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9月に幼稚園に通い始めたふたり目ちゃん、当初、口から出るのは全て日本語で、幼稚園で大丈夫かと心配していました。もともと父親は中国語で話しかけていたのですが、いかんせん、接する時間が短いため、中国語はパパ、ママ等の単語と多少の簡単な文は理解し、話しはしていましたが、ふたり目ちゃんの頭の中は8~9割以上が日本語という状態でした。それが幼稚園に行き始めてから日に日に中国語が進歩し、数か月経った今、ほぼ不自由なく自分の意思をちゃんと表現できるようになり、先生や友達と中国語で交流しているその適応力の早さには脱帽です。活発でオープンな性格のふたり目ちゃんは、幼稚園でもみんなに好かれているようで、「○○ちゃんと△△ちゃんにチューされた♪」と教えてくれたり、先生にもかわいがられているようで、「わたし、先生に『我愛ni』って言うた」と教えてくれたり。幼稚園で友達とみんなで遊ぶのが好きで、週末になると、「なんで明日は幼稚園ないの?明日も幼稚園行きたい!」とごねたりします。上の子の時とまるで反対。チビちゃんは幼稚園が嫌だと泣き叫び、無理やり引きずって幼稚園に押し込む日々が1年以上続いたのでした。そして今も、幼稚園はあまり好きではなく、できれば行きたくないのです。同じ兄弟でここまで違うのかとあきれるほどです。語学に関する環境は、上の子と下の子ではかなり違って、チビちゃんは、おばあちゃんがかなりかわいがって、本を読んでやったり遊んでやったりしてくれたし、おじいちゃんも唐詩を教え込んだりしていたのもあって、幼稚園入学前には、中国語は普通の中国人の子供とほぼ同程度にできました。それに対してふたり目ちゃんは、おばあちゃんが病気でほとんど本を読んでもらったり遊んでもらったりという機会がなかったので、幼稚園就園前は、中国語は中国人の同年代の子供と比べて相当遅れていました。・・・が、子供ってほんと、あっという間に環境に染まりますね。今では、外向的なチビちゃんは、近所のおじちゃんおばちゃんや、お友達、お友達のパパママにも中国語で大きな声で挨拶したりお話したりして、「いつの間にこんなに中国語うまくなったの?」とほめられ、まんざらでもない様子。自分でも中国語ができるようになったのがうれしくて、「私、中国語もできるの♪」と自慢げに話しています。最近は、ふたり目ちゃんが中国語が分かるようになったのをいいことに、チビちゃんもふたり目ちゃんに中国語で話しかけたりしていて、このまま兄弟の会話も中国語になってしまうのではと心配するほど。チビちゃんは2歳半でつばめの中国語力を追い抜かした感がありましたが、最近のふたり目ちゃんの中国語を聞いていると、発音や自然さにおいては、つばめはすでに追い抜かされていて、3歳半過ぎにして、ふたり目ちゃんにもほぼ負けを宣告した形です。ま、まだ難しいことは言えないけどね!(それは日本語でも同じ。たぶん難しいことを考える頭がない)ふたり目ちゃん、現在すでに日本語で言えることは、ほぼ中国語でも言えるようです。10年いてもちっとも中国語が上達しないわが身を嘆きつつ、子供達には日本語を忘れないようによりフォローしていかないといけないなと思っている今日この頃です。↓ふたり目ちゃんの幼稚園クリスマス会活動 兄と日付をずらして同じくピザ作り体験をしました。 ふたり目ちゃん、自分のピザが出来上がったら、 気前よく周りのみんなに分けてあげていました。照片 608 posted by (C)つばめ照片 613 posted by (C)つばめ照片 620 posted by (C)つばめ照片 621 posted by (C)つばめ照片 624 posted by (C)つばめ照片 628 posted by (C)つばめ照片 617 posted by (C)つばめ
2015/01/21
