます!!ではSTAMPの中から僕の大好きな曲を。」

♪「WALK」
♪「今日はこんなに元気です」

MC。
「今日は…」について。
CHAGEさん「ボーカルは僕がやりましたが、セリフは飛鳥涼(なぜかフルネーム)がやってます。僕がセリフをやったら無記名で投票があってなくなりました」。
観客に「やって~」と言われてセリフに挑戦するCHAGEさん。「あの頃の僕らは、いつも愛することに精一杯で…」となぜか東北弁の口調になるCHAGEさん。だからセリフができなかったとのこと。ASKAさんは「いや、もっとひどかった」とCHAGEさんと同じよう(それ以上?)に東北弁口調でセリフを話していました。

CHAGEさん、「実は、『14番目のSTAMP』がありまして、そこは飛鳥涼(またまたフルネーム)に説明してもらいましょう。」とASKAさんにバトンタッチ。
で、「そんなこと言うなよ~」と左手で顔をおおって上向き加減のポーズをとるASKAさん。「そのポーズは何??」と思っていたら、この前の特番でマイケルジャクソンがやっていた嘆きのポーズとのこと。会場が大爆笑!!ASKAさん、おもしろ過ぎ~!!
「マイケルの番組見てたから。同い年なんですよね。ピーターパンになりたかったよ~。」と再びあのポーズ。マイケルが番組でそんなことを話していたのでしょうか?分かっていたら、私もその番組見たのに~。
ASKAさんのセリフを聞いたCHAGEさんは、「オレはピーターになりたい!」
ピーターっすか、CHAGEさん…
ASKAさん、「実はもっと多くて、『26番目のSTAMP』だったと。本当は2枚組みの予定だったんです。(どよめくお客さん)…意気込み的には(笑)。それくらいの気持ちでやらないと」。
ここのMCでだったと思いますが、「大きな古時計」の話になって、「あれだけヒットするとは思いませんでした。」とASKAさんがポツリ。「対抗して『ぞうさん』をやろうかと思ったのですが、そばにいるやつひとりが反対しまして。『犬のおまわりさん』をやりたいと」。

♪「僕はこの瞳で嘘をつく」
前のコンサートとちょっとアレンジが変わっていたような気がしました。曲順は10公演目くらいから変わらないのですが、アレンジなどの細かいところは少しずつ変わっていってるのかなぁと思いました。
♪「river」

MC。
CHAGEさん、「14番目のSTAMP、『僕はこの眼で嘘をつく』でした。嘘もますます巧妙になるという。」

「終章(エピローグ)」の話になる前にASKAさんのギターを見ると、今回はあのスケルトンのサイレントギターではありませんでした。ASKAさんのあの変なマジック、また見たかったかも。ちょっと残念。
CHAGEさん、「終章はPRIDEでやりましたが、アレンジが気持ちよかったので歌わさせてもらいました」。
で、いつものように10代~100代の終章の話。
CHAGEさん、「10代の終章はASKAの実家の押入れのダンボールの隅にあるそうです。」
「ファンだったから」とASKAさん。「毎週1回ライブがあって、僕は傍観者として見ていました」。
「お客さん、3人だったときもありましたね」と懐かしがるCHAGEさん。
20代、30代と来て、40代になって、CHAGEさんの節目大好き話。
CHAGEさん、「節を見るとポッとしてしまうんです。関節も好きです。関節フェチ」。
「どこの関節がすきなの?」とASKAさんに聞かれて、「全部好きです」とCHAGEさん。「節子という名前も好きです。ここで不思議な現象を見せましょう。節子が増えていきますから」と、「節子マジック」を見せるCHAGEさん。1回目からたくさんの節子さんがいたような気もしますが…
「節夫もいますか?」と節夫の名前を呼んだのですが、男性よりも女性の声が大きくて、「今のは見なかったことに…」とASKAさん。
それから何度か節夫の名前を呼んだのですが、男性の声援が女性の声援にかき消されていました。
「節夫さん、昨日よりも少ないですね。昨日はたくさんいたのに」とちょっと残念そうなふたりでした。
60代。「オレ横にいないといけない?」とASKAさん。吐息成分が多くなる70代に続いて、80代(90代と混ざってるかも)。「ボタンで上がるベッド、パラマウントベッドで歌ってる。幕が開いたらベッドも上に上がって。点滴だらけで歌う。」とCHAGEさん。
そこでASKAさん、「ちょっと待って、現場検証させて。オマエはそこにいるだけでいいんなら、オレの存在は?」。
CHAGEさん、「『1、2、3、ハイ』って(肩をたたいて)出だしを教えてくれたらいい。あとは、たまに聴診器を当てて」。
「よかった。一応音楽的な役割を果たしてるんだ。」とASKAさん。
100代で「本当のエピローグ」とCHAGEさん。ここでまた「チン、チン」と鳴ってCHAGEさんが拝む仕草。
ASKAさん、「オレがインタビューに答えないといけない」。
CHAGEさん、「あなたはまだ元気なんですか」。
ASKAさん、「最後の息を引き取るところをみとりました。最後の言葉は、『エピローグ…』」と手を上に上げて苦しそうに「エピローグ」というASKAさん。面白がって何回か繰り返していました。
「おまえ、今日ホント面白いわ。」と爆笑のCHAGEさん。ふたりとも笑いがおさまりません。
そこで、無理矢理歌に入ろうとするCHAGEさん。ASKAさんが、「ちょっと待って、もう少し話をしよう。」とCHAGEさんを止めていました。
「深呼吸しよう。吸って~、吐いて~、吸って~、そのまま後ろに倒れて~(笑)」とASKAさん。

