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警察庁発表のデータによると平成21年の自殺者数は32845人。
国内の死因別の順位は7位で交通事故での死亡者数を上回っています。
先進主要国のなかでは日本が最も高い数値を示しています。
厚生労働省では「うつ病」を極めて重要な健康問題としてとらえ、
うつ病などの気分障害が自殺の要因として特に重要であるとして、
うつ病対策を自殺予防対策の中核に据えるようになりました。
うつ病の患者総数は平成20年には平成8年対比で2.4倍の104万人と増加しています。
これは医療機関受信者データであるため実際にはこれより多くの患者がいることが推測されます。
全国自死遺族連絡会の調査によると自殺者のうち69%が精神科を受診・治療中で、
自宅マンションからの飛び降り自殺は100%何らかの精神疾患の治療中でした。
また20代から50代の女性の自殺者も全員受が治療中との調査結果が報告されています。
このデータが示すことは日本における自殺の原因の多くはうつ病などの
精神疾患が関係していることを浮き彫りにしています。
直接的な原因は働きすぎによる過労やストレス、企業のリストラによる失業、
不景気のための倒産、職場や学校でのいじめと様々でしょう。
しかし、日本人の働きすぎの問題や不景気による失業・倒産、いじめの問題は
昭和の頃から経験してきたはずです。
「失われた10年」今は「失われた20年」とも言われます。
昭和の頃は今年より来年の方が収入が上がり
暮らしぶりが良くなっていると思うことができました。
不景気が来ても、やがて好景気が訪れると思えました。
しかしこの20年近くの間、日本人はそんな思いを懐く虚しさを感じてしまったのでしょう。
希望が持てなければそこには絶望が待ち受けています。
絶望は人の生きる希望を奪います。
私達はこの負のループから抜け出すことが出来るのでしょうか・・・。
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