「若いママ♪」と言われたい

第三弾　高校時代

ある日、自分の目にある異変が起きた。朝起きるとなんと右目だけ二重になっていたのだ。別に泣いた訳でもない。夜更かしした訳でもない。しいて言えば最近顔が丸くなっただろうか(○・_・○)
中学時代、バレーボールをやっていたが高校になってからは部活といってもマネージャーや茶道部といった部活で、運動という運動をしていなかったからだろう、なんと10キロも太っていたのだ。
それにしてもまぶたに肉がついたのだろうか？二重の顔はびっくりするくらい目が大きくきれいに見える（ただ右目だけなのでバランスは悪い）。このまま二重でいられたら・・・。しかし二重はたまにしかやって来てくれないのだ(_ _。)・・・シュン　　まるで私をからかっているかのように。

そんな高校時代。卒業を一ヶ月後に控えたある日、私は思い切って腰まで伸ばしていた自慢の髪を肩につかないくらい短くした。ドライヤーできれいに栗色になったロングヘアー。みんなにうらやましいと言われ、切る時には美容師さんに「持って帰る？」とまで言われた髪。自分でも思い切ったなーと思ったが何か卒業する前にみんなを驚かせたい衝動にかられたのだ（変な奴）。
この衝撃はなんと学年全体、もしかしたら1、2年生にまでおよんでいた。知らない人までもが私のクラスに見にきて口々に言った。「切っちゃったの<(゜ロ゜;)>ォオオオオオ!!でもあか抜けたね(o^∇^o)」話をしたくても出来ないようなかっこいい男子も声をかけてきてくれた。（もちろん髪切った<(゜ロ゜;)>ノォオオオオオ!!と驚きの反応の言葉だけだが。）
髪を切っただけでこんなにも印象が違うのだろうか。ついでに就職に向け眼鏡もコンタクトに変えた。さらにみんなの見る目が明からに違うのがわかった。これはもしかしたら職場で素敵な出会いが待っているかも！若いママへ一歩前進？

高校卒業を控えちょっぴりあか抜けた私。卒業後それを上回るさらに驚くべき出来事が待ち受けていたのだ・・・。　　　　　　　　　　　つづく

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