たまようかんのお気楽生活

たまようかんのお気楽生活

2009.7.17~7.31


どうもそうは思えないが、書いておきたいのでアップする。
(※2009.7.27.追記:やっぱり全然最後じゃなかったです♪)


7月17日
昨日の朝8時20分頃、大きいのが入っている老健のNrs.から電話があった。
「大きいのさん、夕べ11時ごろから高熱なので受診をお願いします。」
電話を受けたときは、ああ、熱発しちゃったのね~、などと暢気に思っていたのだが、どうもあちらと話がかみ合わない。
「とにかく早く来て欲しい、いつ頃来られるか?」の質問に、あと30分ほどで中さまを送っていくからそのまま向かおうと、9時半でいかがでしょう?というと、とても不満そう。
正直、ここのところ中さまはものすごい激務で休日出勤で休みナシの上、毎日帰宅が深夜~朝方だったので、できれば駅に送ってあげたかったのだ。
受診番号とってから伺いますので、と返事すると、「こちらで病院には電話します、何時に来られますか?」と繰り返す。
泌尿器科受診のときもそう言われて受診したら、ゆうに2時間は待った。
ただ、「すごく早く来て欲しい」ってのはわかったので、最短20分ぐらいで伺えますと応えて電話を切った。
中さまに、その旨伝えそのまま施設に向かう。

施設に着き、スタッフステーションに声をかけ、大きいのの居室に向かう。
入って、ぶったまげる。
大きいのは、点滴と酸素吸入をしていた。
熱は39.8度あるという。感染症を起こしたかもしれない…。
Mさんというスタッフの方が、大きなとおる声で「大きいのさん!」と声をかけると、ちょっと目を開けて「ああ」と応えるが、それ以外は反応がない。
Hちゃん(義妹)に伝えねばと電話で現状を報告をする。
介護タクシーを利用しようかと思ったが、若い女性のNrs.が付き添ってくれるとのことで、そのままワタシの運転で向かうことになった。
オムツを替えてもらってから、3人のスタッフで車に乗せてくれる。
助手席を思いっきりリクライニングさせて寝かせた大きいのと、後部座席に酸素ボンベとNrs.を乗せ、点滴を助手席の手をつかまるところにかけ、病院へ向かう。
Nrs.にどこの外来へ行くんですか?と聞くと、「内科です、でも救急外来につけてください」とのこと。
それを朝の電話で言って欲しかったよ…。
(ちなみにこのNrs.さんは朝電話を下さった方ではないので、言うのはやめておいた)

なんと彼女は、向かう(いつもの)病院の救急外来勤務から今の施設に転勤なさったとのことで、車を救急外来の入り口につけると、ストレッチャーと4~5人のNrs.が現れ、ちゃっちゃとコトが運ぶ。
そして待つこと2時間ほどで大きいのの診察と検査が終わり、状態を説明に現れたDr.は、なんと動脈瘤破裂のときに大変大変お世話になった内科部長さんだった。
開口一番に「酸素がね、足りないの。79歳の方に挿管は普通はしないんだよね」「色々な病歴があるでしょ?繰り返してよくなる人はいないんだよね。」とおっしゃる。
う…、もしかしてもしかしてるんだろうか?
その後、血液検査の結果を見せてもらい、説明を受ける。
動脈瘤破裂のときとシチュエーションが同じだ…。
差し出された血液検査の数値をガン見してCRPを探す。
血液検査伝票で何を探しているのかDr.はすぐにわかったらしい。
「ここね、炎症反応は6.3.。他にも腎機能の数値も動いているし…。脱水もある。この前のときよりも状態は悪い。」とおっしゃる。動脈瘤破裂のときのことをよく憶えてくださっていて、更に説明が続く。「この状態じゃ、老健にはいられないよね。入院してまずは点滴しなきゃ。でもね、レベルはいいとは言えないよね。」
CRPって通常が0.3だから確かに良くない。でも、6.3だよね?
血圧は、105-58.。あんに高かった血圧が、ワタシとおんなじになっちゃってる。45も下がってる。
呼名反応も落ちている。病院に着いたとき、おとーさん!病院着いたよ、先生に診てもらおうねって声をかけたら「おお!」って返事したんだけど、今は反応が、ない。

