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ゼンハイザー(Sennheiser)のヘッドホンは大昔から好きで黄色いスポンジの HDー414 に憧れていたのを思い出します。当時の有名処では Yellow Magic Orchestra の坂本龍一氏がライブで使っていたりして、超軽量なオープンエア型だった事もあり「プロ用」と言うより「マニアック」な印象ですかね。現在の私は、有線モニターイヤホンの定番だった「IE 100 PRO」を持っていますが、モニター型とは言え、いかんせん古い機種ですので、現在の機種と比較すると凡庸かもしれません。4.4mmバランスケーブルにリケーブルもしましたが、基本的にはモニター型らしいフラットな音が基本で、イヤーピースで調整して好みの音にしましたが結局はワイヤレスの利便性に負け、ほとんど使っていません。一方でヘッドホンは、有線では大昔オーディオ専門店に勤めていた頃に購入した SONY の定番スタジオモニターヘッドホンの元祖 MDR-CD900(STではない)を使い続けていまして、このヘッドホンの音が私にとっての「リファレンス」です。ですが、このヘッドホンは密閉型なので長時間の視聴にはあまり向いていません。ワイヤレスヘッドホンはサラウンドヘッドホンのパナソニック RP-WF7 を使っていて使用感は悪くなかったのですが音質は評価するレベルではありません。その後に、パイオニアサラウンドヘッドホン SE-DRS3000C を追加しました。こちらの音質は、評価に値するレベルを確保していて機嫌が良い時は快適に視聴できるのですが、機嫌が悪いと「音切れ」が酷いのです。その状態は日増しに酷くなり Wi-Fi 飛び交う現在は「野中の一軒家」にでも移り住まない限り、視聴出来ないと思います。同じ2.4GHz帯域を使用しているはずなのですが、パナは音切れとは無縁なのにパイオニアはまともに使える時の方が少なくなってしまいました。音が良かっただけにとても残念です。そして今回は Amazon ブラックフライデーのセールでなんと半額以下になっていた、タイトルの Sennheiser HD 599 SE を数十年ぶりに新品で購入しました。ワイヤレスサラウンドヘッドホンは数も少なくてクオリティも微妙ですし、ワイヤレスはイヤホンに任せ、有線で音質優先と考えつつ、今回はモニター型ではなくリスニング型でオープンイヤーなゼンハイザー定番モデルをゲットする事にしました。まぁ、ぶっちゃければ「お値打ち価格」に釣られました。はい。「SE」は Amazon 限定モデルでセールの度に安くなるので買うタイミングが重要です。本機は今どき流行りのリケーブルに対応していますが、付属品としてステレオ標準プラグとミニプラグ変換アダプターだけでなく短いステレオミニプラグのケーブルが付属していたのがとても嬉しいです。というか、ウチの環境ではステレオ標準プラグのケーブルは使い道がありません。袋に入っているのは追加購入した中華製の 4.4mm バランスケーブルです。私がヘッドホンやイヤホンに出せる金額の上限は1.5万程度で、2万を超える製品を購入する気にはなれません。ですが「1万の壁」や「2万の壁」は確かに存在していて、壁を超える度に音質の差は歴然なので、このようなセールはとても嬉しいです。また、海外メーカーは音作りに一貫性があるので、視聴せずともある程度は予想できる安心感があります。そして今回はリスニング型ですが音質向上に期待して「4.4mm」のバランスケーブルまで購入してしまいました。(;^_^A3.5mmステレオミニプラグの短いケーブルが付属していたのは嬉しいです。まずはPCで Youtube や Prime video を視聴してみました。まだ、エイジングの済んでいない状況だとメーカーHPに記載される「ナチュラルサウンド」と言うよりは、低域から構築される感じで高域が弱いです。人の声はまずまず聞き取り易いのでAV視聴に良い感じでしょうか。う~ん、2万の壁を超えた音かと言えば、かろうじて超えているって感じかな。リスニング指向のオープン型って、こんなモノなのかなと思いつつ、念の為、ヘッドホンジャックを接点復活材と綿棒でクリーニングするとかなり改善されました。傾向自体は変わりませんが高域が改善されて、これなら2万の壁を超えたヘッドホンで間違いないです。勢いで購入して良かったなと実感出来ました。このバランスケーブルは安いですが相性良いです。次に 4.4mm バランスケーブルへリケーブルしての視聴です。iPad Pro から Hipdac を経由しています。PCで5時間程度のエイジングを済ませた直後ですが、正に2万の壁を超えた音楽性を発揮しました。若干ですが音圧が上がり、全体的にワイドレンジになり、低域は立ち上がりが良くなり、楽器の分離も向上、高域も奇麗に伸びるようになりました。これならば、定価 \28,930- のクオリティを有していると言っても良いかなと思いますし、、間違いなく2万の壁を超えた音質と音楽性を持つヘッドホンで、ようやくゼンハイザーらしい音が聴けたなと感じました。okcsc TCHD518 と言う聞いた事ないメーカー品でセール価格が \2,000- を下回る中華製ですが相性は良いようです。付属の 3.5mm ミニステレオプラグで視聴した結果も、音楽用DACだけありバランス良く聞かせてくれるのですが、ウチの組み合わせでは 4.4mm バランスケーブルの方が良いです。以前 IE 100 Pro でリケーブルした時は大した差を感じられなかったので、今回の音楽性の違いは素直に嬉しいです。PCで使っているDACの Sound Blaster SBX Pro studio SB1095 は、どちらかと、言うとAV指向が強いようで Prime video 等の視聴には iPad Pro & Hipdac よりバランスが良いです。一瞬、3.5mmミニプラグも異なるケーブルを追加購入しようかと考えましたが、この結果ならば、そのまま使い続けようと思います。長時間の視聴でも耳が痛くなる事も無く私の頭との相性も良いのですが、オープン型ってこんなに音が漏れるのかってくらい音漏れするので外で使うのは厳しいですね。自宅専用ですが、2万の壁を軽々と超えた実力を持つヘッドホンが安価に購入出来たので大満足ですし、我が家での視聴環境の違いにしっかり答えてく入れる実力を持っているのが嬉しいです。スピーカーを鳴らせない深夜の視聴が楽しみになりました。
2024.11.30
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確か最後にノートPCを買ったのは Windows XP のレッツノートでしたから、十数年ぶりにノートPCを買った事になります。当時は「リブレット」とか「リブレット100」とか色々とモバイル系のノートPCをとっかえひっかえしていました。久しぶりにノートPCを買ったとは言っても新品でも高スペックでもない、安価なリサイクルPCでして、東芝 dynabook U63(オリジナルは Win 10) に、Win 11 と MS Office 2019を入れた、極めて実用的な小型軽量ノートPCです。申し訳ありませんが、メーカーが推す高スペックな現行ノートPCは私には不要なんです。スペックは、13.3型フルHDパネル搭載でCPUは Core i5 7200U@2.5GHz、メモリ8GB、SSD 128GB(新品換装)で、バッテリー残量80%以上を保証しているのが「売り」です。 新品 47,880mWh に対して、フル充電 37,905mWh はギリギリ80%以下ですが、、、まぁ四捨五入すれば80%って事でも良いかな。バッテリー残量は中古なので一切保証しないと言うショップも多いですから、このレベルの品物を揃えているのは凄いと思います。今回も、Amazon と楽天で比較、検討しましたが、この「バッテリー残量80%以上を保証」していたのが楽天のショップさんだけでしたので、今回は楽天で購入しました。多少はお値段が高めでしたけど、バッテリー運用が前提の小型軽量ノートPCで、しかもバッテリー一体型でバッテリー交換にはコストだけでなく手間暇を要するので、バッテリーの残量保証はとても重要だったのです。販売しているショップの言葉を信じるなら「Aランク---新品に近い」バッテリー残量:80%以上、スクリーンにキズがなく、外装には30cm以上離れたところからでは確認できない程度のごく軽いキズがある場合があります。と言う事で、リサイクルPCですが、気分良く使えそうな品物だと思い購入しました。トップパネルはわずかに汚れていましたがワックスがけしたら新品同様になりました。タッチパッド(左上は指紋認証)には、使用された形跡がまるでありません。よく使うキーに多少の「テカり」はありますが「文字消え」の無い奇麗なキーボードです。確かにリサイクルPCとは思えないほど奇麗で「新品に近い」というセールストークにも納得のコンディションでした。特にタッチパッドやキーボードの使用感が少ないので本当に新品を購入したような気分で嬉しいです。おそらく、本機を使用していた元ユーザーさんは社内では外付けキーボードとマウスを使用し、外出時にはほとんど使用しなかったのだと思います。この年式のノートPCが、このコンディションなのは「お値打ち」で、全ての人にお薦めしたいです。他の要件では SSD の容量が 128GB と少ないですけど micro SD スロットがあるので、手持ちの SDXC 128GB を入れて増設しました。足りなければ 256GB を入れますが、あくまでサブ機なので多分大丈夫です。他は Wi-Fi、Bluetooth Ver.4.1、フルサイズHDMI、USB 3.0 x1、USB-C x2 と無難な仕様です。私が本機を選んだもう一つの重要項目は電源が USB-C 対応で長時間駆動モデルだと言う事です。新品時のスペックで10時間以上の動作を保証していますから「バッテリー残量:80%以上」から計算すれば8時間前後で、ゴリゴリ使っても5~6時間は使えそうなのが嬉しいです。また、外出先でのバッテリー運用が基本ですが、昔のノートPCと異なり予備バッテリーを持ち歩いて「バッテリーが減ったら交換する」事が出来ませんから USB-C 充電・給電な事が何よりも重要だったのです。大容量モバイルバッテリーでの充電・給電、汎用 USB-C/AC アダプターでの運用が可能になるだけで「可能な限りバッテリーは空になるまで使いたい」と思っている私的には使い勝手が大幅に向上するのです。このノートPCの主な用途は月2回の抗癌剤投与の為に病院で過ごす時の慰めと、愛用するデジカメOM-1 の「お供」です。1kg程度と軽量なので、それ以外でも持ち出す事が増えるかも。4K動画の編集には完全にスペック不足で、頑張っても「簡単なフルHD動画の編集」が可能かどうかと言うスペックですが、静止画メインでRAW現像程度なら、パネルもフルHDですし、多少のストレスは感じるかもしれませんがフリーズする事は無いでしょう。あまりにも使い勝手が悪ければメモリを増設するかもしれませんが、手間なので多分このまま使います。時間に余裕がありますからフリーズさえしなければ良いんです。それにしても、バッテリー交換やメモリ増設がとても面倒(新品時はメーカーにお願いする事になっていた)なのは、今時の小型軽量ノートPCでは一般的な事なのでしょうか。ネットで販売されているバッテリーも製造から年数が経過しているので、交換してもスペック通りの容量とは限りません。メモリは安価なサードパーティ製品が使えますけど、8GBあれば普段使いなので問題ないと思います。小型軽量のリサイクルPC限定で探し、なおかつ USB-C 充電・給電を必須の条件としていたので簡単にメモリ増設可能なノートもきっと有るのでしょうが、最近のノートPC事情に詳しくないので全く解りません。マック以外のノートPCも電源供給が USB-C になり始めた事を、今年になって初めて知った程度です。ですが、デスクトップPCは愛用していますから、必要となる「基本的なスペック」については理解しています。パネルはこのサイズでフルHDなので個人的には完璧です。CPUも第7世代ですが Core i5 で必要十分。メモリも8GBですから普通に使う分には不足有りません。それに新品の 128GB SSD に換装され、初めから Win 11 が入っているのでOSアップデートも不要。何より当時の遅い SSD を搭載した Win10 状態より快適に使える可能性が高い(実際、先日に母親の為に購入したノートPCより遥かに起動が速いです)と考えていて、外出時のネット動画視聴、デジカメから転送した画像のチェックや RAW 現像程度は問題ないはずです。以前「我が家のUSB事情」という記事を書きましたが OM-1 を入手した事で遅ればせながら、我が家にも USB-C 化の波が極めてゆっくりとですが来たように思います。とは言え、使用上の不都合が無い iPhone や iPad Pro や 自転車用ライトを無暗に USB-C にするのは財政的に無理で、そんな事をするくらいなら欲しいカメラ機材に散在します。私がノートPCをガンガン使っていた頃は、重くて大きなACアダプターと予備バッテリーを持ち歩くのが普通でした。AC電源が使える飲食店なんて皆無でしたし、本当の緊急時に個人経営の喫茶店等でオーナーさんにお願いしてAC電源を使わせてもらった事があったかな。それが今では約1kgの軽量ノート(しかもリサイクルPC)がフルパワーで使っても5時間程度は可動して、更に「エコモード」に入ったらモバイルバッテリーで少し充電すれば、再び、フルパワーで充電しながら使えるのですから、本当に良い時代になりました。では、充電も完了したし Wi-Fi も繋げたので、細かい設定を始めたいと思います。と言う事で OM-1 導入で USB-C 充電・給電の軽量ノートPCをゲットしたお話でした。
2024.11.26
