005
何時も通り、留守電にいつものように入ってた。
聞きたくなくても、聞いてしまう。
留守電話の女の人の声が妙に怖い。
内容は大抵一緒。
死ね
阿保
ウザイ
私が何をしたんだろう・・
いつもは見つからない用に親より早く電話を確認して
親の目を盗んでは、留守電を聞いて消してた。
でも、其の日は間に合わなかった。
親が先に聞いてしまった。
親は、其の留守電を聞いて私に怒鳴りつけた。
えっ・・？
どうして・・？
私は虐められてるんだよ？
何もしてないんだよ？
相手を怒るのが普通やないの？
ねぇ・・
私はそんなに要らない子・・？
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