救急外来から内科病棟へストレッチャーで移る。
迎えに来た内科Nrs.は、見覚えのある方だった。エライべっぴんのNさん!大きいのが手を握って離さなかったエビちゃん似のあの方だった。彼女も大きいのを覚えてくださっていた。またお世話になりますと頭を下げる。

そうこうするうちに、Hちゃんが到着。
問診に答え、入院手続きをして、その日は帰ることにした。
小さいのが4時には帰宅するので、それまでに帰らないといけなかった。
こういう場面に場慣れしすぎているのか、Hちゃんもワタシも大きいのが危ないかもしれないと知っても、全然真実味がなかった。
だって、ワタシたちは今までに何回「覚悟してください」と言われ続けてきただろうか。
でも、そのたびに大きいのは自宅に帰ってきていたのだ。

中さまは、どうしても仕事を抜けられなくて、全てメールで報告した。
夜、八時半ごろ「どう?」とメールがあったが、帰宅している旨を伝えた。
仕事は一向に終わらないらしく、翌日の3時ごろに帰宅。
朝、9時にDr.がHちゃんと中さまに直接話をしてくださることになっていたので、詳細を伝えるのは病院へ向かう途中ですることにした。


7月18日
9時、中さま、Hちゃん、ワタシで説明を受ける。
熱はかなり下がった様子。
しかし、CRPは26.9。なんじゃそりゃ~っ!
現在の状態としては、脱水、感染症、そしてもしかしたら脳梗塞、とのことだった。
心房細動があるためその可能性はあるとのことで、状態が良くなったらMRIを撮ることになった。酸素マスクと点滴は続いているが呼吸は少し穏やかになっている。
ただ、心臓のモニターらしきものが新たに加わっていた。
中さま、Hちゃん、ワタシで話し合い、挿管はしないことになった。
説明の最後に、「夜中に電話が来たら、いい知らせではないと思ってください。慌てないで落ち着いてきてくださいね。」と言われたので、万が一なことも十分考えうる状況であることは3人とも理解した。しかし、相変わらず私たちに緊迫感はなかった。
中さまに言われ、親戚に今回の入院を電話連絡する。

7月19日
姑の弟夫婦が見舞いに来てくれる。
姑はもう6年前に他界したというのに、ここの方々はいつも大きいのや私たちを気にかけてくれて、本当にありがたい。
大きいのは、義弟やその奥様の声かけに返事をしていた。

いつも不思議なんだけど、大きいのはどんな状態でもちゃんと返事する。
後で聞くと全然覚えてないらしいんだが、脳出血のときも動脈瘤破裂のときも救急隊員の方にもワタシにもそれなりに返事をしていた。
毎回、彼は絶対に病人にはならない。それが生命の危機に瀕しているときでも。

7月20日
義妹とその娘二人を乗せ、病院へ行く。
痰がからむので、昨日から吸入して痰を定期的に取ることになった。
Nrs.が口からチューブを入れるのだが、ぱっと開けてすぐ口を閉じてしまう。
「口開けて~」というとかぱっと開けてくれるが、何せ閉じるのが異様に早い。
閉眼なのにすごい早業…。
仕方がないので、鼻から痰を取ってもらうのだが、これが苦しいので暴れる。
Hちゃんが身体を押さえてやってもらったのだが、昨日は爪を立てたらしく、Hちゃんの腕にひっかき傷ができていた。
子どもが長時間病室にいるのは望ましくないとのことで、短時間で帰ることにした。

7月21日
病室に行くと、ベッドを起こしてもらっていた。
顔色も悪くない。
酸素マスクではなく、鼻カニューラ(だと思う)になっていた。
ワタシだとわかるのかわからないのか、とりあえず「おお!」と言ってくれる。
しかし、そのまま会話もなく1時間弱経過。
すると、入院後の説明に同席してくださったDr.がやってきて、「今日のお昼から全粥が出ています。全量摂取です。」とおっしゃる。
すっげ~~~~~~!!!!!!!まじっすか?!
2週間以内に施設に戻れなければ退所なので、2週間以内に食事が取れそうかとDr.に聞いてみるが、「それは何とも言えませんね」と返事をもらう。
ま、そんなん誰にもわからないよね。
途中、身体が冷たいのが気になり、布団をかけて少しベッドを倒すとうとうとし始める。
何度か、寒くない?と聞くたびに「寒くない」と答えていたのは、ほんとは寒いけどこちらの言うことがわからなくて単純に復唱していたのかもしれない。
やっぱ、新しい梗塞できてる可能性は極めて高い気がする。