♪「終章(エピローグ)」
今日のASKAさんのギターは1~3弦がナイロン弦のギターでした。あれもクラシックギターというのでしょうか??
♪「クルミを割れた日」

MC。
メンバー紹介の前に、「3月12日発売の『MUSIC ON FILMS』に入っている『夢の飛礫』はオールここで撮ったin広島、監督も広島~」とCHAGEさん。「ちょっと宣伝も入れました」。続いて、「ゴキゲンなやつらです。」とメンバー紹介。メンバー紹介がASKAさんにバトンタッチされて最初に出た言葉が、「ローディー、バル」。
ASKAさん、ここからローディーさんは見えないっすよ…。言った本人もちょっと首を傾げていましたが。
最後の澤近さんの紹介のあと、「さわちかだいすけ、でなくたいすけ。よく間違われるんですよ。そんな滑舌が悪い僕たち、僕ですが、デビューしました。デビューした頃は出身地を聞かれて、博多と答えると相手の態度が変わった。博多はデビューした先輩も多く、広島も多いですけど、がんばったら何とかなると思っている人が多かったのではないかと思っています。それで得したこともありましたが。」
ここでまたまたASKAさんがマイケルのポーズ。「これいいね。」と気に入った様子。そのあとで林家三平のように手を頭の横において、「これじゃないからね」と。
ASKAさんはいろんなところでこのマイケルのポーズを織り交ぜていました。そのたびにCHAGEさんが爆笑してました。
「歌謡曲を聞いて育ちました。CHAGEはアニキの影響で洋楽、ビートルズですが。アニキがいていいですね。僕はアグネス一本でした(笑)。白い靴下はもう履けない(とかなんとか言ったような?)」。白い靴下の話は私にはちょっとわからなかったのですが、他にも私と同じような人がいたらしく反応が悪かったので、ASKAさんは首をかしげて「これは却下」と自分に言い聞かせるように言ってました。
「歌本を広げればどのページの歌でも歌えたし……みんなで戻ろう。でも、終わったらこっちに戻ってきてね。」

♪「ひとり咲き」
23年の時間を感じさせないくらいかっこいいです。今日も力いっぱい歌う二人。
♪「YAH YAH YAH」
今日は、「ひとり咲き」のあとの「戻って、戻って~」のあとに、CDどおりの「ん~」という出だしがよく聞こえました。2番の最初にCHAGEさんがギターをポコポコと叩くところがあるのですが、ふと見るとASKAさんも同じようにギターを叩いていました。歌が終わったあと、ASKAさんがあのマイケルのポーズで舞台袖に移動していました。それがおかしいのなんのって!!
ASKAさん、新しいキャラを発掘してしまいましたね!!
♪「なぜに君は帰らない」
「ライブってなんでこんなに楽しいんだろう?」と自問自答するくらい楽しくて仕方がない私がいました。あんなに楽しかったのは今までになかったかも。
♪「港に潜んだ潜水艇」
ここでもかなり盛り上がっていました。ふたりとも本当に楽しそうに歌っていました。
CHAGEさんは暑かったのか、T‐シャツの袖をまくって腕を出して歌っていました。
ギターソロ。
♪「Trip」
♪「THE TIME」
ステージと客席が一体になってこの曲を盛り上げていたように思います。
ホントにライブってたのしい!!
♪「鏡が映した二人でも」
今日もASKAさんの生アカペラが会場中に響き渡っていました。さっきまでの興奮とは打って変わって、静かな感動が会場をつつんでいました。

最後のMC。
CHAGEさん、「2階―!楽しかったですかー!」
「CHAGE&ASKA THE LIVE 今日は飛鳥涼ではなく、マイケルASKAだったよin広島(笑)」と3つ目のサブタイトル。
「もう終わりだよ」というCHAGEさんのMCに「え~っ!」とがっかりの観客。もう終わってしまうのかと思うとちょっと寂しい私でした。
詳しいMCの内容は忘れましたが、これからもずっとこんな感じでライブをやっていきたいとか言っていたような?
ASKAさん、「THE LIVE おまえさん、そういうこというのかい?in広島」とサブタイトルを言いつつ、ちょこっとムーンウォークのようなこともやっていました。
「今年24周年を向かえて、25周年を迎える12月31日ににカウントダウンをやります。場所は札幌になりそうです。(候補地として)東京、大阪、名古屋、福岡、広島は…広島ドームができたら…。こいつが全部決めてます。」と後ろで座っているCHAGEさんを指していました。
「薄着大会をやります。(現地で)薄着になるんじゃないよ。どれだけ薄着で来れるか(笑)。年末忙しいとは思いますが、ファンでない人にも広めておいて下さい。ねずみ講のように(笑)」。
「『抱負はなんですか?何がやりたいですか?』飽きた。聞かれるのに。その場その場で適当なことを言ってきたけど、今できることをして、次にやることがでてくる。それで、後ろを振り返って(ASKAさんが後ろを振り返ったときにCHAGEさんが手を降っていました)、あれが谷だったんだ、あれが山だったんだと言いたい。」

♪「PRIDE」


終わってメンバーとみんなで挨拶して花道に二人が来てくれました。観客が花道に一斉に押し寄せていて、その様子が見ててちょっと怖かったです。CHAGEさんは前に出てきてみんなにハイタッチをしていましたが、ASKAさんはちょっと後ろの方で挨拶をしていました。
そして、「楽しかった~、ありがとう~!、またやろうね~!」とふたりはスキップしてステージを退場しました。

終わったのは9時35分頃だったと思います。ふたりともすごく楽しそうだったし、私もとても楽しかったライブでした。




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