にいやんの通う学校でPTA研修会があり参加してきました。
講師は下関市教育員会 生涯学習課の主査さん。演題は「一歩を踏み出す心を育む」
一体どんな話が聞けるのだろうか・・・一歩を踏み出すのは親か子か・・
色々な思いで参加しました。にいやんは身障と知的の重複障害児です。脳麻痺がある子供は
自閉症もあるんだそうです。そう言われればある。こだわりや流れに沿った生活、突然のことに対応出来ないとパニクるなどなど。だから学校である研修会はなるべく参加してみようと。
開始いきなり「画面に見える色で好きな色を心の中できめてください」と。
かあちゃんは「緑」を選択。
すると「みなさん立ち上がって好きな色どうしで集まってください」と。
「なにいろ?」「あ~違う」「あっ一緒!!!」なんて会話をしながら移動して集まり・・・
色でわかる性格判断・・・緑はなんだったけかな~微妙にあたっていた気もします。
それからそのままカードであれこれ交流。
3校合同であったこともあり名刺交換を真似してわが子自慢をすることに・・・。
「えっと~自慢?なになに何がある???笑顔が・・・笑顔だけが取り柄です~」みたいな。
するとほかのママから「え~にいやんは・・・」とたくさんのありがたい褒め言葉(笑)
それから次はたくさんの動物の写真を並べて「今の心境を表す写真を選んで着席してください」
ん~可愛い動物たちの写真がたくさん。かあちゃんは2匹のネズミがどんぐりを仲良く食べている写真を選択。はい、こうなると予測がつきますよね・・・選んだ理由を一人ずつ・・が~ん
だよね、この流れはそうよね・・・あがり症のかあちゃんは人前で話す事が苦手。声がプルプル。それでも平静を装って・・・(笑)ここまで演題に何の関係があるのか・・・ホントに参加するんじゃなかったと後悔もありつつ・・・ごめんなさい(笑)
よくよく聞くと一歩を踏み出すためには環境作りが大事でそのための交流の場を設けたそうです。
一歩を踏み出すには一人では無理で、楽しい環境、安心できる環境を作ってみんなで一歩を!
なるほど・・・・。
「人のご縁ででっかく生きろ!」「返事は2秒」
「できない理由は言わない」「頼まれごとは試されごと」
「今できることをしっかりこなす」この言葉を教えていただきました。
そして「可愛がられる存在」が良いそうです。なるほど~。
親の会で「花笑み」の代表を務めていますが「人のご縁ででっかく生きろ」は
すごく今実感していることでそっか人に頼って良いのか!って改めて感じました。
それから、施設の紹介もありました。お祭りの様子で
プラ板細工を作るのが好きな方のための「プラ板工場」というブース。
縫い物が好きな方のための「ちくちくルーム」のブース。
本を読むことが好きで感想をメモすることも好きな方が書く一言のおみくじブース。
車椅子に乗っているけどオセロが得意な方のための「オセロ」のブース。
新聞をちぎることが好きな方のための「おいけ」ブース。
新聞をひたすらちぎる・・・ダンボールで囲った新聞の池には子供たちがたくさん。
楽しいですよね?!すこし遠いけど行ってみたい!!!。
それぞれ収益があるようにできていて、もちろんスタッフさんが作ったものは折半だったり・・・得意を仕事にできる、得意だからさせられているのではなく進んで作る、
めちゃくちゃ最高の居場所があるのでみなさんとびっきりの笑顔。
スタッフさんが頑張るのではなく皆で楽しむことが出来る。素晴らしい!!!
花笑みも取り入れたいシステム。下関にも今まで見学してきた施設にも無い。
すごく刺激を受けました。ここで初めて参加して良かった~!!!って思いました。
さて・・・にいやんは何ができるだろうか。形にとらわれないでにいやんの好きが仕事に。
考えるとワクワクしてきました。
そして、交流では同じ学校に通う子供たちの「出来る」を親が形にしてみようかと
構想話も出ました。やりたい!やってみたい!卒業するまでにこれって職場体験につながる?
早速みんなで一歩踏み出そうとしてますよ![]()
にいやんの卒業 2021.03.06
まさかの休校 2020.03.04
車椅子で行くJRの旅 2015.10.07
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