YO-YO TAYLER ロンドン発ヘアメイクのお仕事場

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照明とカメラ

■■■ ★★★ 照明とカメラ ★★★ ■■■

★★★ ヘアメイク用の照明 ★★★

一番理想的なメイク用の照明は自然光ですが、屋外での時間帯や屋内現場での照明状況によっては、自然光の下でメイクするのは容易ではない事もしばしば。

また、撮影に使われる照明は様々ですから(明暗、色トーン等)必ずしも自然光の下で施したメイクが効果的な結果を出せるとは限りません。

明るい所で見ればシッカリと綺麗なメイクでも、暖色系や寒色系でトーンを抑えた照明の下ではボヤケてしまうこともあります。

やはり肝心なのは、実際に撮影用照明の下に立って貰い、モニターでメイクをチェックすること。

大画面のスクリーン上では、実物大以上のサイズで些細なアラも見えてしまうので、肉眼で見える結果のみに満足しないよう。

★★★ フィルム撮影 ★★★

★★★ 撮影用の照明 ★★★

★★★ デジタル撮影 ★★★

昨今では高画質・高性能のデジカメが普及しているので、デジタル撮影する写真家やカメラマンも多くなってきました。

フィルムは大変高価な上に、一度の撮影で大量の枚数を撮るので、その場で気に入った写真とそうでない写真を識別出来るデジカメの利点を好む写真家が多く居ます。

また、直接PCにダウンロードすることが出来る為に、撮影後の処理も迅速に出来ます。

静止画像撮影の場合は、特にフィルム撮影との区別をつける必要はありませんが、映画の場合はヘア&メイクの解像度が非常に高い場合があるので、それを考慮してヘア&メイクに気を配る必要があります。

DVDとVHSでの映画の解像度の違いでも分かるように、デジタル撮影は、フィルムよりもはるかに「アラ」が目立ちます。
肉眼で見るよりも数倍鮮やかに長所も短所も露出されると思って下さい。

それに加えて大画面での拡大度も加わりますから、目に見えない領域までの配慮が必要です。

★★★ ポラロイド ★★★

静止画撮影の場合、フィルム撮影で写真家が必ず行うのがポラロイドです。

これは主に露出、照明、色彩などをチェックする為です。

納得がゆくまで何枚でもポラロイドを撮り、それから改めてフィルム撮影に移ります。

ヘア&メイクの視点からは、ポラロイドのサイズは非常に小さいので、細かい部分をチェックすることは無理ですが、照明や露出などは目を通すと参考になるでしょう。

また、写真家がどんなスタイルで撮影しようとしているかが実際に写真で見て取れるので、ヘア&メイクで直したい部分が出てきたり、スタイルを手直しすることも可能です。

ですから、写真家がポラロイドを撮ったら、必ず本撮影の前に見せて貰いましょう。

★★★ モニター ★★★

ヘア&メイクにとって、映画でのモニターの存在は重要です。

実際にカメラを通して撮影している画面をそのままリアル・タイムに見ることが出来る為に、ヘア&メイクをチェックする最大の武器になります。

肉眼では気付かない部分、照明や露出、アングルが実際の映像そのままの状態で映し出されるので、モニターにはかじりつきましょう!

そして大切なのは、どんな些細な事、細かい部分でも、納得がゆかなかったり手直しが必要なことに気付いたら、迷わず迅速にAD等に声を掛け、行動に移します。

妥協は後悔の元です。

但し、監督に意向によっては、そのままで良い、と言われることもあるので、自己判断と合意の相違も重要です。
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