にいやんの学校でPTA講演会があり出席してきました。
とにかく参加者が少ないのが残念。
テーマは「発達障害児への支援のあり方」 講師は大橋広宣さま。
名前を聞いてもピンと来ないのですが・・・紹介文を見て分かりました。
地元の番組ですが、「シネキング」という番組で映画の情報などを伝えるMCをされている方でした。
ちなみにこんな格好で・・・

講演にはもちろん普通の格好でこられましたが(笑)
実はこの方LD(発達障害)の当事者さん。
学習障害などの発達障害への正しい理解を求めて、ジャーナリストとして全国の学校でなどで多数の講演をされているそうです。
母ちゃん的には「テレビにでちょる人やけん見にいこ」みたいな感じで行きました(笑)
ですが・・・・23歳で診断を受けたそうですがそれまで大変な苦労をされていました。
今50歳だそうです。いまでこそ発達障害などと言いますが当時はホントに大変だったかと思います。それでもご両親の心温かい育児のおかげで素敵な人生を過ごされているのも事実です。
「できないことをバカにしない」
「人と比べない」
この2つをご両親は約束事に育児をされてきたそうです。
ナチュラルサポート・・・・大事なんですが上手くできない。
障害の有無に関わらず育児の上で親として・人としてどうあるべきか・・・考えさせられました。
大橋さんは計算ができないそうです。9-3・・・9個のりんごを6個食べれば何個残る?と問われていることはわかるそうなんですが計算ができない。ではどうするか・・
実物を見るか、手を使って計算するとできるそうです。手計算だそうで特殊の方法を編み出していました。お弁当屋さんでバイトした時もおつりの計算ができなくて困ったそうですが、値段とお金とお釣りとの計算表を作ってこなしたそうです。
周りの方の手厚いサポートのおかげで今は特に不自由なく生活もされているようです。子供さんも4人いるとか。羨ましいですね。
仕事場でも、家庭でも大橋さんの個性を理解されてる事で大橋さんの得意な映画の情報などを提供できているとか。
あらためて家族以外の障害への理解の場があるといいなぁって思いました。
1時間半、笑いあり涙ありの素敵な講演でした。
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