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最近は目からネタばかりだったので久しぶりで自転車ネタを書いてみました。我が家にやって来た Tartaruga Type Sports は、友人宅の車庫でボロボロになっていたのを譲り受けたので、てっきり最初期モデルだと思ってたのですが、改めて友人に確認したところ2013年に購入したそうで、そうなるとカラーリングからも Ver1.25 のようです。そうなると家に来たのが 2019.10 ですから6年落ちでウチに来て、それから5年が経過した事になります。屋内保管とは言え、車庫保管でノーメンテだと埃も酷いし6年でボロボロになります。てっきり10年落ちくらいだろうと勝手に思っていました。ウチでは室内保管で定期的にメンテも行っていますので、ウチに来てからは状態はとても良好で、新車の「Type SPORT DX ver.1.5」と比較しても優れていると断言します。何故、改めてバージョンの確認を行ったかと言うと、純正オプションのフェンダーセットに使われているパーツが一部残っていたからです。それでも確認するまで5年越しになってしまいました。純正のフェンダーセットは元のオーナー自体がその存在を忘れていて、後から探したけど発見する事は出来なかったと言う事です。私的には、独自のフルフェンダースタイルを実現出来たので、中途半端な純正フェンダーには何の未練もありません。と言う、か中途半端なタルタルーガの純正フェンダーは大嫌いです。今回は、おそらく最終仕様になると思われる 2024.11 仕様をサクッとご紹介します。まず、この仕様ですが現行モデルと比較しても各部の回転性能に優れるので、ほぼ「最速モデル」であると自負しています。回転性能で初めに語られるのはホイールでしょう。ウチにやって来たのは「Type SPORT SD」ですが、メーカーHPにある上位グレード「Type SPORT DX」の記載で「走行時に最も重要な、3カ所の回転可動部に、驚異的な回転性能を誇る前後ハブと、高剛性クランクを支える、ロスの少ないBBとの組合せにより、どなたにでもType SPORTの圧倒的で、高いポテンシャルの走りを味わっていただけます。」とされる「Type SPORT DX」のパーツセレクトですが、、、BBセット DriveLine SCM-435 を採用していますが、ウチのは Token セラミックBBにアルテグラクランクが現状です。BBについては、品質はさておき Ver.1.5 で2ピースタイプになったのが良かったと思います。BBの品質については可もなく不可も無くと言うところでしょう。このカーボンクランクセットを入手出来たのは僥倖でした。ウチのタルタルーガとしては、一時期、スラムのカーボンクランク&セラミックベアリングにしていた頃が最高で最速でした。ですが、カーボンクランクは乗り味の堅い DAHON Horize へと移植してしまいました。現行「Type SPORT DX」のホイールセットはFハブ Chosen A1026 32HRハブ Chosen A5027 32Hリム Alex DA22 20x1-1/8(451-14) 32H FVスポーク 14G ステンレスタイヤ SCHWALBE ONE 20x1-1/8(26-451)ですが、ウチではタイヤこそ同じですが、ホイールセットは完組ホイールで有名なA-CLASS のFOLEX RASE SL を使っています。このホイールは451ホイールでは、ほぼ最高性能のホイールで、同じシールドベアリングと言っても、こちらは国内製のシールドベアリングでよりスムーズな回転を実現し、更に7075アルミニウム製アクスルを採用しています。アルミ製ニップルと色を合わせたレッドカラーの差し色も魅力的なホイールです。このホイールを履くまで、ウチで最も遅い自転車が Tartaruga Type Sports でした。もちろん、純正ホイールは適切なグリスアップ(Duraグリス使用)とフルOH、調整済みでの結果です。申し訳ありませんけどタルタルーガはDX以外ゴミだと断言します。遥かに安価な DAHON Horize でさえ、シールドベアリング使用で回転性能に優れたホイールを履いています。DAHON の自転車が良心的と言えるのかもしれませんけどね。保管状態の良い FOLEX RASE SL を入手出来たのは、私にとってもタルタルーガにとっても本当にラッキーでした。A-CLASS FOLEX RASE SL は、現在では入手困難なのが残念な非常に良いホイールです。現在でも入手できる可能性の高い優れた451ホイールは四国のタイレルのホイールで、もしホイール単体で購入出来るのなら良い選択肢となるでしょう。ネットで怪しげな完組ホイールが沢山あるので、人柱になる覚悟が有れば試してみるのも悪くありませんが、使用については自己責任であり、事故が起きたとしても保証は誰もしれくれません。一般的には、ショップに相談してホイールを組んでもらうのが現実的だと思います。参考までにネットで売ってる怪しげな完組ホイールに採用される事例が多いのが Chosen 製のハブだったりします。自転車のパーツについて少しでも知識があれば、もう「驚異的な回転性能を誇る前後ハブ」が Chosen A1026 と Chosen A5027 って時点で、DX以外に採用されるハブがどれだけ酷いのか想像できると言う事です。上記のように後からホイール交換する手間暇、リスクを考えれば選択肢はDX一択なのです。と言う事で、ウチに来た「Type SPORT SD ver.1.25」は、フレームセットと前後のサスペンション(Rサスの中身は新品に交換済でFサスもOH済)以外、全てのパーツを変更か、加工しています。サイズ的に私には小さすぎたと言うのも変更理由です。タルタルーガはフレームサイズに種類が無く、小柄な人と大柄な人には向きません。私はロングシートポストと175mmクランク、それとFフォークコラムの延長とサドル、ステムとハンドルの変更で自分のサイズと乗り方に合わせています。また「SD」以外はFダブルの仕様ですが、小径車はタイヤ周長が短いので、ギア比の変化に対しても差が少なくなるのでクロスレシオは不要です。ウチではMTBコンポで10速のワイドレシオとして、操作の簡易さと軽量化を実現しています。クロスレシオが意味を持たない小径車ではMTBコンポを使ったフロントシングルが現実的ですがRメカのテンションアームの長さが気になる処。タルタルーガは451ホイールなので、RメカにXTを使っていますが406ホイールの DAHON Horize にはショートアームながらもワイドなギア比をサポートする Zee を使っています。今なら11s化したロードコンポのワイドレシオモデルも選択肢として悪くないと思います。因みに回転系と言えば、ウチではペダルもトリプルシールドベアリングのMKS製で、正直、その効果は不明ですが気分は良いです。やはり、最も効果的なのはホイール交換です。また、タルタルーガはリアサスペンションシステムの構造上、ペダルを漕ぐとか押す感覚よりペダルを回す、回転させる意識を持った方がスムーズに走る事が出来ます。前後サスペンションと小径車としては大きな451ホイールのおかげで「ロードより快適」と聞いた事がありますが、おそらく安価なクリンチャーホイールに安価なタイヤでエア圧も上限まで入れた車体と比較したのでしょう。チューブラーやチューブレスホイールで良いタイヤを適正空気圧で入れたロードと比較するのはナンセンスです。それでも小径車としては乗り心地は良い部類に入るとは思いますけどね。ハッキリ言えば、予算を無視すれば四国のタイレルが良いです。サスペンションなんて無くても良いホイール履いていれば乗り心地も良いですし、何よりダイレクト感があります。予算を無視したお勧めならば Tyrell FCX です。私は、R7000で組んだ FCX のプロトタイプに試乗した事があります本当に最高でした。 私の個人的な判断で良ければ FCX が有れば 700c ロードは不要とさえ思いました。対するタルタルーガはと言うと、タイヤに SCHWALBE ONE を履いてさえ、良くも悪くも「ランドナー的な怠さ」があり、それ故にイージーなライディングだと評価されている感じでしょうか。それと、セカンドハンズを許さない姿勢には想うところもありますけど、自己責任と自分勝手を勘違いしたユーザーが多く、メーカーやディーラーが迷惑しているのも事実ですから仕方ないのかもしれません。個人売買の自転車は自分でフルメンテナンス出来る事が基本でありショップやメーカーに何かを願うこと自体が間違いです。少なくとも、タルタルーガを販売するメーカーはそういう姿勢であると理解しましょう。でも、正規ショップで新品を買うのなら、そして手放さずに乗り続けるのなら、タルタルーガも悪い選択肢ではないと思います。万が一、手放す場合は中古自転車を扱うショップに売ると良いでしょう。買取金額は安いかもしれませんが、手放した後の事に責任を持たなくて良いから安心です。と言う事で、タルタルーガは万人に積極的にお勧めできる自転車ではありません。でも、面白い自転車なのは確かなのが難しいところです。因みに私の知る中古自転車販売店ではタルタルーガは「ジャンク品」として販売されてました。ショップとしても一般的なメンテ以上の事が出来ないので、そうするしかないのでしょう。でも、販売価格は「ジャンク品」とは思えない価格設定でしたが。。。まぁ、高額な自転車になる程、万人にお勧め出来なくなるのはタルタルーガ以外でも同様でして高額になるほど個性が強くなるので、色々な自転車の存在を知り、色々な自転車に試乗する事をお勧めします。タルタルーガが気になるのなら、最低でも、タイレルの451ホイール車両には試乗するべきです。販売価格と入手およびメンテの手軽さを考えれば DAHON の451ホイール採用車両にも試乗しておいた方が良いです。451ホイールの自転車を何台か試乗しても、まだタルタルーガが良い、タルタルーガに一目ぼれした(私がそうでした)のなら仕方ありません。一般的な車両より少しリスクが高いですが「正規ディーラー」で新車を購入しましょう。コレが「ブロンプトン」なら話は全く異なります。取り扱いディーラーが、入手経路に関係なく親切丁寧に対応して、完璧にメンテナンスしてくれます。コレが国内弱小メーカーと、歴史的にも名を遺す世界で販売されている自転車メーカーとの「懐の広さ」の違いです。ですが、メンテナンス料金はそれなりに高額ですし、一般的な自転車店ではパンク修理さえ受け付けてくれない可能性があります。特集な自転車には、そういう意味での「リスク」も有ると言う事です。今回は Tartaruga Type Sports Ver.1.25 2024仕様としてクランクをアルテグラに戻したというお話でした。余談ばかりだし、何か期待して方にはごめんなさい。
2024.11.25
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先日まで使っていたパナの DC-G9 のEVFは368万ドットで、EVFファインダーで、初めて素晴らしいファインダーだと感動したファインダーでした。ですが、現在の愛機 OM-1 のEVFは576万ドットで、MFレンズのピント合わせが楽しいと感じられる DC-G9 を超えた m4/3 で最高のファインダーだと思いました。私が今、好んでEVFを覗いて愛でているレンズは、先日、オークションで入手したフォーサーズレンズの ZD ED 50 / 2.0 Macro です。AFでもMFでもピントが合う様子が素敵なんです。どのくらい素晴らしいかと言えば「裸眼で観るより美しい」と感じられるのです。今までで、私がそのように感じたファインダーはフィルム時代のレンジファインダー機で、非常にコンディションの良い Leica M3、新品の COSINA Zeiss Ikon、フィルム、デジタルを問わず一眼レフは、ピントを確認するためのフォーカシングスクリーンが入るので、美しいと感じる事は無いのですが、そんな中でも minolta α-9Ti のオプションだったフォーカシングスクリーンとデジタル一眼レフの SONY α 900 は美しいと思いました。ですが、ファインダーの美しさで言えば一眼レフとミラーレスでは比較する意味が在りません。確かに、昔のEVFは劣悪でしたが DC-G9、OM-1 のファインダーは素晴らしいし大好きです。そこで、各メーカーのEVFのドット数について簡単に調べてみました。EVFに一番力を入れているのはソニーで α9Ⅲの944万ドットは圧巻ですが、それ以外となるとα7Ⅳの368万ドットですね。個人的に無意味だと思っている高画素機は選択外としてます。続くのはニコンでZ6Ⅲの576万ドットでニコンは369万ドット機が多くて、ファインダーを重視しているのだと感じました。キヤノンはフィルム一眼の NEW F-1 までは良かったのですけどAFになってからはダメダメで、その姿勢はミラーレスになっても変わらず、唯一R6Ⅱだけが369万ドットでした。こうして比較すると第一位:SONY α9Ⅲ、944万ドット第二位:Nikon Z6Ⅲ、OMDS OM-1 / 1 MarkⅡ、FUJIFILM X-H2 / 2S、576万ドットこれに369万ドット機と368万ドット機が続きます。多くのミラーレス機が採用しています236万ドットが悪いとは言いませんが、368万ドット、369万ドットとの差もすぐわかるレベルですし、倍以上のドット数を誇る576万ドットのファインダーは正に別格です。カメラを選ぶ上で、最も需要なのはレンズですが、そのレンズが映し出す絵を一番初めに見せてくれるのが背面液晶であり、EVFです。特に覗き込む事で集中出来るEVFで、お気に入りのレンズが映し出す絵を観るのは、予想以上に素敵な体験なのだと OM-1 を使って感じました。是非、置き入りのレンズを高ドット数のEVFで試してみて欲しいです。カメラボディの機能は、AFの高性能化と、多様化の一途をたどっていますが、静止画撮影を重要視するのならばEVF性能を気にして欲しいと思います。
2024.11.24