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先日、北京日本語教師会の新年会に参加しました。月に1回の例会は家からかなり遠い大学区で開催されることが多く、土曜日に子供を置いて外出するのも難しいのでなかなか参加できずにいましたが、新年会はたまたま家の近くだったのもあり、夫の帰宅後、子供を夫に預けて参加することができました。つばめは普段、会社の中でひとりで日本語を教えていて、相談できる教師仲間がいないのをとても寂しく思っていたので、久しぶりに同業の先生方とお話することができ、とてもうれしかったです。・・・と同時に、日本人の集まりにほんとに久しぶりに参加し、日本人ってこういうふうだったなぁ~、となんだか日本人に同化できてない自分が。例えば、お酒の飲み方。日本人は自分でお酒をつぐことはしないけれども、自分のコップに入ったお酒は自由に飲みます。中国は、違うのです。自分でお酒はつぐけれども、コップのお酒を飲むときは、必ず誰かと飲む。家では自由に飲むとして、宴会の席で、ひとりで自分のコップのお酒に口をつける人は皆無です。ひと口飲むためには、誰かと目を交わし、言葉を交わして飲むのが普通です。だから、日本人が誰とも口をきかずに自由にお酒を飲む雰囲気に新鮮さを感じました。日本人に新鮮さを感じ、中国人にもなじめない自分。今後ずっと中国に居続けたら、もっと、日本人でも中国人でもない人になっていってしまうのかなぁ。。。とアイデンティティーの危機を感じる今日この頃。日本のことがどんどん分からなくなっている自分が、日本語教師をしていることにおかしさを感じつつ、いやいや、中国語や中国のことが分かる日本語教師っていうのがいてもいいじゃないかと、自分で自分を励ましたり。(そう思うしかない・・・)本当は、大学でのビジネス日本語の授業の様子とか、授業で映像やネット環境とかをどういう風に利用しているのかなぁ~とか、色々先生方に聞いてみたいことがあったのですが、(私が日本語教育から離れている間に、きっと多くの変化があったに違いありません!)新年会ということで、皆さんまじめに仕事の話をする雰囲気でもなく、なごやかに会は進んでいきました。またできるだけ教師会にも参加して、先生方と交流したいと思います。↓幼稚園のクリスマス会は、クラスでのお遊戯後、近くのビザ屋さんでピザ作り体験。去年はこんなのなかったのに、中国の公立幼稚園もどんどん西洋化してますね。子供はとても喜んでました!照片 639 posted by (C)つばめ照片 603 posted by (C)つばめ照片 602 posted by (C)つばめ照片 604 posted by (C)つばめ照片 600 posted by (C)つばめ照片 598 posted by (C)つばめ照片 605 posted by (C)つばめ
2015/01/18
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実は年末、かなりギリギリまで日本に帰省するかどうか悩んでました。仕事を始め、元旦休みは3日しかないのを知っていたので、元旦は帰省できないものと思い込んでいたのですが、会社の上司にそれとなく聞いてみると、日本で翻訳チェックの仕事をやり出勤扱いという形で、2週間ぐらい帰省するのも可能ということに。慌てて準備をと思ったけれど、もう時期は12月も後半に入っています。我が家の状況は複雑で、つばめは日本人だけど、2人の子供のうち上の子は中国パスポートに日本ビザを取り、下の子は日本パスポート、プラス中国出入国管理局で通行証なるものを取得しないと日中を行き来できません。まずは一番時間のかかる下の子の通行証を申請に行ったところ、通行証の申請には親のパスポートが必要で、ふと見ると、つばめの日本パスポートは有効期限が切れてもう半年以上たっています。つばめは永久居留証があり、それで中国に合法的に滞在できるので、日本パスポートは次の帰国前に申請すればいいやと思い、そのままにしていたのです(今思えばなんてリスキーな!)。・・・ということで、慌てて日本から戸籍謄本を送ってもらってつばめの日本パスポートを申請し、その後、ふたり目ちゃんの通行証を申請しましたが、受け取りが12月31日。31日の朝一で受け取りに行って、その日の午後便で日本に帰省という手もなくはなかったのですが、もし万一、なんらかの事情で通行証が予定通り発行されなかったら、すべての計画はおじゃんです。