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September 5, 2012

オール電化について

カテゴリ：日本の近代史

東日本大震災以前は電力会社によるオール電化キャンペーンが大大的に行われていた。

この時から、奇異な気持ちを抱いていた。
電化製品は手軽に使えて、無色無臭で家庭にとってはとても便利なものである。
しかし、無尽蔵に電気を宛にできるのか？
原発を次々に稼働させるから、余剰電力の使い道としてオール電化キャンペーンが行われていると想像していた。
ガス、石油、水力エネルギーはどうなるのだろうか？
石油については無尽蔵にあるわけでもないし、持たざる国は窮地に陥る。
それでは水力発電はどうなったのか？
日本は水力が豊富な国と小学生の頃に習った。

それに、ダム建設に当たっても大きな反対があるから、ダム建設は諦めたのか？

以上の事が国民的コンセンサスをとらないままにオール電化キャンペーンが行われている。

しかし、企業努力として行うのは問題はないと思う。
健全な企業が消費者のために懸命に努力しているのなら、ガスも、石油も水力もそれぞれの企業が競えば良いと思う。

しかし、国策として国民的コンセンサスをとらないままに行うのは大きな問題だと思う。

最近、電力会社からの配布資料によると節電を訴える資料で溢れている。
ちょっと前までの7オール電化はどこに行ったのか？

国民は、全財産をつぎ込んでオール電化投資をするのです。
かくも簡単に電力不足、節電と言われればオール電化にしたことに大きな後悔が伴う。

元々、オール電化事態に不安を抱いていた。
電力停止の事態になれば、生活の全てがストップしてしまう。

クーラーもどき問題ではない。

薪ストーブ、灯油ストーブ、ガスストーブが程よく使用されるのが安心できる社会です。

現在、東京電力＝政府　みたいな印象で、東京電力の横暴でエネルーギー政策が決定されていくのなら、許しがたいと考えます。

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