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先日、長らく使わないままになっていた35mmフィルムカメラ時代に使っていたカメラザックや昔ながらのアルミバッグを処分しました。で OM-1 の為に新たに購入したカメラザックがタイトルの VANGUARD VEO GO 46M KG です。VEO GO 46M KG | リュック | バンガード(VANGUARD) 公式サイト – VANGUARDオフィシャルサイト近所(大井町)のヤマダ電機で在庫処分で安売りしていた最後の1個を店頭で確認し、一度自宅に戻ってネットの評価も確認し、翌日、再度店頭に出向いて購入しました。因みに VANGUARD(バンガード)は1986年に設立された日本のメーカーで、中国とミャンマーに生産拠点を持ち、カメラバッグ、三脚、双眼鏡等の光学製品を販売しています。個人的なブランドイメージは Lowpro やハクバの下って感じで、出始めの頃は「安物感」が製品に滲み出ていたように思いますが、本製品はなかなかどうして、しっかりした作りです。本音を言えば、今どき流行りの「サイドオープン型」のザックが欲しかったのですけど、いかにもカメラザックですと言う厚みが、見た目的にもスペース的にも納得できないでいました。マイクロフォーサーズの場合、OMDSの一番大きなカメラである OM-1 でさえ、ザックの厚みがとても無駄に感じられたのです。まぁ、縦位置グリップが付いたカメラボディが収まるように作られていればその厚みが無駄に感じられるのは当然の事ですね。そんな時、偶然発見したこのザックはメーカーHPの画像でも解るようにミラーレスカメラ専用とされ、一般的なザックと変わらない程に厚みが薄く造られていました。だと言うのにカメラザックとしてのクッション性がしっかりと確保されていて、かつ納得できる収納力も持っている事に好感を持ちました。この時点で「サイドオープン型」ではない事だけを残念に思っていました。このカメラザックは、前面にある「タブレットポケット」のサイズが「9.7インチ」になっている事からも、実はある程度は古い製品だと想像できます。だからこそ今時の無駄に大きなフルサイズミラーレス機は想定されていないのでしょうし「普段使いのザック風」なデザインを採用していながら、しっかりとレインカバーまで付属する、見た目はカジュアルザックなのにその実態は正統派の「カメラザック」に仕上がっている意外性がなんとも楽しくて「サイドオープン型」では無い事に、心残りはありましたが、安かったし、最後の1個だったので、購入する事にしたのです。と言う事で無事自宅に持ち帰り、実際に機材を入れて色々と試してみました。三脚、ボディ+レンズ、レンズx3本が背面からアクセスする下部に収まります。OM-1 & M.ZD12-45/4.0 Pro、M.ZD 9-18/4.0-5.6、ZD 50/2.0 Macro、ZD40-150/4.0-5.6、が収まっています。フォーサーズレンズにはそれぞれ MMF-2 と中華製アダプタ付。手持ち三脚の Velbon UT-43 が収まったのが個人的には嬉しいです。三脚の代わりに大きなレンズを入れる事も可能で、カメラ収納部の収納力に不足はありません。サイドオープンではないからこそ両サイドにポケットがあるので、三脚をサイドポケットに入れても、ペットボトルや水筒を、余ったサイドポケットに収納できます。三脚をサイドポケットに入れた場合、そのスペースには三脚座を外したM.ZD ED 300 / 4.0 IS PRO も余裕で収まるので「野鳥撮影」にも使えます。OM-1 で三脚を使うシーンは、夜景(ライブコンポジット)マクロ(深度合成)風景(ハイレゾ)で、今やプロキャプチャーを中心とした「野鳥撮影」は手持ち撮影が常識ですかね。外観こそ街中で使用する普段使いのザック風ですが、マイクロフォーサーズで運用する場合、多用途に使える収納力があります。なお、上記画像でボディを「逆さ」に入れているのには訳があります。ザック上部(画面右側)は二気室に分けるパーテーションで仕切られています。一応、内部のパーテーションを全部外すと1気室のデイバッグになるので、内部の自由度はかなり高いです。デザインがカジュアル過ぎますが、フルオープンせずとも出し入れ可能なノートPCの収納スペースが有るので、1気室や2気室のビジネスザックとしても運用可能です。先に書いたように、三脚をサイドポケットに移せば、更にレンズや小物を入れる事が可能ですが、昔ながらの背面フルオープンスタイル故に速写性は皆無で、そういう意味での使い勝手は、決して良くありません。というかカメラザックとしての使い勝手は、良くも悪くも正に昔ながらのカメラザックそのままです。ですが、カメラの入れ方を工夫して、何とかサイドオープン風に使う事に成功しました。もちろん、本家のサイドオープン式のように「スルスル」と出し入れは出来ませんけど OM-1 でもワンショルダーにして背面ファスナーの片側を開けて、ボディの出し入れが出来ました。OM-5 の様なコンパクトなボディなら、もっと楽に出し入れできると思うので、もう「サイドオープン」に拘る必要はないかもしれません。サイズ的に 12-45 / 4.0 Pro のレンズフードも逆付けしないで収まるので、正に「出した直後」に撮影可能です。その代わり左側のサイドポケットに三脚は無理でペットボトルか水筒までですけど一般的なサイドオープンなら、そもそもオープンサイドにポケットが無いので結果オーライです。正に偶然の産物ですが、このザックにして大正解でした。三脚は両サイド、どちらにも収納可能ですが、私の場合は右側ですね。サイドオープンではない代わり「両サイド」に三脚やペットボトル、水筒などを収めるポケットを装備しているのが普通のザックのように見えるポイントでもあります。せっかくザックの中に三脚が収まるのだし、カメラザックに見えない雰囲気を壊したくないので、両サイドのポケットは水筒とかペットボトルを入れて運用するつもりです。どうしても、三脚をサイドポケットに入れる事になったらケースに収めて一見では三脚だと解らないようにして右側に収めます。私の「なんちゃってサイドオープン」運用では三脚はザックの中か右側が指定席です。更に、カメラザックとして厚みこそ薄いですが縦方向の長さはあるので中型のカーボン三脚等まで余裕でサイドポケットに収まります。見た目に反してマイクロフォーサーズで運用するなら本格的な運用にも答える事が可能なザックです。パーテーションで分けた上部の収納力も必要にして十分です。パーテーションで分けられた上部気室は、小型のカメラバッグ程度の収納力が確保されています。フラップ下は巾着風に閉じれるようになっているので上方向への拡張性も確保されてます。更にフラップもベルトで調節できるので上部気室の荷物の調整幅は意外と広く、ちょっとした買い物なら此処に収まるかな。撮影ポイントに着いたらメインカメラや交換レンズを上部気室に移しておく事である程度の速写性を確保する事が可能だし、画像のようにサブカメラと小物を入れても良いですし、モバイルバッテリーやケーブル類を整理して収めるポーチごと収納できます。このようにメインの収納スペースに余力があるので、季節にもよりますが一泊程度ならば、このザック一つで行ける気がします。私の運用方法なら、三脚を外に出して空いたスペースに着替えを入れれば楽勝です。フラップにもポケットがあります。あくまでフラップなので、レインカバーとかタオル、ティッシュ、パスケース等の軽い小物を入れる感じでしょうか。私は上記以外に煙草や喫煙具の収納スペースにしようと思ってます。前面は9.7インチタブレットの収納スペースのみのシンプルな作りになっています。名称が「9.7インチタブレットポケット」となっているので現行 iPad は、もしかしたら入らないかもしれませんが、ウチの「初代 iPad Pro」は、まさしく 9.7インチなのでジャストサイズ。キーボード付きの嵩張るケースでもギリギリで収まりました。でも、ここにタブレットは入れず、フリースペースとして、長財布や、スマホ等を入れます。サイドファスナーなので利便性が高く、厚みは無いけど広くて使い勝手の良い、このザックのお気に入りポイントです。キャリーカートに乗せる事が可能なので旅行にも対応できます。ザック背面にはキャリーカートのハンドルに掛けるベルトも付いていて旅行のお供にも最適です。駅のコインロッカーや宿にキャリーカートを置いて、このザックだけ持ち出せば快適な撮影が可能だし、飛行機の旅で「手荷物」とするのも良さそうです。背面には「15インチまでのラップトップPC」が収納できます。私にとって「15インチ」は大きく重いので、13インチ前後の軽いノートPCか手持ちの iPad Proを入れる予定です。今はフリーWi-Fi が使える場所も増え、昔と比べると屋外でノートPCを使う敷居が低くなったと思うので、このザックを手に入れた事を機会として、私も新たにノートPCを入手しようと思っています。実際に機材を入れてみて、私的には OM-1 の専用ザックかと思うほど具合が良いです。このザックは、ミラーレス専用とされていますが、その中でも、レンズの小さなAPS-C までかなと思います。フルサイズミラーレスの場合、ある程度小さなレンズに絞り込めば運用可能でしょうけど、実用的とは思いません。なによりショルダーベルトの作りもそれなりで、ウエストベルトもチェストハーネスもありませんから、初めから重い機材を入れて使う事は想定されていません。私が実践した「なんちゃってサイドオープン」運用を実践するにしてもボディおよびレンズが小型である事が絶対条件です。OMDS なら「悪魔のレンズ」と言われる 12-100 / 4-0 Pro は厳しそうですが、フードを逆付けすれば 14-150 / 4.0-5.6 は収まりそう。やはり、このザックはマイクロフォーサーズ特化のザックなのかもしれません。このまま使っても厚みが一般的なザック並みなので、街中で持ち歩くのに具合の良いカメラザックとして、非常に使い易いのですが、最後に小改造してみました。流行りのカメラを首から下げるのではなくザックから下げれるよう加工しました。この加工に FALCAM のストラップを潰しましたが、その価値はありました。信じられないくらい楽で、カメラを提げている感覚が全くありません。コレを初めに考えた人は凄いですね。今時、町中でカメラをぶら下げて歩くのも、よろしくないので観光地やイベント会場等に出かけた時くらいしかこの運用は出来ないかもしれませんが、とても楽な事が実感出来ました。欲を言えば、ウエストベルトは無くても良いけどチェストベルトは欲しかったですかね。ですが、普段使いのザックなら、このスタイルの方が自然なのでしょう。三脚をサイドポケット入れてなければ、このザックを「カメラザック」だと思う人は居ないと思います。今時の高校生が使っているザックと同等か、それより小さいかもしれないザックですから。と言う事で OM-1 用の良いカメラザックが手に入って大満足です。これで OM-1 を持ち出す事が増えれば良いなと思っていますし、積極的に持ち出して撮影したいです。
2024.11.23
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フォーサーズ時代の素晴らしいレンズの一つに ZD 50 / 2.0 Macro レンズが在る訳ですが、このレンズは OM-1 で使ってこそ最強の神レンズとなります。その理由は優れたAF性能と素晴らしいファインダーだけではなく「ボディ内フォーカスレンジリミッター機能」があるからです。因みに「ボディ内フォーカスレンジリミッター機能」だけなら OM-5 E-M1Ⅲ E-M5Ⅲ E-M1X にも搭載されていますので、これ等のボディを使う限りは本家のフォーサーズボディを使うより遥かに使い易くなりますね。なお「AFリミッター」と言う名称になっています。On1 と On2 の距離設定を ZD 50 / 2.0 Macro に合わせて変更しています。上記メニュー画面は OM-1 で、レンズに搭載されるフォーカスレンジリミッターと異なり範囲を重複させる事が出来るのがボディ内フォーカスレンジリミッターのメリットです。まず、一般的な単焦点レンズの最短撮影距離となる「焦点距離=最短撮影距離」の基本通りに「50cm~無限」の設定を On2 に入れました。続いて On1 に入れたマクロ域ですが「最短撮影距離~60cm」として10cmほど重複させたのはマクロ域での使い易さを考慮しての事です。緑色の「AF Limit」の文字がONの時に追加されます。そもそも OM-1 では「迷レンズ」と揶揄された ZD 50 / 2.0 Macro でも快適にAF動作しますがそれでも範囲が絞られる事でさらに快適になり M.ZD 17 / 2.8 や LUMIX G 20 / 1.7Ⅱと、同等になったと言って問題ないと思います。特にマクロ域はレンズの繰り出し量が多いのでAFの動作が60cm に絞られる意味は大きいです。カスタム設定で「ISOボタン」に割り振りました。また、カスタム設定でいずれかのボタンに「AFリミッター」機能を割り振ると ON/OFF 操作だけではなく、ボタンを押しながらダイヤルを回す事で Off On1 On2 On3 を切り替え可能です。この ZD 50 / 2.0 Macro は描写性能に優れるので「デジタルテレコン」機能を併用すれば簡易的にですが換算 200mm の等倍テレマクロとしても使えるので OM-1 のユーザーなら、条件の良い個体を発見したら是非とも確保して、その優れた描写を体験して欲しいと思います。
2024.11.22
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先日、OMDSのネットショップで OM-1 の安売りをしていましたが、ヨドバシカメラやビックカメラも同様だったようで、もうヨドバシカメラやビックカメラでは在庫を売り切ってしまいOM-1 は買えないようです。まぁ、鳴り物入りで販売されましたが蓋を開けてみたら AIAF 性能が E-M1X 以下だった訳で、それが改善されないうちに Mark Ⅱが登場したわけですから、極論すれば「不良品」ですよね。一応、今年の夏のファームウェアバージョンアップ 1.7 でなんとかE-M1X 並にはなったようで、OMDSさんもファームウェア1.7 をしきりにアピールしていますが順番が逆ですね。ファームウェア 1.7 を出してから MarkⅡをだすか、最低でも MarkⅡ発売と同時に出すべきでした。私の場合は、ファームウェア 1.7 のネット上での評価を確認した後に三宝カメラさんで13万以下で現物を確認して購入して、すぐに 1.7 へアップデートしましたし、何よりもファインダー性能に惚れたので文句ないです。何かと話題のAF性能も私の使い方でこの価格なら十分です。初めからファームウェア 1.7 の状態で発売されていたか、発売後一年以内に 1.7 が出ていれば、きっと評価も違ったものになっていたと思います。OMDSさんとすればカメラのスペックに対して販売価格が下がりすぎてしまったので、早急にディスコンにしたいのかもしれません。個人的にはマイクロフォーサーズボディで OM-1 と DC-G9 の中古はお勧めです。EVF無しでも良ければ 1600万画素ですが、現在でもメーカー修理が可能な E-PL8/9/10 も良いと思います。私も中古の E-PL8 を入手しましたが、予想を大幅に上回るシャッター回数だったので、シャッター交換キャンペーンを利用してシャッター交換に出しています。なお E-PL8 の場合、通常価格が \24,200- のところ \13,200-だったので出す事にしました。 もし、正規料金だったらシャッター交換はしていないと思います。壊れるまで使って修理に出すか買い替えるか考えるって感じだったでしょうね。ウチのカメラ達はメーカー修理が終了した個体の方が多いですからねぇ。対象機種は PEN-F、E-PL8、E-PL9、E-PL10、E-P7 で 11/29 までに修理品が到着している事が条件なのでシャッター交換するなら 11/26 辺りがギリギリですかね。該当機種のシャッター回数が3万回を超えていたら出した方が良いと思います。ウチの E-PL8 は5万回を超えていたので、慌てて出しました。修理期間は約二週間ほどだそうですが、キャンペーンが使える間に該当機種を購入してシャッター交換に出して気分よく使うのも良いと思います。話が横道にそれました。。。無印の OM-1 はファームウェア 1.7 で E-M1 ライクな操作性に変更可能となり、メニューも使い易いですし、画質も良くなったし、高感度にも強くなりましたから E-M1 系ボディからの買い替えもアリだと思います。今ならOMDSで OM-1 の「メンテナンスパッケージS」が販売されていて、中古でも利用可能なので買い時だと思います。OM SYSTEM オーナーズケアプラス OM-1 専用メンテナンスパッケージ S | OMデジタルソリューションズたとえ中古でも OM-1 を購入してOM SYSTEM MEMBERS の会員登録を行った後に製品登録して「メンテナンスパッケージS」を購入すると、定期診断(外観クリーニング、機能動作点検、精度点検調整、ファームウェアのバージョンアップ)がすぐに受けられ、半年の保証も付きます。一年後には「リフレッシュ整備」先の定期診断の内容に加えて、分解清掃、グリスアップ、必要に応じて主要な消耗部品の交換(シャッターや、防水関連部品など)、各項目の調整、が無料で受けられて再び半年の保証が付きます。更にレンズの貸し出しサービスが30%OFFで貸出日数も二日延長され6泊7日になります。お値段が、税込み\37,400- と微妙な価格設定ですが、中古で購入した OM-1 のシャッター回数が予想以上に進んでいた場合などは、安心感がありますね。私も購入を検討しています。そんな事より、もう一回ファームウェアアップデートして更にAF性能を安定させて欲しい気もしますけど、多分 1.7 が最後のアップデートだと思います。でも「メンテナンスパッケージS」は中古ボディを購入しても使えますから、ちょっと嬉しいですね。特にファームウェアのアップデートに自信が無い人やレンズの貸し出しサービスを検討している人には良いかもしれません。
2024.11.21
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ピックアップに来てもらったのが 11/7 の午前中で、シャッター交換が完了して配達に来たのが11/20 の午前中なので、予定の二週間からすると一日早い完了でした。R:がシャッター回数です。083154回が、000011回になっています。これでシャッターに関しては死ぬまで使えるでしょう。6か月の製品保証も地味に嬉しいですね。============================================その他動作についても点検を行い、異常が無いことを確認しております。今後とも本製品での撮影のお楽しみください。※製品保証は6か月間となります。============================================いやぁ、ありがたいです。これで、品物を引き取りに来てくれての往復の送料込みで、 \13,200-(税込み)は本当にお値打ちでした。新しいシャッターユニットが入って生まれ変わった E-PL8 をこれからも使い続けていきたいと思います。
2024.11.21
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まず一番重要な事は、カメラの性能はフィルム時代もデジタルになってもレンズの光学性能が基本であり全てだと言う事です。極論すれば、センサーサイズを気にする事はナンセンスだと言う事です。よく、大きなセンサーの方が諧調が広いと言われます。センサー単体で比較するならば、真実ですが実際にはセンサーに光を届けるレンズが存在するので、レンズの性能が悪ければ意味がありません。そして画像処理エンジンの進化があります。スマホの画像が素晴らしいのは、レンズ性能でもセンサーサイズの大きさでもなく、画像処理エンジンが優れているからです。それでも、レンズを通った光をセンサーがデータ化し画像処理エンジンが仕上げるのですから、一番初めのレンズが最も重要なのです。なので、ソニー、ニコン、キヤノンの APS-C は極論すればダメだし、フルサイズユーザーにマウントされても当然なのです。その理由は極めてシンプルで、一番良いレンズがフルサイズ用にしか作られないからで APS-C はレンズのラインアップ自体が少ないからです。サードパーティ製レンズに APS-C 用が多いのは当然です。メーカーが気合入れて作ったフルサイズセンサー用レンズにはかなわないけど、廉価版の APS-C 用ならば入り込む余地があるからです。ボディも同様で、ソニー、ニコン、キヤノンの一番良いボディはフルサイズですから APS-C が良いわけありません。レンズマウントを共用している時点で、最高のレンズは全てフルサイズになり APC-C は廉価版なのですから良い訳ありません。本当に簡単な話です。ソニー、ニコン、キヤノン、で最高性能を堪能したいならフルサイズミラーレス以外の選択肢はありません。とても簡単な話です。ですが、それ以外のメーカーなら話は全く違ってきます。まず、富士フィルムの APS-C は唯一推せる APS-C です。理由はやはり簡単で、専用マウントで専用レンズでそれがメーカーの最高位だからです。富士フィルムには、より大きなフォーマットのGFXがありますが、マウントが異なり、用途も異なるので比較しても意味が在りません。富士の APS-C は極論すれば唯一の APS-C フォーマットであり、ソニー、ニコン、キヤノンの廉価版と言うイメージは存在せず、正に一線を画します。この事はマイクロフォーサーズにも言えますが、面白いのはパナソニックでして、同じボディでセンサーとマウントだけ換えて、35mmフルサイズカメラと m4/3 カメラを出したのです。確かにボディには使い易いサイズ重量と言うのがあるので APS-C や m4/3 だから小さいボディで良いとはなりません。ボディの「大きさ、重さ」はセンサーサイズとは関係ないのです。技術の進歩で35mmフルサイズセンサーを搭載したボディも小型化が進んでいます。でもレンズはどうにもなりません。35mmフルサイズセンサーの小型ボディを使う理由が私には理解できません。主役はレンズで在り、ボディはそのレンズを快適に使う為の道具です。パナソニックのレンズはフルサイズとマイクロフォーサーズでラインアップが全く異なっていてマイクロフォーサーズはフルサイズの廉価版ではありません。この事からも判るようにに、レンズを前提として考えれば、初めから廉価版として造られている、ソニー、ニコン、キヤノン、のAPS-C を使うのは微妙であり、小型レンズで、小さなシステムを望むなら、富士フィルムの APS-C や、マイクロフォーサーズを使った方が良いと言うのが私の考え方です。ソニー、ニコン、キヤノン、の APS-C ボディと比較するなら、富士フィルムの H-X2 やOMDSの OM-1Ⅱが勝る事はあっても劣る事はまずないでしょう。レンズについては、比較するのが失礼なほどラインアップも光学性能も異なります。ソニーの APS-C の場合 「G MASTER レンズ」は0本「G レンズ」はシネ用ズームが1本、広角ズームが1本、標準ズームが2本、望遠ズームが1本「ZEISS レンズ」は単焦点レンズが1本だけです。レンズ性能はセンサーサイズが大きい程シビアになりますから、ソニーの「並」レンズで撮るなら、同じソニー RX100 シリーズで撮影した方が画質的には優れる場合があるかもしれません。センサーサイズが大きくなってより高画素になれば、レンズはそれ以上に大きく、重く、高額になってしまいます。因みに高画素=高画質ではありません。画素数と画質には何の関連も無くて、高画素のメリットは、せいぜいトリミング耐性が高い程度です。見る側の環境が4KモニターやA3ノビプリント(個展を開くようなハイアマ以外はA3ノビより大きなプリントしないでしょう)な現状では1インチセンサーでも一般的には問題ありません。そして、レンズの解像性能を上回るセンサーの高画素化はスマホやコンデジの高画素と同じで、画質を劣化させる要因です。それが解らなくなっているのは画像処理エンジンが上手に調整しているからにすぎません。始めに選ぶべきはボディではなくレンズです。またソニーを例にするとGMレンズは、どのボディで使っても、それなりに性能を発揮できますが、ボディの「α1」はGMレンズでなければ、その性能をフルに発揮できません。デジカメでは、よく「RAWデータ」の話題になりますが、しっかりと画像処理エンジンの加工がなされています。でなければカメラごとに異なる訳がありません。昔はもっと生データに近い「TIFF」がありましたが、現在の劣悪な35mmフルサイズセンサーで「TIFF」データーが出せる訳がありません。「TIFF」データが出せたのは素性の良いデータが出せた画素数の少ない CCD までです。レンズデータを持つ純正レンズが何故良いのでしょうか。それは画像処理エンジンが適切な補正を行うからで、Cやスマホの画像処理アプリでも同じことが言えます。現在の CMOS センサーが実用化出来ているのは全て画像処理エンジンのおかげですから「TIFF」が出せるはずもなく「RAW」データにならざるを得ないのです。プロの場合「自分の味」を画像に追加して「作品」を仕上げる必要がありますが、我々一般人はメーカーが作った JPEG 画像を楽しめば良いと言うのが私の考え方です。でなければ、そのメーカーを選ぶ意味が希薄になってしまうと思うのです。よく「APS-C なんて所詮フルサイズのトリミングじゃん!」なんて話を聞く事が有りますが、それはソニー、ニコン、キヤノンだけに限った話で、極論すればスマホのデジタルズームと同じですから、ソニー、ニコン、キヤノンのユーザーが APS-C を悪く言うのは当然なんです。ですが、実際には35mmフルサイズセンサー自体が「オーバースペックな無用の長物」なので、ソニー、ニコン、キヤノンの APS-C は製品として立派に成立しているのです。そうは言っても、ソニー、ニコン、キヤノンの APS-C は優れたレンズの選択肢が少ないのでお勧めしません。ですから APS-C なら最高のレンズが揃う富士フィルム一択です。残るはマイクロフォーサーズですが、他のフォーマットとはそもそもの生い立ちが異なります。35mmフルサイズはフィルム時代から続く因習と見栄の産物であり、実用的な意味での存在価値がありません。悪貨が良貨を駆逐する最たる例だと愚考します。また APS-C も似たようなモノです。そもそもフィルム時代のフォーマットを採用している時点で、デジタル化に対する否定的な妥協の産物と言って良いフォーマットなのです。対するマイクロフォーサーズは一眼レフのフォーサーズ規格を元にしています。そしてフォーサーズ規格とは、当時世界最大のフィルムメーカーでデジタル化にも極めて積極的にアクションを起こしていた Kodak と、顕微鏡や内視鏡と言った光学機器と独自の小型化理論でPen や OM シリーズといった優れた35mmフィルムカメラを作っていた OPLYMPUS が共同して真剣に考え造られたデジタルカメラの為のセンサーとマウントをセットとした理想的な規格です。そのフォーサーズ規格の拡張規格としてミラーレスカメラ用にオリンパスとパナソニックによりリファインされた世界初のミラーレスカメラ用の規格がマイクロフォーサーズなのです。フォーサーズとマイクロフォーサーズ以外は、まずセンサーサイズ在りきで、各社が好き勝手にマウントを作っていますが、ソニーのEマウントだけは本来 APS-C だったマウントを無理やりフルサイズで運用しているので他社のレンズより更に大きく重くなってしまうという悲しい性を持っています。事実、35mmフルサイズミラーレスのマウントは後から登場したマウントになる程に有効径が大きくなっていて、最後に登場したニコンやパナソニック、シグマ、ライカによるミラーレス用マウントに至っては手の小さな人では持つのが辛い程に太く大きなっています。この事からも35mmフルサイズセンサーはデジタルカメラとして使うにふさわしくないセンサーサイズだと愚考します。一方でさらに大きなフォーマットである富士フィルムのGFXはフィルムカメラで例えると中判カメラに位置するので扱い方自体が異なるため問題となりません。同じ富士フィルムの APS-C も完全な専用設計で多少レンズは大振りになりますが実用範囲内で、口径を抑え小型化したレンズを多くそろえる事でフィルム時代の一眼レフと同じようなハンドリングができます。よく言われる「35mmフルサイズが最高」と言われるレンズとボディの組み合わせは、それなりに体力のある壮年までの男性以外、助手でもいなければ取り扱うのは困難な大きさと重さです。35mmフルサイズミラーレスで最高性能のボディを2台、最高性能のレンズを3~5本、コレを常時持ち歩いて撮影するなんて考えたくもありません。撮影メインで主力機を持ち出すならレンズは3本か4本、それにノートPCはもちろんの事、場合によってはフラッシュやレフ板、三脚まで持ち出す事を考えたら本当に嫌になります。個人的な話をすれば m4/3 で「悪魔のレンズ」と言われる 12-100 / 4.0 Pro は、大きさはギリで許せましたが重さは無理で定評のある 12-40 / 2.8 Pro さえ嫌で 12-45 / 4.0 Pro を標準ズームに選びましたから、フルサイズどころか APS-C でも「無理ゲー」です。