しずかな里の秋です
それが・・なにか って?・・・
よろしければもうひとつ・・
「焼肉するから用意して!」
イヤな予感がしたんだけど
我家の食の主導権は絶対的に山ノ神
誰も逆らう事の出来ない聖域なのでありまして・・・
「用意が出来たら食べるよ!とうさんいいかね?」
「ヤケにテンション高いねェ シャブでもやった?」
「バカ言ってんじゃないよ!さあ焼いて焼いて」
「どうした?とうさん・・欲しくないの?進まないじゃん」
「しっかり食べとかんと今日はこれで終わりだよ」
「エエ????夜は無し????ウソじゃろう」
「ウソじゃない!しっかり食べて」
仕方なく 言われるまましっかり食べてたら
口の中でカランカランと異物が絡むのよ
悪い予感は当たるもんだねえ
『やっちまった!』
こぼれるような笑顔にキラリと輝く自慢の鬼歯!?
じゃなくて 八重歯
実は虫に侵され被せた義歯なのよ
それが取れちゃってねマヌケ顔のオヤジに・・・
「もう肉はイラン!医者に行ってくる!」
「悪かったねェ・・・ついて行くわよ」
「センセイこれが取れまして・・」
「何か硬い物でも食べましたか?」
「ええ・・焼肉を・・・」
「ほう・・・焼肉をねえ・・・ これで大丈夫でしょう!」
「安い肉が喰えるようにしてもらえましたか?」
「エ???・・・」
「センセイと違ってとろけるような肉には縁がないもんで」
「アハハハ・・
革靴でも大丈夫ですよ ハハハ・・
」
「センセ 笑い過ぎじゃろう・・・」