一期一会

一期一会

サヨナラ


君の笑顔も声も全て青空を見上げては思い出す
本当はまだ「サヨナラ」と素直に言えなくて
何度も立ち止まっては
思い出ばかりを振り返るけど
もう君は私の隣に存在しない・・・その現実が
心の中に残ったまま
もう一度笑って もう一度触れさせて
ただ願うばかり
優しい君が大好きで温かい君が愛しくて
そんな君に甘えすぎた私は一人でいられなくなって
他の人なんて愛せなくて
君じゃないとダメで
恋しくて恋しくて 苦しくて苦しくて
君を思い出すたび涙が溢れてくるばかり
青空を見上げては沈んでゆく夕日を眺めては
すれ違う人の中で似てる人を見つけては
君の存在が私の中で動き出す
出会う前に戻れるのなら
どんなに楽なコトだろう・・・きっと君との思い出など
心の中に存在しなかっただろう
キレイな「サヨナラ」をしたいがために
何も言えなかった
何一つ伝えられなかった
君への想いと涙の理由さえも
サヨナラ・・・永遠に・・・

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