現在の愛機である OM-1 は非常に好ましい大きさと重さで、更に優れたグリップとファインダーを持つので撮影するだけなら多少は大きくて重いレンズでもバランスが良いので気になりません。でも、持って歩く事を考えると大きくて重いレンズは遠慮したくなりますねぇ。では、そろそろ結論にしたいと思います。結論は、レンズ、センサー、画像処理エンジン、が織りなす最終画像が気に入ったカメラを使えばセンサーサイズなんて気にする必要がないのです。スマホの画像が実用レベルを上回り、1インチセンサーのコンデジが一定以上の評価を得ている事実からしてセンサーサイズは何でも良いです。35mmフルサイズミラーレスより確実に劣る、ソニー、ニコン、キヤノン、の APS-C ミラーレスでさえ、求める機能が満たされるのなら何の問題もありません。35mmフルサイズ使いの老害から何を言われようと気にしなければ良いだけの話です。ただし、確実に言える事は35mmフルサイズセンサーは、最高どころか良くもなんともないと言う事だけです。残念なのは、35mmフルサイズセンサーを搭載した機種が最高性能を搭載したミラーレスだと言う事で、本当に残念でなりません。例えばソニー、ニコン、キヤノン、なら APS-C で35mmフルサイズセンサー機と同等の性能を持つカメラは簡単に作れますし、レンズに至っては APS-C のレンズ方が真剣に作れば 35mmフルサイズセンサー用のレンズより良いレンズが作れます。そうすれば 35mmフルサイズセンサー機は「無意味な存在」だと誰にでも解ってしまうでしょう。営業的に絶対に作りませんけどね。せいぜい高いレンズとカメラを買ってくれ。元々は貴方達が求めたから35mmフルサイズセンサーが生まれたのだから。と言うのがソニー、ニコン、キヤノン、の本音です。ソニーもニコンもキヤノンも、35mmフルサイズセンサーには否定的だったのです。実際にソニーEマウントは APS-C を考慮して作られたマウントでしたがユーザーの強烈な要望で35mmフルサイズ化しましたし、ニコンに至っては「不変のFマウント」呪縛から抜け出せないで危うくデジカメから撤退するかもしれない状況にまで追い込まれました。キヤノンも、デジタルで有効な35mmフルサイズより小さなセンサーを基本としたマウントのカメラを何度も作ってます。ですが、私も含めた「やらかした老害」達はそろそろ引退の時期に来ています。スマホを手にして生まれたような今後の世代は35mmフルサイズセンサーの呪いなんて気にしないでしょう。ミラーレスカメラの寿命はその時に終わるのか。まぁ、その頃には私はもう生きていないでしょうからどうでも良いです。ごめんなさい。
2024.11.20
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35mmフィルムカメラ時代「85mm F1.4」は代表的なポートレートレンズで「300mm F2.8」はカメラ小僧御用達のイベント会場でコンパニオンさんを撮影する時に背景を有耶無耶に出来る必殺レンズでした。ですが一方で「50mm F1.4」で一歩被写体に近づきさえすれば、ポートレートは撮影可能で、一歩寄って絞り解放で望遠レンズ風に、一歩離れて絞り込む事で広角レンズ風にと、標準レンズはかように使い勝手の良いレンズだったのです。その後、ズームレンズの登場で「ボケ量」と言うのは忘れ去られました。暗くてボケないズームを売るために「ボケ量」は禁句でした。まぁ、話題にする人自体がとても少数派でしたが。その後、AFと大口径ズームの登場で再び「ボケ量」が話題になる事が増えます。ですが、明るいレンズは悪条件でも撮影可能とする為であり、決してボケ量を確保する為のレンズではありません。実際に、明るいレンズは「ハイスピードレンズ」と呼ばれる事も多くて、高速なシャッターが切れる事こそが重要だったのです。そもそもマニュアルフォーカス時代はピントを合わせること自体が困難でしたから、絞り込む事で被写界深度を稼いでピントの来た写真とするのが当然でした。絞り解放での描写性能が話題となるのはAFが一般的になってから、厳密にはデジタルになってからなのです。因みにかの有名な Leica のレンジファインダー機は有効基線長の関係で 50mm F2.0 が限界とされそれ以上に明るいレンズも存在はしますがレンジファインダーの距離計は当てにならずカメラマンの感だけがたよりでした。実際、大口径レンズはピントを合わせる事の難しさからもプロ用レンズとされていました。実際にAF時代になってもAF性能の未熟さから 85mm F1.4 を絞り開放で使うとアマチュアは失敗写真を量産するし、プロでもある程度の被写界深度は必要なので絞り開放で使われる事は決して多くはなかったのです。さて、話を現在のデジタルカメラに戻しますとAF性能は著しく進化しました。この事は、ほんの一部のプロカメラマンと、多くのハイアマチュアカメラマンが「レンズの換算計算」が面倒なので35mmフルサイズのデジタルカメラを希望した結果として、AF性能を向上させざるを得なかったからです。決して画質とかボケ量から35mmフルサイズが求められたのではありません。フィルム時代のレンズ資産をデジタルでも流用したい。デジタルカメラも、フィルムカメラと同じ感覚で使いたい。高画質とかボケ量の多さから35mmフルサイズが求めらていたのでは無い事を知って欲しいと思います。フィルム時代のクオリティをベースとするなら、現在の画質なら1インチセンサーのデジカメでも全く問題ないですし、極論すればスマホでも大丈夫かもしれません。雑誌のオフセット印刷が最終出力ならば全く問題ないです。フィルム時代に中判以上のカメラを必要としたポスター撮影やカタログ撮影でさえもマイクロフォーサーズで十分だと愚考します。では何故35mmフルサイズなのでしょう。私は古くからの因習と見栄だと思っています。フィルム時代ならばカタログ撮影やポスター撮影ならハッセルブラッドと言う時代がありましたしポートレート撮影ならミノルタやペンタックス、報道や一般のプロならニコンかキヤノン、と言う時代がありました。現在の35mmフルサイズがもてはやされている理由は、カメラメーカーが高いカメラを売りたいのと、この因習および見栄の為だと愚考しています。女性ポートレート撮影なら APSーC の富士が最高だと思っていますし、実際、プロの現場でも活躍していますが、富士に35mmフルサイズを求める人は居ません。富士にはGFXと言う更に大きなフォーマットのカメラがありますが女性ポートレートでGFXを使うと言う話も聞きません。この事から女性ポートレートにおける「ボケ量」は APS-C フォーマットで必要にして十分な事が理解できると思います。ですが m4/3 の LEICA DG NOCTICRON 42.5 / 1.2 POWER O.I.S. やM.ZD ED 45 / 1.2 PRO で撮影してみれば m4/3 で十分だと思う人も多いと思います。ポスターで使うような風景撮影こそがGFXの活躍の場ですけど、ハイレゾショットを活用すれば被写界深度の深いマイクロフォーサーズでさえ代用可能なシーンは決して少なくありません。それに極論すれば「ボケ量」はAIで簡単に生成(調整)可能で、事実として最新のスマホならばそれ単体でもボケ量の生成(調整)が可能になっています。画素補完も同様で、こちらはもっと以前から実用化されています。そして35mmフルサイズでは描写性能に優れるが明るくない小型軽量な単焦点レンズが人気です。因みに35mmフルサイズの 50mm F2.8 と同じボケ量は m4/3 の 25mm F1.4 で得られます。あれ?35mmフルサイズミラーレスカメラを使う意味ってなんでしたっけ??巷ではマイクロフォーサーズに未来はないなんて話を聞く事もありますが、セカンドカメラやサブカメラとして使用するプロは意外と多いです。仕事としてクライアントに訴求する必要が無ければ「無駄に」重くて大きな35mmフルサイズは使いたくないと言うプロが少なからず居るのです。そう、35mmフルサイズこそが無駄に重くて大きい「無用の長物」と言うのが私の見解です。ボディこそ技術の進歩で小型軽量化が可能ですが光学性能こそが最も重要なレンズだけは、限界があります。4000万画素を解像出来るレンズで撮影するより2000画素を解像するレンズでハイレゾショットをする方が現実的な時代になったと言う事です。そして2000万画素なら35mmフルサイズセンサーは不要だと愚考します。ここで視点を変え撮影する側ではなく視聴する画に話を変えましょう。50インチ以上の大画面で観る4K映像はとても素敵ですが、比較しなければフルHDでも十分で実際に更なる大画面の映画でさえ高解像度のIMAXが話題になる事はとても少ないです。ちなみに現在、日本で4K映像が視聴可能な映画館は、大阪の「109シネマズ大阪エキスポシティ」(IMAX初上映が行われた大阪の万博記念公園の一角で営業するシネコン)と、東京・池袋の「グランドシネマサンシャイン」の2劇場のみです。実際にはIMAXと4Kはフォーマットが異なるのですが、4K映像が現時点でも一般化していない事が理解できると思います。更に現実問題としてテレビ離れは切実でスマホやタブレットでテレビ以外のソースを視聴する人達が増えています。実際、私もテレビは全く見ていません。そしてスマホやタブレットではフルHDと4Kの違いを確認する事は非常に困難です。視聴する側からすれば4Kが事実的な最大解像度であり、多くの人はフルHDのクオリティに不満を感じていません。そして、視聴する側が意識する最高解像度の4K映像でさえ1インチセンサーで撮影可能です。加工ソースとして6Kや8Kにも意味はあるでしょうけど、最終的なソースのクオリティとしては4Kが上限だと思います。それ以上は電波状況から非常に難しいと愚考します。個人的には 1/1.8 センサーの PENTAX Q や1インチセンサーの Nikon1と言った小型センサーを採用したミラーレスカメラの規格が無くなってしまった事がとても残念です。もしも、ソニーが1インチセンサーのミラーレスカメラを作っていたなら状況は変わっていたかもしませんが、センサーも販売している側からすれば大きなセンサーが売れた方が大きな利益が生まれますから難しいでしょうね。少なくとも「圧倒的なボケ量」を必要と考えるプロカメラマンは非常に少ない事を理解して欲しいですし、ハイアマチュアには入賞する作品はセンサーサイズに関係ない事を理解して欲しい。35mmフルサイズセンサーに縋り付いていればミラーレスカメラは、スマホやアクションカメラに駆逐されてしまうかもしれません。そのセンサーサイズ故に、大きくて重くて高額なレンズが必要となってしまう35mmフルサイズの呪縛から脱却して欲しい。そう願うばかりです。
2024.11.18
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この「TP Original」は台湾のブランドでコロンビアレザーを使用したカメラケースやストラップを展開しています。本革のカメラケースと言えば、今では特徴的なステンレス製ベースとイタリアンレザーの組み合わせが高級感を醸し出している「GARIZ」が有名ですけど、日本に入って来たのはほとんど同じ時期だったと思います。どちらもケースを付けたままバッテリーにアクセスできるのが特徴ですが、テカテカのイタリアンレザーに穴の開いたステンレスプレートを組み合わせた「GARIZ」より、シボの入ったコロンビアレザーを用いつつ開閉式とした「TP Original」が好みです。価格も倍近く違いますが「GARIZ」は三脚取付位置が構造上どうしても移動してしまう事と、何よりステンレスプレートによる重量増が好きではありません。私が「TP Original」のケースを初めて購入したのは SONY NEX-6 を購入した時で、確かヨドバシカメラで購入しました。当時の「GARIZ」と比較すると、やや縫製が甘かったように記憶していますが、今回購入した OM-1 用では素晴らしい作りになっていました。初期作品の NEX-6 用ケースと比較して、確かな技術力の向上を感じます。因みに E-M10 MarkⅡや E-M5 MarkⅢでは、まるで「TP Original」のコピーのような作りをしているPUレザーのハーフケースを導入していました。また E-PL8 では背面パネルの自撮りモードが純正ケース以外だと使えないので止む無くPUレザー製純正ケースを使用しています。私にとって OM-1 は、おそらく死ぬまで愛用する最後の一台との思いを込めて NEX-6 以来となる「TP Original」ケースを奮発して購入したのですが、結果を先に言えば大正解でした。かなり探しましたが他社製品は無かったので OM-1 用で唯一の本革ケースだと思います。比較的カラー展開の多い「TP Original」ですが OM-1 用は、黒、こげ茶、明るい茶、緑、の4色展開で、初めは緑にしようと思っていたのですが「楽天」で何故か黒だけが安かったので、今回は無難な黒にしました。こげ茶のケースだけは同色のステッチですけど「TP Original」のステッチは基本「白」です。では、各部を見ていきましょう。一見すると建付けの悪い作りに見えますが。。。切り込みがある事で上記のように握り込むとグリップ形状に沿うように工夫されています。他機種のケースにも認められるグリップ部の「切り込み」ですが、この工夫で握り込むと上記画像のように遊びが解消され好印象なグリップの感触となります。個人的な話をすれば、ベース部の厚みのおかげで余り気味だった小指が奇麗に収まりました。コロンビアレザーの柔軟性を生かした創意工夫に溢れた面白いグリップ部の造りだと思います。画像左上のスペースは電池室の蓋が開くための「逃げ」でした。次に気になるのがグリップ部とレンズマウント部のベース部から少しだけ立ち上がる部分についてですが、こちらは本体の電池室の蓋を開閉する時の「逃げ」のスペースでした。また、グリップ部の立て付けは完璧ですが、更に画像右下で確認できるグリップ部の余白にマグネットが仕込まれていますので不用意にこのフラップが開く事は皆無です。バッテリーが大型化した為なのか、かなり特殊な形状の電池室の蓋だと思います。上記の画像を確認すれば、やや不格好だなと思いますが電池室部分の開閉を実現する為には仕方のない作りだなと理解できますし、それ故に他社は OM-1 のケースを作らないのかもしれないなどと思ってしまいました。せっかく付けられた「OM SYSTEM」のロゴは隠されてしまいます。私的には最後の「OLYMPUS」ロゴを持つ機種として、この仕様はアリです。ハーフケースとしてのバランスも良い塩梅だと思います。余談ですが SONY RX100 シリーズの「Zeiss」ロゴならばケースに穴を開けてでも見えるようにした方がユーザーの受けは良いかもしれません。OM-1 MarkⅡでは、ペンタ部のロゴが「OM SYSTEM」になり、この場所には「MarkⅡ」のロゴが入るのですが隠れてしまっても気にする人は居ないでしょうね。カメラへの取り付け部も以前とは変更されていてかなり好印象です。地味な変更点ですが NEX-6 の時はPUレザーの互換ケースのように真鍮ネジで取り付けていたのですがナスカン付きのステンレスネジに変更になり、大幅に質感が向上していました。当然ですが背面パネルの稼働もコネクタ類やSDカードへのアクセスも完璧です。電池室蓋部分に型押しされているロゴです。私は10年以上前のコンデジを現役で使っていますし OM-1 は死ぬまで使うつもりでいるので、いずれ劣化してしまうPUレザーのケースではなく、本革のケースが入手出来て良かったです。今回、改めて「TP Original」のケースを手に入れて感じたのは、長年にわたる研鑽による確かな質感の向上でした。本当にこのケースを入手して良かったと思います。