7月23日
昨日・今日とHちゃんが病院に行ってくれた。
4時前にメールで、CRPが16まで落ちたこ、食事が普通食になっているので義歯を持ってきて欲しいとのこと。
うを~~~!あっという間にここまで来たぜ!相変わらず凄すぎる(笑)。
夕方、眼鏡・義歯・歯ブラシ・シェーバーを施設に取りに行き、病院へ届ける。
しかし大きいのは超爆睡中で、小さいのが声をかけても、ワタシが肩を叩いても全く目覚めない。
Nrs.に義歯を持ってきたことを伝え、その日は帰る。

7月24日
今日、午前中に行くとぱっちりお目覚め。
小さいのを見て「おお!おお!なんだ♪」と大喜び。
お昼にかかったので、介助して食べてもらう。
結構食べてくれる。
口の周りにヘルペスができているが、これは良くなってきたからではないか?との説明あり。
サチュレーションが安定してきた?らしく、酸素吸入を減らしていくとのことで、鼻カニューレを取ってもらった。
しかし、目を開けているときでも、20秒くらい全く胸が上下しないことがままある。
うとうとしているときは、更に長い無呼吸がある。
炎症反応が高くてだるいだろうし、やたらに起こして疲れさせてもいけないのかもしれない、でも息をしないと困るのでちょっと起こしてみる。

ただ、返事はとっても普通にする。
帰るねと声をかけると、「おお、そうだな。」、こちらがバイバイと手を振るとぎこちなく少し手を挙げてピコピコと振ってくれる。
本人の意識は限りなく普通だ。

帰宅すると、介護保険の新しい保険証が届いていた。
こちらは「要介護5」(笑)。
大きいのの状態を客観的に見るとそうなんだろうけどね。

7月25日
病室に行くと、「おお!」と喜んでくれる。
体調はどう?と聞くと、「いい天気ですね♪」とのお返事(笑)。
だるくない?と聞くと、「そうですね♪」と言う。
あー、聴こえてないかぁ。(音は入っても意味がわからんらしい)
そのまま、黙って横に座ること2時間弱。
新しい方が入院されてきて、大きいのはそちらに全神経が釘付け(笑)。
なので、帰ることにする。

7月27日
今日行ったら、おしっこの管がなくなっていた!
昨日までつけていたから、今日抜去してもらったらしい。
おお!!!
で、Nrs.さんから「地域連携室から連絡があって、状態がいいのでそろそろ戻れそうですよ」とのこと。
やったぁ!!!!!よかったよ~ぉ!!!!!
さすが!大きいの!!!!!

7月29日
老健と病院のワーカーさんそれぞれから連絡があり、明日の午前中に退院とのこと!!!!!
老健では2週間は部屋をそのままにして待ってくださるとのことだったが、正直2週間で退院できるとは思っていなかったから、戻れるのはほんとにありがたい!!!!

正直、今の状態ではつかまり立ちも無理だろう。
大きいのは尿の量が多い上、皮膚が薄いらしく、寝返りができすにずりずり動いてしまっていたので、老健でも褥創ができてしまったことがある。
介護士の方のオムツ替えや着替えは、ほんとほれぼれするほど手際がいいのだ。
それでも、褥創はできるときにはできちゃう。

まあ繰り返せばワタシもいつかうまくなるんだろうが、それまで大きいのにかなりの負担がかかるのは目に見えている。
う~む、何とかなるとは思うが、何ともならなんだらいかがなものか…?
と思っていたので、このお話はすっごくありがたかった。

やっぱ、大きいのが創る現実ってすごいや…。
ありがと♪いつも♪


7月30日
退院手続きも済ませ、薬剤師さんから薬のお話を伺っていると…。
病院のワーカーさんがやってきて、「明日の心臓血管外科受診の予約があるので、負担にならないように明日の退院に延期してはどうでしょうか?」とのこと。
そ~だ~っ!退院が決まって、しかも今までの老健に戻れることですっかり忘れていたが、明日は受診の日だったじゃんか~~~!!!

