☆ 星に願いを・・・☆

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愛する子供たちへ

hana 子供たちへhana



優斗がいなくなってから 私は二人の子供の事を考える事が出来ませんでした。

悲しくて 辛くて この耐えがたい苦しみから逃れたくて のたうちまわっていました。


優斗がいなくなったことに信じられなくて またこれが現実なんだと言う思いが


後から後からやってきてそれに耐えるのに必死でした。


夫も 20日間仕事を 私のために休んでくれました。


何も考える事が出来ず ただ毎日 子供のために朝起こして ご飯を食べさせる。


それだけの事を 必死で涙を流しながらしていました。


一日 布団かぶって泣いていたい。。優斗のことだけ思っていたい。。。。


子供たちも そんな私から離れているようでした。。


二人子供さんいるんだからといわれても それが余計つらいことに気がついてもらえませんでした。


子供たちを見ると 優斗は生きられなかったんだという思いがして。。。


なお 辛くて仕方がなかったんです。


優斗がいなくなってから 1ヶ月が過ぎた頃 私は子供たちに話をしました。


「ママが 優斗ことを心の中でいつも思っている事を許してね。


優斗はもうママに抱っこしてもらう事も出来ないし 


会う事も出来ないの。。。。。だから ママが優斗のことを思っているからと言って


二人の事が嫌いなんじゃないんだよ…大好きなんだよ。


二人がいなくなったらママは 同じように悲しいしいっぱい泣くよ。


優斗はお空に帰ってしまったけど 優斗はふたりの弟だからね。


どうか 優斗のこと忘れないでね。。。


ずっと ずっと 覚えていてあげてね。。。。」


そして いっぱい抱きしめました


私が話した後 子供たちは少しずつ落ち着きを取り戻していったようでした。


子供たちは 元気な優斗を新生児室の外から見ることはできました。


けれど 元気な優斗を抱っこすることはできませんでした。


亡くなってしまった優斗を抱っこすることしか出来ませんでした。


優斗を抱っこして どんな風に思ったのでしょうか。。。。?





大好きな子供たちへ



優斗のこと忘れないでね…一生懸命生きようとしていたこと覚えていてね。


優斗はこれからも 家族のひとりだからね。。。。


そして 命を大切にして 一生懸命優斗のぶんも生きていこうね。。。




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