2024.11.17
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このケースは Amazon の「お気に入り」にずっと入れていたのですが、最近になって価格が安くなったのと在庫が減って来たので新品が無くなる前にと思い、思い切って購入しました。最近はメーカー純正ケースも価格を抑える為なのかPUレザーで耐久力が無いので、本革製のケースが安く購入出来たのは嬉しい限りです。トップカバーの「OLYMPUS」ロゴが誇らしいですねぇ。今まではPU製のソフトケースに収めていたのですが肩の部分が露出していたのが気になっていて今回の純正ケースでフルにカバーされたのが地味に嬉しいです。ケースに入れたまま三脚が使えるのも好印象です。昔ながらのケースなので、バッテリーや記録メディアにアクセスする為にはケースから出す必要がありますが、そんなに燃費の悪いカメラではないので特に問題は感じません。PCにデータ入れる時はUSB接続してますし。背面液晶パネルのチルトも純正ですから問題ありません。私は手が大きいので、これで幾分持ち易くなりました。トップカバーの着脱は確かに多少面倒ですが、昔ながらの本革製純正ケースだと思えば納得の仕様だし、泊りで出かける時や自宅保管時以外はトップカバー無しで持ち出せば特に問題ありません。逆に昔ながらの止ネジですがトップカバー用のボタンがバランスしてテーブル等に置いた時の収まりが良いです。PUレザーも悪くは無いですが、本革は長く使えるし質感も良いと思います。元々が「ミニOM-D」って雰囲気でしたが、ケースに収めた事で更に雰囲気が良くなったように思います。買って正解な純正ケースでした。
2024.11.13
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対角線魚眼と言うのはフォーマット内の対角線の画角が180°のレンズです。M4/3 の対角線魚眼(対角線の画角180°を確保した)レンズは●M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO●LUMIX G FISHEYE 8mm / F3.5●SAMYAN 7.5mm F3.5 FISH-EYE上記の3本だけです。因みに APS-C フォーマットの対角線魚眼レンズには m4/3 フォーマットが販売されている場合がありますが、当然クロップされるので厳密な意味では対角線魚眼ではありません。今時の FISHEYE と名がついたレンズは、本来の対角線画角180°を確保した対角線魚眼とは限らないのが現状なのかもしれません。画角が狭くても魚眼な事に変わりはないですから。そういえばペンタックスにはフィッシュアイズームなんてレンズもありましたっけ。因みに円周魚眼と言ってフォーマット内で円形に全周画角180°の画像を記録できるレンズもありますが、こちらは少数派です。かく言う私も安価に対角線魚眼っぽいレンズが欲しくて一番初めは画角140°のオリンパス製フィッシュアイボディキャップレンズ BLC-0980 を購入しました。このレンズで対角線魚眼の魅力に嵌り、次に画角160°の KamLan 7.5mm F3.2 Fish-eye を購入しました。描写性能はとても向上したのですが、やはりリアルな対角線魚眼が欲しくなってしまい最終的には画角180°の SAMYAN 7.5mm F3.5 FISH-EYE を購入しています。画角が広くなっただけではなく小型軽量化されたのも嬉しかったです。そもそも魚眼レンズって+αなレンズだと思ってるので小型軽量である事は私にとってはとても重要なのです。そういう意味では画角こそ140°ですけどオリのフィッシュアイボディキャップレンズ BLC-0980 は安価で超小型軽量ですから存在意義は有ると思います。 そして現在は自動絞りに対応して EXIF 情報が残り、手間をかけなくてもボディ内手振れ補正が効く LUMIX G FISHEYE 8mm / F3.5 が欲しいなと思ってます。使用頻度が低いですから本当に買い替えるかは微妙ですけどね。AF自体は F5.6 まで絞ればパンフォーカスですし、近接時もMFしますからどうでも良いんですが、撮影データに EXIF 情報が残るのと、手間を掛けなくてもボディ内手振れ補正が効くのは楽で便利です。星空撮影重視だったり、予算と体力に余裕が有れば M.ZD ED 8 / 1.8 Fisheye PRO が良いです。オリのボディなら超広角レンズとしての補正もボディ内で出来ます。と言う事で、リアルな対角線画角180°を確保した本当の対角線魚眼が必要な場合は注意して下さい。APS-C フォーマットと共用の場合は画角160°前後になってしまいます。
2024.11.11
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現在の OM SYSTEM で 17mm はPROレンズの M.ZD ED 17 / 1.2 PRO と M.ZD 17 / 1.8 の2本ですが、オリンパス時代の 2009 年に E-P1 の登場に合わせて m4/3 最初の 17mm として、 M.ZD 17 / 2.8 が登場していました。この M.ZD 17 / 2.8 に対して当時のオリンパスがどのくらい気合を入れていたかと言えば、本レンズ専用の外付け光学ビューファインダー VF-1 が用意されたり、往年の名機「オリンパス・ペン F」用交換レンズのフロントキャップをイメージした“F”ロゴ入りのレンズキャップが3色展開で限定販売されたほどです。性能的にも(当時のオリジナル文書から一部を抜粋)1-2. 優れた近接撮影能力:レンズ先端から、最短で約15cm先の被写体に近づけます。1-4. 円形絞り:クセのない自然なボケ味を演出するために、円形絞り機構を採用しています。2-1. 高速オートフォーカス:新アルゴリズムにより、当社「ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8」と比較して、約2倍※の高速なオートフォーカス駆動を実現しました。※ 当社試験条件による。2-2. 操作性の良いマニュアルフォーカス:適切なトルクで、MF操作時のピント操作感に配慮。3.上質な外観デザイン:シルバーボディーの高品位なデザイン(後にブラックも登場)。というように当時としては中々に気合の入ったレンズでした。とは言え、古いレンズなので現行 M.ZD 17 / 1.8 と比較すれば光学性能もAF性能も劣ります。ですが、最短撮影距離が5cm短く、画面中心部の近接描写なら勝るとも劣りませんし、遠景の周辺画質も絞り込めば実用レベルになります。何より M.ZD 17 / 2.8 は速写性において絶大なメリットとなる純正の「自動開閉レンズキャップ」が使えると言う大きなメリットがあります。電源ONで瞬時に撮影スタンバイ。この恩恵はスナップシュートで絶大です。ですので、今回は OM-1 の機能を活用して、現行 M.ZD 17 / 1.8 のスナップショットフォーカス機能を模倣して、本家と同等かそれ以上に使い易いスナップレンズを目指します。絞り値をF8.0に、プリセットMF距離を3.0mにセットして「C1」に登録。まずはメーカーHPの M.ZD 17 / 1.8 「主な仕様」末尾に記載されている被写界深度表を参照して絞り値をF8とします。次にプリセットMF距離を3.0mにセットします。これで 1.321 ~ ∞ のパンフォーカスになりました。後は「親指フォーカス」にして「C1」にセット。後は電源入れて背面液晶で構図を確認してシャッター押すだけ。スナップショットフォーカス同様に固定焦点化されていますから即座にシャッターが切れて速写性は完璧です。周辺画質についても絞り値をF8にした事で改善されますし「一石二鳥」ですね。此処からは拙いですが簡単な作例を。。。1.321 ~ ∞ のパンフォーカスは室内撮影でも有効です。この被写界深度の深さこそ m4/3 のメリットです。周辺画質向上の為、シャープネスを+1しています。今回の作例は全て片手で撮影しています。遠景描写はまだ甘いですが、街角スケッチなら十分だと思います。超強力な OM-1 の手振れ補正と自動開閉レンズキャップの恩恵で、すべて片手で撮影しています。気が向いたら電源入れてカメラを向けてシャッター押すだけ。数秒の間に全てが終了します。主要な被写体にフォーカスしたければ、一歩二歩近づいて絞りを開放して親指AFすれば良く電源OFF⇒ONで元の設定にすぐ復帰します。参考までに、ガチで風景撮る場合は絞り値は F5.6 でAF撮影した方が良い結果が得られます。遠景メインでパンフォーカスするなら絞り値F5.6でプリセットMF距離を5.0mにセットすると1.979 ~ ∞ のパンフォーカスとなるので夜景や遠景が多い時は F5.6 の方が良いかも。と言う事で、ここからは絞り値F5.6でプリセットMF距離を5.0mにした作例です。ISO:640 1/60 F5.6 等倍で観ると遠景はF5.6の方が良さそうです。ISO:2500 1/60 F5.6 高感度と手振れ補正に強い OM-1 なので、片手撮影はそのまま。ISO:1600 1/60 F5.6 本当に簡単に撮ってます。ISO:1000 1/60 F5.6 片手で楽勝です。ISO:3200 1/25 F5.6 低振動モード 背面液晶見ながら片手撮影で縦位置も無問題。この M.ZD 17 / 1.8 の場合は近距離を捨てて、絞り値F5.6でプリセットMF距離を5.0mにセットした 1.979 ~ ∞ のパンフォーカス撮影の方が具合が良さそうですが最短合焦距離で約66cmの差がありますからそれをどう考えるか。いっその事C1とC2に両方の設定を入れておいても良いかもしれません。それにしても、本当に、手軽に、気軽に、いい加減に、適当に、素早く、片手で、撮影しているのに普通に撮影出来てしまいました。レンズキャップを着脱する必要が無い。AFの確認をする必要が無い。手振れの心配がない。電源入れてカメラを向けてシャッターを切る。この間に待ち時間は全くありません。撮影機材の進化は凄まじいです。そして何気なく見た景色を手を加えずそのまま記録する事こそがスナップシュートなのかもしれません。そんな事を感じたのが今回のテスト撮影でした。そして「自動開閉レンズキャップ」が使える M.ZD 17 / 2.8 は良いスナップ用レンズだと改めて思った次第です。
2024.11.10
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中華レンズの TTArtisan 35mm F1.4C は現在でも人気のある良いレンズですね。私もつい先日初めて入手しましたが、もうマウントアダプターでオールドレンズを使うのが馬鹿らしくなってしまいました。これでROMが入って自動絞りに対応していたらある意味パーフェクトですが、レンズ設定を呼び出したりして一手間かけるのも完全MFレンズの楽しみって事で。本レンズは APS-C フォーマットのレンズで換算52.5mmの標準レンズになり、様々なマウントで展開されていて人気が有る訳ですが、m4/3 で使用する場合は、換算70mmの中望遠レンズになるので微妙に使い辛いと感じなくも無いです。ですが OM-1 で使ってみると、ファインダーの中でピントが合っていく様子が何とも素晴らしくて、この換算 70mm と言う画角も悪くないなと思ってしまいました。それと APS-C フォーマットのレンズ故に小型軽量なのも嬉しいです。絞り解放でこの浮き立つ立体感と、この金属の質感描写なら文句ありません。明確な望遠効果は感じられず、標準よりやや狭い換算70mmと言う画角がもたらすファインダー内で、ピントリングを操作する事で合焦し被写体が浮き立つように現れる様子が何とも好ましく感じます。正に OM-1 の素晴らしいファインダーを堪能できるレンズの一つでしょうね。と言う訳で、中々に好ましいMFレンズですけど一つ困った事がありまして、フィルターサイズが Φ39 と特殊なのに純正レンズキャップは金属のねじ込み式で、質感は良いですが使い勝手がよろしくない事と、レンズフードがなかなか見つからない事です。安価な中華レンズは大体逆光耐性が弱いですから、それなりに効果のあるレンズフードを常用したいと思う人は少なくないと思います。で、ネットを彷徨っていたら、良いレンズフードが存在しました。それが FUJIFILM XF27mmF2.8 用のフードと専用キャップで、型番はレンズフードLH-XF27とレンズフードキャップ LHCP-27となります。もう、専用設計のようにピッタリです。元が27mm用ですから蹴られる事はありませんが、それなりに効果は高そうです。なによりレンズのコンパクトさと素敵な姿を壊さないのがお気に入りのポイントで、材質も金属で質感高いです。フードキャップを付けた姿がコチラ。樹脂製で被せ式のキャップですが、かなりしっかりと嵌るので肩から下げて持ち歩いたとしても、気が付いたらキャップが外れて無くなっていた。。。と言う事にはならなそうです。そして、キャップをした姿も純正の組み合わせのように決まっていると思います。私は Φ39 フィルター経由で付けてますが、それでも蹴られません。もう TTArtisan 35mm F1.4C には、この組み合わせしかないのではないかと個人的に思います。現在でも TTArtisan 35mm F1.4C を愛用している方は、どうぞお試しあれ。