それでも今年は日本でお正月を迎えられる最後の年だし、ギリギリまで悩みましたが、お正月に2週間帰省してもチビちゃんを日本の幼稚園に通わせられるのはほんの数日だし、ここはやはり余裕を持って春節に2週間帰省する方がいいかということで、元旦の帰省はあきらめました。そんなわけで、年末ギリギリまで日本大使館や中国出入国管理局などを走り回るのに忙しく、半分ぐらいは日本に帰省する気持ちもあったので、中国でおせちを作る心構えは元旦を迎える数日前ぐらいまでほとんどありませんでした。そんなわけで、今回は急きょありあわせでおせちらしきものを作ったわけですが、今になってゆっくり調べてみれば、中国でも結構おせち食材が手に入りますね。中国最大のネットショッピングサイト、タオバオで検索してみると、昆布巻き(中身はたらこ、鮭など)4元、栗の甘露煮瓶100g 8元、西京白味噌 15元、京日のつぶあん(京日紅豆餡)8元、その他、いくら(魚子)、かまぼこ(魚餅)など。味はどうか分からないけど、来年は試してみよう!年越しそばも来年はネットで買ってみようかな。友人にはお正月の色どり鮮やかな和菓子まで手作りした人もいたけど、ネットで和菓子もあるかしら!?数の子は、見つかりませんでした。お餅(年糕坨)は、今回は年末に稲香村で買いました。(ネット購入も可能)上にミニミカンを乗せて、ちっちゃな鏡餅を作って飾ったという友人の話を聞き、来年はうちもそうしようと思っています。来年は事前にネットで食材をゲットして、今年よりはおせちの種類も増やしたいと思います。そういえば、31日までお仕事をされているあるキャリアウーマンの方は、毎年日本料理店でおせちを予約しておき、年越しそばとお雑煮を手をかけて作られるそうです。これも一つの手ですね!他に、元旦から、中国のお寺に新年のお参りに行かれたという方も。どこのご家庭のお正月の迎え方も素敵で、新たな気持ちで新年を迎える家族の笑顔が目に浮かびます。明日は小正月ですね。どうかこの一年も皆様にとってよき年となりますように・・・!↓ふたりめちゃん、ネックレス作り照片 632 posted by (C)つばめ↓チビちゃんがしまじろうの教材をまねて、ふたり目ちゃんのために作った線つなぎワーク。照片 634 posted by (C)つばめ
2015/01/14
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我が家のつつましいおせち料理に比べ、海外の日中ハーフのお友達のおうちのおせち料理は、豪華~!みなさん、腕によりをかけて、何段ものおせち料理を家族のために用意されているのをWeChatなどで拝見して打ちのめされ(苦笑)、もう我が家のおせち料理はUPしないでおこうと思ったのですが、正月なのに何の写真もないのもさびしいので、恥を忍んでUPした次第。日本では元旦からスーパーも開いてるし、おせち料理を作らない家庭もあったりするそうですが、海外で本場顔負けの立派なおせち料理を作っているみなさんの様子を拝見し、海外だからこそ、より日本らしい雰囲気を求めるという部分もあるのかもしれないなぁ~と思った次第。お正月ぐらい、日本らしいものに触れたいですからね!(まぁ、お料理上手な皆さんは、どこにいても家族のために 愛情を込めた美味しい料理の数々を作られるのだと思いますが!)実際、日頃ろくに料理もしないつばめが形だけでもおせちらしきものを作ったのも、家族、特に子供達にお正月のめでたい雰囲気を味わい、日本の伝統料理に触れてもらいたいという一心からです。日本だと自然にそこにあるものが、海外では努力して求めないと得られないものってたくさんありますからね。そういえば、紅白も日本ではだんだん見られなくなっていると聞いたりしますが、海外では、紅白見ながら鍋~、とか、紅白見るためにホテル宿泊、なんていう友人の様子もWechatのモーメンツ(LINEのタイムラインのようなもの)から結構伺えました。海外ではやっぱり、紅白を見て今の“日本”を感じるのが年末年始の区切りとなるのかもしれませんね。小さい頃、毎年紅白を見て年越しをした記憶は年末年始の行事として心にインプットされているのかもしれません。