うぅぅぅ。
そんなこんなで、わざわざHちゃんが朝もはよから電車を乗り継いで来てくれたってのに、退院は明日になった。

大きいのにワーカーさんから伝えていただくが、憮然とした表情。
そらそうやよなあ。
本人は退院したくなかったらしいのを、今日退院だからね~と説得?しちゃった後である(笑)。
しかも、ひげもキレイに剃ってもらい、着替えと言う大仕事を済ませたあとだもん。
息も荒いし、疲れきちゃってて、話もよくわかんないのかもしれん。

少しうとうとした後に、再度説明。
そこそこ納得してもらい(そこそこって何だ?(笑))、一件落着。

というわけで、明日も9時半に病院。
明日こそ、ほんとに退院だよ~ん♪

7月31日
朝、中さまを駅に送り、そのまま病院へ。
心外受診はいつも混むから、予約時間どおりに受診できるとは思わなかったが、受診には家族の付き添いが必要なので、一応9:30には病室で待機。
すると主治医のN先生がいらっしゃり、大きいのの予後について話があった。
これからもこういうこと(救急外来利用しなくてはならないこと)は、頻繁に起こるだろう、1ヶ月に一度くらいあるかもしれない。
今の大きいのさんの状態を考えると、もう老健対象じゃないと思う。
今後の大きいのさんに必要なのは、医療面。だから、自宅復帰を目指す老健ではなく、療養型病院の方がいいと思う。
これからはそのことを考える時期なんじゃないか。
とのこと。
そかー…、でもこのことはあんまり考えたくなかったので、お話と今回のお礼を言い、ご挨拶する。
ま、とりあえず今は受診の順番待とう。

待つこと3時間…、でも呼ばれない(笑)。
Nrs.に「まだ呼ばれないんですが」と聞きに行くと、「ちょっとお待ちください」と問い合わせて下さっているよう。

で、結局どうだったかというと、『カルテ診』になっちゃった。
じゃ、ワタシこんに朝もはよから来なくても良かったや~ん(爆)。
というわけで、朝食抜きのワタシ、その足でちゃっちゃと外出し吉牛へ。
牛丼の並に半熟卵をつけ、がっつりお食事。
ふぅ~♪
ファミマでデザートも買い、万全の状態で病室へ戻る。

戻ってすぐに大きいのの昼食が来た。
退院だから、あずき抜きの赤飯(?)もあった。
最初の一口はNrs.が介助して、自分でスプーンを口まで運んだ大きいの。
その後は、やっぱり疲れちゃうみたいなのでワタシが全介助、で8割がた食べた。

介護タクシーを2時に予約していたので、それを待つ。
介護タクシーの利用は初めて。
どんなもんなんだろうか?
2時ちょっと前にHちゃん到着したので、彼女に同乗してもらい、ワタシは後から車で追うことにする。
ベッドから3人がかりで車椅子に移乗させてもらい、挨拶して退院。

ワタシが老健に着くと、もう既にタクシーは到着済みだった。
部屋はそのまま取ってくださってあるが、再入所手続きがあるとのことで、Hちゃんと大きいのは体重測定やらなんやらに向かう。
迎えにきてくださったMさんの顔を見て、今までぼんやりとしか見なかった大きいのが「おお♪」と笑顔で彼をしっかり見たのが印象的だった。
ああ、わかってる。大きいのは戻ってきたことわかってる。

ワタシが書類をもらってから上に上がると、入所面接。
面接で今後のリハの希望を聞かれ、ワタシ、しばし絶句。
朝、Dr.に聞いたことが結構真実味を持ってのしかかってきていた。
自宅復帰を目標にすることはもうむつかしいらしい。
今後、再発するかどうかなんて誰にもわからないけれど、もう無理をさせたくない。
いずれ療養型の病院へ行くことを前提に、ここでの生活を組んでいただきたい。
と伝えた。

一切の手続きを終え、大きいのの希望でしばらくいたが、Hちゃんとともに夕方に帰ることにする。


これからのことは、誰にもわからない。
特に大きいののすることだもん(笑)、どうなるかなんてわからない。
できるだけ無理せず愉しく生きてもらえればそれがいい。
酸素吸入や点滴とか加療できるとこが必要ならば、それができるとこに行けばいい。

第一、今まで、大きいのが行こうと思って行けなかった医療機関はないんだもんね(笑)。

今回の入院話はこれでおしまい♪

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