2024.11.09
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多分、引っ越しのドタバタで誤って破棄したのだと思うのですが、スマートメディアのリーダーがどこを探しても見当たりません。仕方ないのでいつもの Amazon で探したら、かろうじて1機種だけですが新品で販売されていたのでゲットしました。因みにスマートメディアと言うのは、東芝、オリンパス、富士フィルム、セガ、で結成したSSFDCフォーラムによって規格策定され、1995年から市販された記録メディアで、SDメモリーカードやxDピクチャーカードの前に使われていました。デジカメ以外にも、ワープロとかMP3プレーヤーとか色々な機器で概ね2002頃まで使われていたと思います。ウチでは 2000.06 発売の RICOH RDC-7 がスマートメディア(SM)を使っています。もっと昔は東芝のアレグレットとかフジのポルシェデザインのヤツとか、バッテリーの互換性がある個体をいくつも使っていたのですが、今残っているのは Kodak DC4800 と RICOH RDC-7 だけです。せっかくスマートメディアのリーダーを改めて購入したので、フジのポルシェデザインのヤツは改めて入手しようかな。カメラ本体をクレードルに収めて充電したりと個性的な機種でした。現在でも新品が入手出来ましたけど接続コネクターが、なんと「mini-USB」でした。ウチでは mini-USB の Sound BLASTER SBX PROSTUDIO を現役で使っていますが、流石に今の時代に mini-USB の機器を改めて買うとは思いませんでした。(;^_^A今では在り得ないスタイルが RICOH RDC-7 の個性です。とは言え、古いデジカメ等のデータをピックアップ出来る貴重な存在ですので、是非、今後の販売を続けて欲しいと思います。
2024.11.08
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先日までは、近くのリサイクルショップで購入した iBUFFALO YDKBU11 を使っていました。このキーボードは「Wake Up」「Sleep」「Power」が追加されたフルキーボードだったのですがウチのPCでは上手く動作しませんでした。それにフルキーボードが微妙に邪魔なんですよね。後、タイピングの感触があまりよろしくないんですよね。PCデスク上のレイアウトの問題もあるのですが、バックスペースを推すつもりで「F12」を推してしまう事が多くて、それにもイラっとしていました。なので、久しぶりに真面なメカニカルキーボードを購入してみようと思ったのです。で、今回購入したのはコチラのキーボードです。iClever ゲーミングキーボード 赤軸 テンキーレス 日本語配列 有線 91キー「G01」今まで「黒軸」や「青軸」のメカニカルキーボードを使っていた事はありますが「赤軸」は初めてです。赤軸の感触は静かで軽いって感じですかね。LEDバックライトのキートップも良い塩梅で、PCを立ち上げた時に賑やかで楽しいですし、キートップの文字が消える心配も無いです。使用感はかなり良好で、この赤軸キーボードは気に入りました。また、カバー部分が低くて掃除が楽そうなのも気に入りました。久しぶりにタイピングソフトでタッチタイプの練習でもしましょうか。そんな気分になる程度には気に入りました。また入力作業には全く関係ありませんが「Wake Up」「Sleep」「Power」キーが無くなったせいかPC終了時に変にスリープモードに入ったりせず、素直に終了するようになったのも嬉しいです。ホント、購入して正解でしたね。ついでに勢いで無線のテンキーボードも購入しました。iClever IC-KP09 (ホワイト)キーボードと同じメーカーですが、白の方が安かったので。Type-C充電のワイヤレス 2.4G 接続で背面に「ON/OFF」スイッチがあって簡単に使えます。一応パンタグラフ式で「電卓」ボタンで画面に電卓が出てくるのが地味に便利かも。常時使用すると言うより、数字入力が多い時とか電卓使いたい時とかにスイッチ入れて使う感じですかね。。。正直、無くても良かったかも。それからメカニカルなキーボードで高さが有るのでリストレストも購入しました。HyperX Wrist Rest 4Z7X0AA ブラックこちらもゲーミングキーボードでそこそこ有名な HyperX のリストレストで各種サイズがあるのですが卓上のレイアウトを考えて、幅 318mm の「コンパクト」を選びました。キーボードより少し短いのですが、それでトラックボールとの干渉を避けるようにしています。クールジェルと低反発クッションの二層構造に期待しての選択です。もちろんお値段優先ですけどね。(;^_^Aで、PCデスク上はこんな感じになりました。キーボードのメイン部分がセンターに来てかなり使い易くなりました。まだ、新しいキーボードに慣れている最中ですが既に入力の楽さを感しています。これはマジでタイピング練習アプリを入れてブラインドタッチを再習得したくなって来ました。
2024.11.07
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最近のミラーレスカメラって驚くくらい高額ですね。まぁ、自転車のロードバイクにも言えますが電子化で製品寿命が短くなっているのに高性能化ゆえに製品価格は高騰する。でもそれって本当に必要な高性能なのでしょうか。まぁ、必要な人は必要な性能を持つ個体を買えば良い訳ですけど、周囲に踊らされて不要な高性能機を購入しているとするなら、何とも勿体ない話だと思います。私の感覚で言わせて頂ければ、A3ノビより大きなサイズのプリントで個展を行ったり、仕事で高解像度のデータが必要でない限り35mmフルサイズは不要だと断言します。よく言われるのがボケ量ですが、実際の用途を考えれば m4/3 で十分で APS-C で既に過剰かもと思ってます。まぁ、女性ポートレートで背景処理が苦手な人は APS-C の富士とか使えば良いですが、雑誌のグラビア程度までならプロカメラマンは m4/3 で普通に仕事を熟せます。ましてや現在はPCでボケ量を増やす事は容易に可能ですから、逆に m4/3 の被写界深度の深さこそが有効です。まぁ、プロの場合は使用機材で仕事が来たり来なかったりもしますので m4/3 をメインとされるプロカメラマンさんは少ないですが、実はサブで m4/3 を使っている人は多かったりします。と言う事で35mmフルサイズ機を除外、ニコン、キヤノン、ソニーの APS-C もレンズが少ないので除外、富士は個人的には大好きなんですが、最近は中古相場のコントロールがえげつないので除外、残るのは必然的に m4/3 となる訳です。以上は静止画撮影限定の話です。動画撮影ではソニーが頭一つ抜けてます。パナソニックも動画で一定の評価を得ていますが、全てにおいてソニーに及びません。個人的には DJI Pocet 3 で、ブログ程度なら十分だと思っていて、そこから足りない部部を割り出してからミラーレスを買えば良いと思いますけどね。ですが OM SYSTEM の手振れ補正はアクションカメラ並みに優秀なのでジンバルを買う気が無いなら OM-5 や OM-1 はアリだし、パナもAFに納得できればアリです。でも、ガッツリ動画やるならソニーボディ+ジンバルがベストだと思います。あ m4/3 のブラックマジックも良いのですが今度は動画専用機になってしまいますので一般的ではないです。と言う事で静止画中心、動画はオマケとして m4/3 の中古ボディに付いて検討してみました。まずは「買わない方が良いですよ~」的な機種として OLYMPUS E-PL6 以前の E-PL シリーズとE-PM1/2、E-P1/P2/P3、を上げておきます。現在でも E-PL5/6 とか E-PM2 は人気がありますけど、ほとんどすべての個体が「ボディ内手振れ補正」が故障した状態で取引されています。だったらパナのGFシリーズで良いと思うのですけどね。元からボディ内手振れ補正を搭載していないのと故障していて使えないのでは、その意味するところが全然違うと思うのです。ですので OLYMPUS ボディならば E-PL7/8 かAP2ポートが無いですが E-PL9/10 です。現行モデルの E-P7 は人気先行で価格が高めなので新品を狙った方が良いと思います。後は一眼レフスタイルの E-M10Ⅱ/Ⅳ(現行モデル)、E-M5Ⅱ/Ⅲ、E-M1Ⅱ、OM-1(現行モデル)ですね。E-P5 と PEN-F は一方は古く、一方は異常に中古相場が高騰していますからお好きな方はどうぞとしか言えません。何より、どちらのボディも個人的には大きくて重いです。既に修理出来ない E-M10Ⅱ、E-M5Ⅱ、E-M1Ⅱですが、一眼レフスタイルの手振れ補正は強力で故障している個体が非常に少ないのが好印象です。各機種でデジタルシフトが可能で、深度合成も E-M5Ⅱと E-M1Ⅱなら可能です。一眼レフスタイルで特にお勧めなのは E-M5Ⅲと OM-1 です。どちらも最新現行モデルと大した性能差は無いのにお手頃価格で中古が販売されています。特にOM-1 は新品が本家のネットショップにて何かとバーゲンプライスで販売されている影響なのか中古相場が暴落傾向にあり一世代前の E-M1Ⅲと大差ない中古価格になりつつあります。ですが、この状態は長くは続かないと思われるので OM-1 を狙うなら新品・中古に限らず今が狙い目です。一方のパナソニックだと手振れ補正の入っていない機種が狙い目です。パナで手振れ補正入りの機種は比較的大柄な個体が多いのがマイナスポイントで、それ故に手振れ補正入りで比較的小柄な GXシリーズは中古価格が高騰気味です。具体的には手振れ補正が入ってない事で小型軽量を実現している GF9/10、G100 が一押しで、例外として G9Pro です。m4/3機の中で OM-1 が出るまではファインダー性能が断トツだった G9Pro は中古相場で破格で販売されています。確かに m4/3 では大柄なボディですが、30分の時間制限が有る以外では GH シリーズ並の動画性能も確保されていますし、ガチで静止画撮影するなら一押しです。G9Pro + Leica DG NOCTICRON 42.5 /1.2 POWER O.I.S で撮影すれば、ポートレート撮影において APS-C どころか35mmフルサイズも不要であると実感できると思います。しかも費用対効果が圧倒的に安く済みます。オリなら OM-1 + M.ZD ED 20 / 1.4 PRO、M.ZD ED 75 / 1.8のセットですね。ボディは G9Pro でオリのレンズも含めて3本そろえれば女性ポートレート撮影では、費用対効果とハンドリングまで考慮すれば無敵かもしれません。お手がる撮影では「手振れ補正内臓レンズ」という制約が生まれますがパナの GF9/10 と G100が良いでしょう。手振れ補正内臓レンズの制約が嫌ならばオリのボディかパナの G9Pro です。新品だとパナは G100D オリは E-P7 と E-M10Ⅳの計3機種だけで、後は大柄で本格的なボディになってしまいますから中古市場を大いに活用して m4/3 ライフを楽しんで欲しいと思います。
2024.11.06
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先日 OM Digital Solutions さんからDMが届きまして、その内容と言うのが============================================【今だけ!】期間限定サービス実施中【OM SYSTEM】期間・対象機種限定:シャッター交換キャンペーン実施中下記の対象機種において、シャッター交換を通常の約 50%OFF、返送料は弊社負担にて提供するキャンペーンを期間限定で実施しております。<キャンペーン期間>2024年9月9日(月) ~ 2024年11月29日(金)※ 期間中弊社に到着している分のみ対象<対象機種>PEN-F、E-PL8、E-PL9、E-PL10、E-P7<サービス内容>本サービスでは、シャッター交換を実施の上、各部点検、清掃、ファームウェアのバージョンアップを実施いたします。現時点でシャッター故障が発生していない場合でも、ご希望がございましたら交換いたします。お申し込みいただき次第、サービスを開始させていただきます。お見積もりのご連絡はいたしませんのでご了承ください。サービス実施後の保証は修理保証と同様に 6カ月間となります。※ シャッター部品以外に不具合を確認された場合、本キャンペーンの対象外となり、お見積りのご連絡をさせていただく場合がございます。<キャンペーン料金>シャッター修理料金の約50%OFF、送料弊社負担価格にて対応。製品名 シャッター修理料金(税込・ピックアップ送料込) キャンペーン価格(税込・送料込)PEN-F 31,350 円 15,400 円E-PL8E-PL9 24,200 円 13,200 円E-PL10E-P7※ 保証期間内の場合には、通常修理対応として無償にて作業を実施させていただきます。保証書、 購入履歴を同梱ください。※ ピックアップ (引取修理) をご利用いただけますと往復送料は弊社で負担いたします。 送付修理 の場合は、弊社にご送付いただく際の送料、持込修理 の場合は、弊社までの交通費に ついてはお客様ご負担となります。返送時の送料は弊社が負担します。============================================との事でした。幸いな事にウチの E-PL8 が対象機種に入っていました(だからDMが来たのかな)ので、まだウチの E-PL8 はシャッター回数を確認していなかったのを思い出し、改めて調べてみました。「R」がシャッター回数です。8万回を超えていて驚いてしまいました。え、83,154回って、やばいですね。どうやら、かなり酷使された個体だったようです。外観もそこそこ奇麗でホワイトボディだから、そんなに酷使されてないだろうと思っていたのですが、完全に誤算でした。