DOGWOOD 営業日誌

1・まずは爪きり

○爪きり選び

今は みなさんけっこう 知識があるので、だいたいわかると思いますが
ギロチン型の あれです。

爪きり


だいたい値段は ¥1400~¥3000くらいのものです。
いちがいには 言えませんが 安いと 爪がガタガタに切れたり、
切れ味は良くないです。
人間用でも そういうのありますよね。
あ!まちがっても 人間用のは使わないで下さいね。
猫ちゃんの場合は できれば 超小型犬用か 猫用がいいですね。
やすりもあれば 便利です。
やすりは 人間用のが 使えます。

○からだのもち方

トリマーが なんで簡単に爪きりが できるのかというと
すべては 足の持ち方なんです。(注:私は右利きです)
ねこちゃんも同じです。

1・まずは 必ず後ろ足から。
  わんちゃんは 前足を持たれるのが キライです。
  ラクな後ろ足から トライして わんちゃんにも慣れてもらいましょう。

2・ダイニングテーブルくらいの高さのテーブルに わんちゃんを乗せます。
  落ちないようにひもで固定して 初めては2人でするのが いいです。
  1人は わんちゃんの首輪をさりげなく両手で持ちながら、
  首の両脇を 優しくなでてあげます。

  もう1人はわんちゃんの 頭側に背を向けて 右側に立ちます。
  そして わんちゃんの上に覆い被さるようにして 左手をわんちゃんの
  わき腹の下へ入れ、後ろ足を持ちます。(どっちからでもいいですよ)
  足の裏を上に向けて 持ちます。

3・前足も同様です。
  必ず、前から持って 後ろへ肘を折り曲げるようにして持ちます。
  わんちゃんも 見えると怖いみたいです。


○切り方

黒い爪と白いつめが ありますので それぞれ説明します。

黒い爪

1・黒い爪は 血管がわかりづらいので 慎重に。
  まず、先のとがっている部分だけ まっすぐ切り落とします。

2・普通なら、中に白い部分が見えてきます。
  血管は その白い部分の中心に 黒い点が見えたらそれが血管。
  周りが黒、その内側に白い部分、そのまた中心に黒い点。
  3重の層になって 見えるはずです。

3・もし見えたら、あとは角を落とす程度に 周りをななめに丸く切ります。
  見えなくても、角を落としながら 少しずつ切ります。
  まっすぐ切るのは 初めだけにしてください。
  切っていると、自分のわんちゃんは どの辺まできればいいのか、
  感覚がわかってきます。

黒い爪は 例外があります。
白い部分がなくて 真っ黒のコもいますし、白い部分が血管のコも居ます。
とにかく、初めにまっすぐ切ったら あとは少しずつ角を落として
自分のわんちゃんの 感覚をつかむことです。

切りすぎるよりは 切れてないほうがましだと 思ってください。

よく聞く 恐ろしい話で、
「人間の爪きりと一緒で 爪のギリギリまで切っちゃって 血が止まらなかった」
という 失敗談がありますが、そうなると止血も難しいですし
わんちゃんは 2度と爪きりを させてくれなくなるでしょう。

また わかりやすいように 写真をつけておきますので
わかりにくいと言う方は もうちょっと待ってくださいね。


白い爪

1・白い爪は 血管が透けて見えるので わかりやすいです。
  でも 見えている部分だけで 判断して ギリギリを切ってしまうと
  失敗しやすいです。
  見えている血管の先より 1~2ミリは余裕を見て 切って下さい。

2・あとは 角を落としていきます。

どちらの場合も やすりがけをすると ひっかかりがなく、痛くありません。
やすりでも、かけすぎると 血が出るので ひっかかる所だけにします。



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