エリザベート



エリザベート -愛と死の輪舞-  潤色・演出 小池修一郎

トート…彩輝直
エリザベート…瀬奈じゅん
フランツ…初風緑
ルキーニ…霧矢大夢
ルドルフ…大空祐飛
マックス…星原美沙緒
ゾフィー…美々杏里
エルマー…月船さらら


今までのエリザは雪・宙・東宝と見てきたのですが、
雪の時は歌ばかりの展開にただただ驚き、
宙の時はずんちゃんの印象しか残らず。。(ちょっと離れ気味の時期だったので(^^;)
そして花組はチケット取れずDVDを購入。
東宝版は何度か見たけどやっぱり宝塚とは別物。
そんな中今日の観劇にあたり、昨夜花組版のDVDを字幕付で見ました。
その甲斐あってかなりエリザの世界を理解することができました。
しかも今日は下手寄りですが席は5列目!
特に銀橋ではかぶりつきで見ることができました。


ACT1
第1場 プロローグ
キリヤンのルキーニは登場からインパクトありました。
パンフを見て気づいたのですが、霊魂に死刑囚の母もいたのにはビックリ。
裁判官の声はえりさんだったですね。

第2場 ボッセンホーフェン城
第3場 シュタルンベルク湖畔
第4場 冥界~シシィの部屋
オテンバなあさこちゃん、可愛いです。
星原さんのマックスも「こんなパパ、いるよな」と思えるパパでした。
あーちゃんのヘレネもまた可愛い。

第5場 謁見の間
ちずさんのゾフィー!歌だけでなく存在感も抜群でした。
ソルさん、うーさん、のぞみちゃんなど取り巻きのオジサマ方もなかなかいい雰囲気。
ガイチフランツも若々しさが良く出てました。

第6場 バート・イシュル
第7場 天と地の間
ここのあさこちゃんの紫っぽいピンクのドレス、可愛い~!
(今回のエリザのドレスで一番好きかも(^^;)
フランツとのデュエット「嵐も怖くない」は「夜のボート」と同じ旋律なので、
結末を知ってると余計に心に染みました。

第8場 結婚式
第9場 舞踏会
舞踏会でフランツが消える場面、参列者と黒天使の入れ替わりなどは気になってたので
オペラでしっかり見ました。
「最後のダンス」のカゲソロはさららんだったのか~。
花組も蘭とむだったから、エルマー役の人がいつもやってるのかな?

第10場 シシィの寝室
第11場 天空
ゾフィーはスゴみがありますね!るいちゃんも今までとは違った落ち着いた役ですね。
あさこちゃん「私だけに」ちゃんと歌えてました。
でも歌い上げて失神するところ、ちょっと不自然だったかな。(^^;

第12場 夫婦の絆
第13場 ハンガリー訪問
花組版を見て良くわかったのがココです!
エルマーが市民と共にハンガリー独立を目指していたのに
エリザベートが三色旗のドレスで現れたので市民はエリザベートに歓呼。
失意のエルマーにトートはウィーンでの活動を促す、と言うくだり。
今まではエルマーはただの革命家としか思ってなかったけど、
エルマーの哀しみみたいなものが良く伝わりました。

第14場 ウィーンのカフェ
ツェップスの越リュウいいですね~。花組版は兄貴だったのですが、似たようなニオイがします。(^^;

第15場 シシィの寝室
このあたりからガイチフランツがオヤジ化してていい感じ。
ここでのトートの指の動きはオサトートの方が良かったかな。

第16場 ウィーンの街頭
「ミルク」は今回から銀橋にみんな出てきて歌うのですが、
銀橋にズラッと並ぶとすごい迫力でした。

第17場 更衣室~鏡の間
鏡の間でエリザベートが現れる時は私を含め一斉にオペラがあがってました。
もちろんキレイでしたが凛としたエリザベートでしたね。
エリザばかりに目が行ってしまって銀橋にトートがいたのを忘れてました。(^^;

ACT2
第1場A キッチュ
キリヤンのカメラを向けるアドリブは「隣のお客さん、花粉症ですか?」でした。(^^;
各国の美女にあーちゃん、みっぽう、音姫ちゃん、夢咲ねねちゃんなど娘役勢揃いでした。
名前がわからない娘役さんもキレイな人多かったです。

第1場B 戴冠式
第1場C 私が踊る時
「エーアン」「私が踊る時」は好きな曲です。
「私が踊る時」もあさこちゃん毅然としてて良かったです。

第2場 ラビリンス
少年ルドルフの彩那音ちゃん、可愛い。(^^)
実際に見るまではさえちゃんと姉妹なんだな、と思ってたのですが、
舞台ではちゃんとトートとルドルフに見えました。
(うまく表現できなくてスミマセン)