シャッター回数が1万回以下なら今回は見送ろうと思っていたのですけど、8万回以上って、おそらく10万回上限のユニットだと思うので、そろそろシャッターユニットが何時死んでも不思議じゃない回数です。この E-PL8 は電子先幕シャッターは搭載していますが電子シャッターを搭載していないので余計にシャッター回数が増えるのかもしれません。余談ですが電子シヤッター搭載機種なら電子シャッターを多用する事でシャッター寿命の延命が出来ますし、最悪シャッターが故障して修理不能だったとしても、電子シャッターを使って使い続ける事が可能かもしれません。電子シャッターを搭載しない E-PL8 には無理ですが。なので、今回のキャンペーンはウチの E-PL8 にとって、どうやら救いの神だったようです。実は、購入時に E-PL7 のシルバーか E-PL8 のブラウンかホワイトで、迷っていたのですけど偶然にも安価で発見出来た E-PL8 のホワイトにしておいて本当に良かったです。この E-PL8 はAP2ポートを装備した最後の機種ですから外付けEVFや外部マイク端子を使いたいならお勧めです。まだ E-PL7 は修理対象だったと思いますが E-PL6 以前の機種だと修理対象外で、しかも E-PL/PM シリーズは手振れ補正ユニットが脆弱で故障した個体が普通に流通していると言うか、もはや手振れ補正ユニットが正常に動作している個体の方が少ないと思われます。今回のシャッターユニット交換サービスは 2024.11.29 までですので、気になっていた人は急いで E-PL8 を入手した方が良いでしょう。今回のサービスを使う事でAP2ポートを持つ個体を可能な限り長く愛用出来る、最大にして最後のチャンスかもしれません。同様の事は後継機種が出ていない PEN-F にも言えます。基本的に修理部品の再生産は無いので修理部品が枯渇すればその個所の修理は不可能です。まぁ PEN-F のシャッターユニットならば限界が10万回って事は無いと思いますけど1万回を超えていたなら交換しても良いと思います。なお E-PL9/10 については、特別な思い入れでもない限り、使い潰して E-P7 へ買い替えれば良いのではないでしょうか。現行モデルの E-P7 は、既に1万回を超えていたなら交換するのはアリだと思います。と言う事でPDFの申込書をプリント、必要事項を記入してから、ピックアップサービスに連絡して引き取り依頼をしました。今回はピックアップサービスだと往復の送料まで無料です。今回のようにボディ単体を依頼する場合、レンズを外し、代わりにボディキャップを付け、SDカードを抜いて、アクセアリーシューカバーは付けたままで良いそうです。代金は現金代引きのみとの事でした。個人的には今回のシャッター交換代金を入れても割高とは思わない程度には安く購入した個体なので結果オーライと言うか「神様ありがとう」って感じ。私は沢山のカメラをケースバイケースで使い分けているので、これでシャッターユニットに関しては、私が死ぬか手放すまで無問題で使い続ける事が出来るでしょう。良きかな、良きかな。
2024.11.06
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フォーサーズ時代を知るオリンパスのデジカメユーザーさんにお話を伺うと「オリンパスブルー」って言葉が出てくる事が多かったりしますが、厳密には「コダックブルー」です。フォーサーズの規格をオリンパスとコダックで立ち上げ、初期の E-1、E-300、E400(国内未発売)E-500、にKodak CCD が使われていていたので、いつのまにか「コダックブルー」が「オリンパスブルー」になっていた訳です。パナソニックとの差別化と言う意味もあり、撮像素子が CMOS になっても「オリンパスブルー」を意識した絵作りが為されていた可能性も高いとは思いますけどね。話は変わりまして、実は私のファーストデジカメが Kodak DC-210 でして、現在でも DC-4800をフルキット(純正カメラケース、レンズアダプター、コンバージョンレンズ、充電器、等)で動体保管しているほど Kodak のデジカメが好きなので Kodak CCD を搭載した E-300 か E-500が欲しいなぁ、、と密かに思っていました。また ZD ED 50/2.0 Macro についてはマウントアダプターを入手してから、ネット上での評価が気になりはじめました。当初は M.ZD ED 60/2.8 Macro を買おうと思っていたのですけど、換算120mm と言うのは少し長いかなと思ってたし、新たに深度合成できる M.ZD 12-45 / 4.0 PROを手に入れた事もあり M.ZD 60/2.8 Macro への興味が薄れて、逆に ZD 50/2.0 Macro への興味が高まったのです。 今時のネイチャーマクロの定番レンズをあえて外して隣の人とは違うレンズを使いたいって思いも少なからずありますし OM-1 ならAF速度もあまり気にならないかなって思いもあります。それに深度合成は手持ち M.ZD ED 30/3.5 Macro と M.ZD ED 12-45/4.0 PRO で出来れば十分です。で、いつものようにネットを徘徊していたら E-500 と ZD50/2 Macro がセットで某オークションに安価で出品されているのを発見してしまい、ダメ元で入札したら、並以下の ZD 50 Macro 単体を落札する程度の価格で E-500 + ZD 14-45/3.5-5.6 まで落札出来て、超ラッキーでした。出品タイトルが「E-500 +レンズ2本」と言うタイトルだったので ZD ED 50/2.0 Macro が欲しい人達のチェックから漏れていたのだと思います。まずは E-500 のご紹介から。ZD 14-45/3.5-5.6(フード無) と、互換バッテリー2個に互換充電器のセットでした。今回の E-500 に付属する ZD 14-45/3.5-5.6 は E-300 登場時にセットズーム目的で発売されたレンズで E-500 初期のセットズームでもありました。従来からある ZD ED 14-54/2.8-3.5 より一回り小さく150gほど軽いレンズですが、あまり魅力を感じません。実際、当時はこのレンズのせいで小型・世界最軽量(2005.9.27現在、レンズ交換式デジタル一眼レフカメラにおいて)というスペックを無意味にしていました。このレンズより小型軽量な同等クラスのレンズが APS-C サイズ用でいくつか存在したため、レンズ込みだとAPS-C 機よりも重くなってしまっていたのです。その後 210g の ZD 17.5-45/3.5-5.6 がセットズームとして登場しますが、フォーサーズレンズでは唯一の単体発売されていない「ダメレンズ」でした。ですので、この後に登場した更に小型軽量(190g)でコントラストAFにも対応した ZD 14-42/3.5-5.6 が良い組み合わせだと思います。期待の撮像素子はE-300と同じコダック製800万画素フルフレームCCDですが、ISO感度拡張時のノイズを軽減するノイズフィルターを新たに搭載し ISO800 以上での仕上がりはE-300とは全く別物らしいです。とは言え ISO400 が常用出来ればラッキーで基本は ISO200 以下でしょう。液晶モニターは2.5型に大型化され、これまでの操作系・メニュー表示を踏襲しつつ、各種設定も楽になり、更には E-300 で不安定だったAEやAWBも安定して使い易くなっているらしいです。その代わり、ファインダーは小型軽量化の為にペンタダハミラー・視野率約95%・倍率0.9倍とE-300 より小さくなり、倍率も下がったので暗いレンズはあまり使いたくない仕様です。ボディに手振れ補正も入っていませんし、フィルムカメラ同様、日中屋外専用ですかね。この打開策としては、レンズヘヴィで少しバランス悪いですけど、レンズに手振れ補正の入ったパナの LEICA D VARIO-ELMAR 14-50 / 3.8-5.6 MEGA O.I.S. をセットしてみました。レンズが大きくて重いですけど、バランスはそれほど悪くありません。結果として、普通の明るさの室内なら実用に耐えるかな。 しかし Kodak CCDに Leica レンズの写りは何とも良い塩梅です。本家 Leica デジよりフィルム Leica っぽいかもと思いました。私は持ってませんが、先ほど書いた ZD 14-42/3.5-5.6 や、フォーサーズ唯一のパンケーキレンズとなる ZD 25/2.8 が好ましい組み合わせでしょう。今回入手した ZD 50/2.0 Macro も、もちろん良い組み合わせだと思いますが、そちらは OM-1 で使う予定です。続いて ZD ED 50/2.0 Macro について。意外な事に E-30 や E-500 で使うより OM-1 で使う方が遥かに使い易いレンズでした。まず、コンディションについてですがピントリングのベタツキは皆無でレンズもクリアで、純正フード、前後キャップ付ですから、本当にお買い得でした。次にAF性能についてですけど、昔ながらの前群繰り出し式ですので速くはないしそれなりに賑やかです。このAFの操作感に近いのはパナの G 20/1.7 のAFですかね。手持ちボディとの相性は OM-1 で S-AF+MF かつ、親指AFがベストでした。どんな条件下でも迷走せずAFを合わせに行くし、速くは無いですが実用速度をキープしたAFと、見易いEVFが非常に有効で、親指AF+MFの組み合わせがとても使い易いです。EVFを観るだけでもレンズの写りの良さが感じられてMFでの微調整が楽しいと感じられます。もちろん C-AF+TR も実用に耐えます。AFが弱点と言われるレンズですが OM-1 で使用する限りは多少AFが遅くとも、特に問題を感じませんでした。次点は E-PL8 と E-30 のライブビューモードでした。コントラストAFに未対応なレンズなのでE-PL8 だと、何故か2度AF動作を行うのですが迷走する事は少なく信頼性は良好で、相手が静物なら十分に実用に耐えますし E-30 でもゆっくりですが確実に合焦します。ただし、好条件下では2回AFを合わせに行く E-PL8 が一番遅いです。一方 E-500 は速度信頼性共にそれなりに良好ですが、厳しい条件下ではAF動作を放棄する事がありました。その場合、最も確実なのはボディの電源をOFFにしての仕切りなおしで、この感覚はフィルム時代のAF一眼レフを使っているようでした。通常撮影時の E-30 は E-500 のようにAFを放棄する事はありませんでしたが、わずかな差ですがAF迷走率が高く、その時のAF速度は遅いし精度も微妙でした。日中屋外の好条件下なら E-PL8 以外はどのボディでも実用に耐えますが、悪条件下では E-PL8 の信頼性が高く、フォーサーズボディだと「イラッ」とする場面がありました。本当に昔のカメラとレンズを使っている感じで OM-1 以外では使いたくないと言うのが本音です。ハーフマクロなのに前群がこんなに繰り出します。フォーカスレンジリミッターが欲しいです。換算 100mm のレンズですから1mを境としたフォーカスレンジリミッターが付いてさえいれば、迷レンズと呼ばれる事は無かったと思います。フォーサーズレンズですが、個人的には OM-1 で使うのがベストで、次点は自分でも意外でしたがE-PL8 です。コントラストAF未対応レンズなのでAF速度は出ませんが正確さと信頼性はコントラストAFが勝ります。残念ながらフォーサーズの2台で使うとAFをあきらめたり迷走したりでフォーカスリミッターが付いていない事で実用性が非常に低いと感じてしまいました。コントラストAFとなる E-30 のライブビューモードならば迷走はほとんどしませんがライブビューモード自体があまり使いやすいとは言えません。とは言えフォーサーズボディで使うなら、三脚立ててのライブビュー撮影が一番ストレスなく使えます。この ZD ED 50/2.0 Macro は OM-1(Ver.1.7)と組み合われば、現在でも G 20/1.7 と同等程度に使えるし S-AF + MF にセットして親指AFで使用すれば、ポートレートレンズとしてもハーフマクロのネイチャーマクロレンズとしても快適に使用出来ます。逆に E-500 や E-30 ではあまり使いたくないと思いました。AF速度と信頼性に欠けますし、ファインダーから見える景色が違いすぎます。ネットの紹介記事で「フォーサーズの銘玉・迷玉マクロレンズ」と紹介されているのを見ましたが、フォーサーズボディでの使い勝手の悪さを考えれば「迷玉マクロ」と呼ばれていたのも納得ですけど OM-1 で使う限り「銘玉マクロ」と呼んで良いと思いました。また、本レンズはハーフマクロなので、等倍マクロのつもりで寄るとAF不可になるし、前群繰り出し式なので、特にフードを付けている時には被写体との距離に注意が必要ですので、近接撮影時にはフードを外した方が良いです。当時の純正アクセサリーで等倍撮影が可能になる EX-25 と言う中間リングが存在しましたけど、使い勝手が悪いので、純粋なマクロ撮影なら単体で等倍撮影の出来る ZD 35/3.5 Macro を選んだ方が良いですし、ボディが m4/3 なら、単体で1.25倍まで寄れる M.ZD ED 30/3.5 Macro や、そのまま等倍まで寄れる M.ZD ED 60/2.8 Macro を使った方が良いです。ですけど、ネイチャーマクロならばハーフマクロで十分な場合が多いですし OM-1 とのバランスはZD ED 50/2.0 Macro の方が良いです。女性ポートレートレンズとしても M.ZD 45/1.8 より使い易く感じます。と言う事で OM-1 で使うなら M.ZD ED 60/2.8 Macro と M.ZD 45/1.8 の代用として使える良いレンズだと思ったので OM-1/1MarkⅡを使っている人には試して欲しいと思いました。それぞれの試写の結果は長くなったので別に書きたいと思います。でも ZD 14-45/3.5-5.6 は不要ですね。小型軽量な E-500 と、ライブビューモードでコントラストAFになる E-30 には、やはりコントラストAFに対応している ZD 14-42/3.5-5.6 が欲しくなってきました。(;^_^A
2024.11.05
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