ちなみに我が家も年末のぎりぎりに日本のテレビを見られる機械をつけ、中国で初めて紅白を見ながら年を越しました。(おせち作りでろくに見られなかったけど、 1週間前までさかのぼってみられますからね! 今の日本といっても、紅白から感じるのはなぜか「昭和」だけど。。。)中国に来て10年間も日本のテレビを見ずにきたつばめ、もう日本の色んなことがさっぱり分からなくなっていますが、ちょっとは日本のテレビでも見て、リハビリしようと思います。(ウエアラブルデバイスとか、モバイル決済とか、 翻訳の仕事でも最近の日本語が分からなくて困ってます。 中国語は漢字から意味が取りやすいけど、 日本語は何でもかんでもカタカナで分からないんだもの!)海外でのおせちと紅白に色んなことを思ったことでした。↓年末、冬イチゴ狩りと郊外温泉一泊旅行に行きました。照片 637 posted by (C)つばめ照片 636 posted by (C)つばめ
2015/01/08
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みなさん、2015年あけましておめでとうございます。つばめは結婚まもなく11年になりますが、毎年年末から日本に帰省し、実家でお正月を迎えていたつばめ、結婚以来はじめて、中国でお正月を過ごしています。少しは大掃除でも、と思いつつ、全然進まないままに大晦日に突入。仕事が終わった大晦日の夕方、大急ぎで買い物に出かけます。ほんとは落ち着いてリビングで紅白でも見ている時間からおせちらしきものを作り始めたつばめ、普段主婦業をしていないので、全然段取り良く物事は進まず、リビングに座る時間なんて全くありません。野放しにされた子供たちは、部屋中を散らかしまわって暴れています。気がついたらもう子供たちのいつもの寝る時間、慌てて年越しそばらしきものを準備。中国の普通のスーパーで買った蕎麦にだしだけ日本風にとって鳥肉と揚げ(!?)らしきものでいただきました。即席で作ったけど甘いだし汁は子供たちには好評でとりあえず、よかったよかった。翌日はお正月、二段ぐらいは作ろうかと思っていたおせち、一段は果物で埋めたけど、お雑煮も一応作って、正月気分だけは味わいました。それにしても、お正月っていうのは、主婦にとっては身体と頭を使う一年最大の労働イベントだったんですね。いつも実家に戻ってのほほんと暮らしていたつばめは、自分がお正月の準備をしてみてはじめて、主婦の大変さというのを実感しました。自分たちだけでもあれこれと忙しいのに、これで新年からお客が来るとなると客用にあれこれ準備も必要だし、気も使うしで身体の疲れも気疲れも倍増ですね。今まで実家に入り浸っていたけど、実家の母は本当に大変だったと思います。今年の元旦はそんなこんなでバタバタでしたが、そんな我が家にも平等にお正月はやってくるのですね。今年は時間を大切に、整理整頓を心掛け、すっきりした生活を目指したいと思います。中国の本当のお正月は2月18日の春節です。それまでに残った片付けをして(!)春節前から日本に帰省する予定です。子供が小学校に上がる来年以降、我が家は日本でお正月を過ごすことはなくなります。中国の小学校の元旦休みは3日と短いのです。きれいに掃除された家々にしめ縄や門松が飾られ、凛と澄んだ空気の中、初詣に出かける日本のすがすがしいお正月の雰囲気を今後味わえないのは少し残念ですが、2月の日本帰省を楽しみにしています。どこでお正月を過ごすにしても、家族仲睦まじく元気であるのが一番です。皆様にとって、新しい一年がよき年となりますことをお祈りいたします。今年もどうぞよろしくお願いいたします。(今日は初出勤でした!)↓載せようかどうか、かなり迷った我が家のおせち。 恥ずかしいけど、こんな家もあるってことで! 来年はもうちょっと頑張ります。照片 647 posted by (C)つばめ照片 649 posted by (C)つばめ照片 641 posted by (C)つばめ
2015/01/04
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