第3場 ゾフィーのサロン
第4場 食堂
ここではソルさん、うーさん、のぞみちゃんなどのイヤラシイオヤジっぷりがすごくて。(^^;
マダム・ヴォルフのえりさんは思ってたより自然な女役でした。
マデレーネの城咲あいちゃんも色っぽいですね。
他の娼婦も娘役がいっぱい出てたようですが、あまりわからなかった。。残念。
今度はしっかり見ておこう。

第5場 運動の間
第6場 安らぎのない年月
ここでのソルさん、うーさん、のぞみちゃんの老けっぷりもスゴイ。(小芝居してました)
ソルさんなんか死にそうなくらいヨボヨボでした。(^^;

第7場 病院
ヴィンテッシュ嬢は椎名葵ちゃんだったのですが、
今までの陵あきのちゃんやあすかちゃんとはまた違った感じのヴィンテッシュ嬢でした。
エリザはショールをかけてあげるだけだったのですが、
今までみたいに抱きしめてあげた方が良かったかな。。

第8場 ラビリンス
ゆうひルドルフはホント儚げな感じがして母性本能をくすぐられました。(^^;
闇が広がるの銀橋での絡みは近くで見れたので萌えました。。

第9場 独立運動
ここで象徴的に現れるエリザベートは優しい母の顔で
それが幻想だとわかって見ると余計にルドルフの哀しみが浮き彫りにされました。
さららんも初?の老け役頑張ってましたね。

第10場 控えの間
「僕はママの鏡だから」花組版のゆみこちゃんは聞かせるタイプでしたが
ゆうひ君は何て言ったらいいのかな、見せるタイプですよね。
「あさこちゃん、助けてあげてよ~」と心で叫んでしまいました。(^^;

第11場 鏡の間
ゆうひ君、ホントに死に魅せられた表情してました。
さえちゃんのキスも色っぽかった~。

第12場 葬儀
「死の嘆き」の「自分を守るためあなたを見捨ててしまった~今あなたは最後に安らぎを得たのね」の
歌詞は自分が息子を持ったからかもしれませんが、けっこう身に染みました。

第13場A ウィーンの街角
第13場B レマン湖畔
やっぱりここは「夜のボート」でしょう。
ガイチさんもあさこちゃんもすごく感情が伝わってきたし、
最初の幸せな頃と対比するとウルっときてしまいますねー。

第14場 霊廟
ここでのフランツとトートの最終答弁はもう少し盛り上がりが欲しかったかな。。
トートがルキーニにナイフを渡すところでのキリヤンの表情(特に目)が凄かった。 

第15場 エピローグ
エリザベートがトートを受け入れる→昇天のあさこちゃんの表情がいいです!
本当の意味での自由を得たというかそういうものを感じさせてくれました。

第16場 フィナーレ
振り付けがいいなーと思ってたら羽山先生でした。やっぱり!!
さえちゃんとあさこちゃんのデュエットダンスではあさこちゃんすごくキュートでした。
ダンスも生き生きとしていてエリザベートと同じ人とは思えないほどでした。
リフトもキレイでしたよ。

第17場 パレード
ちずさんのエトワールはスゴイ!この歌声がもう聴けないと思うと残念。
でもアップテンポな「愛と死の輪舞」はイマイチしっくりこないなあ~。

トートのさえちゃんは東宝のウッチータイプかな。
雰囲気で見せるタイプのトートですね。
歌はちょっとマイクの音量が大きすぎる気がしましたが(飛鳥の時もそう思った)
頑張ってたと思います。
でも1幕では歌と音楽が微妙にずれてる場面が何箇所かありました。
そしてあさこちゃんのエリザベート!
エリザの数十年の人生の中でも、オテンバな少女時代~バート・イシュル、
「夜のボート」の晩年時代が特に良かったです。
ガイチフランツは年齢とともに歌や演技に変化があって、さすがだな、と思いました。
歌も感情がこもってて上手い!
キリヤンルキーニもそつなくこなしていたんだけど、思ったより印象薄かったかな。。
ゆうひ君のルドルフは出番少ないけどインパクト大でしたね。
あとはちずさんのゾフィーと取り巻きのオジサマ方から目が離せませんでした。(^^;
全体的に娘役が役が少ない印象でしたが、少ない出番でそれぞれ頑張ってました。
また今度は2階で見る予定なのでオペラでしっかり見てこようと思ってます。
(さすがに5列目でずっとオペラは使えなかったので(^^;)

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: