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November 25, 2012

日本ハムのパレードの酔いから醒めて

カテゴリ：野球

昨日は朝から少し興奮気味でした。

「妻はテレビで実況中継されるよ」という。
自分は「撮影が目的」と言って何が何でもパレード会場に向かった。

札幌駅を一歩外に出た所はパレードの出発点。

事前に想定していた行動はここで敢え無く覆された。

パレードの駅前通りに足を踏み入れられないのです。
地下街に入ると、地上には上がれないという。
駅前通りの左右どちらかの道を通り、途中から駅前通りに入れると言う。

開始２０分前。
すでに何重にも人の山ができている。
何とか前列近くで撮影ができないかと考えて、進行方向に歩く。
ここなら何とかという地点がいくつかあった。
最高の撮影ポジションをと欲張って前進した。

大通り公園を１丁南の、三越と４丁目プラザビルの交差点で前進も後進もできない。
大画面で、パレードの状況が写し出されているから、この地点にとどまることにした。
周囲は大変な騒ぎ。
「警備員に向かって、人の通せる道を作れ」と食ってかかっている。
その人をなだめる人に向かって、何を言っているんだと喧嘩を始める。

祭りには喧嘩がつきもの。
周囲は相当に高年齢の男女

「これで３回目」「パレードはまだかしら」と楽しんでいる。

いよいよ出発した。
予定時刻なら出発から１５分もすると目の前に来るはず。
なかなか来ない。
それでも紙吹雪は降ってくる。観衆は紙吹雪に歓声を挙げる。
「４センチ四方の大きさが、一番きれいに降るそうよ」
「その中にたまに倍以上のサイズの紙が降る」
「こんなに降っているのに、なかなか手に取れない」

３０分後にやっと目の前にパレードが来る。
すぐ近くで演奏しているはずの札幌市消防音楽隊のブラスバンドの演奏が聞こえない。
先頭の北海道警察のガーラ隊の旗だけがかすかに見える。

そしてオープンカーに乗っている田中健介の首より上がやっと見えた。
その３０mあとに大型バスの天井に乗っている選手たちが見えた。
このバスは２台続いた。
陽選手が愛想よく、万歳したり、拍手したりして観衆を盛り上げている。
吉川投手も見える。
２台目には糸井選手が見えた。中田選手も見える。

沿道に立つこと約４０分、パレードは目の前を５分程度で通り過ぎた。

それでも予定３０分のパレードが倍以上の時間をかけてフアンサービスをした。

「稲葉選手はまだ来ないの」と言っている人がいた。
私は「とっくに行きましたよ」と教えてあげた。

パレードが過ぎて１５分ぐらいには早くも紙吹雪を道路から回収する作業が始まった。

小生はこの機会にとドコモショップ、アップルの店を回った。

パレードに参加した人達が各店に立ち寄って市内全体がパレードの余韻であふれている。

１６時３０分に自宅に戻る。
妻に実況中継の様子を聞く。

フアイターズガールズが踊っているのも見えたという。

沿道では、それは全く見えなかった。

実況中継を見たほうが良かったのか？

デジカメの画像を妻に見せた。

「こんなに降っていたのなら、何も見えなかったの？」
終わった後の路上の降り積もった紙を見て「すごいね」
そして１時間後の道路の様子を見せて「こんなにきれいに回収したのだ」これこそ、会場に足を運ばなければわからないこと

パレードだけがパレードの花ではない。

パレードの前後そして群衆のすべてが花です。
その酔いに浸ってこそ、パレードの喜びです。
しかし、次回に希望すること

２　沿道の前３列くらいは座るか、中座にする様にしてはどうか？「椅子を準備するのが良いが、それは準備とあと始末に手間がかかる」
　　「せいぜい観衆が敷物を準備してくること」

３　パレードの時は、もっと大きな声援を贈ること。４　バスの上の選手のパフォーマンスはもっとないか？
「最初の回は新庄選手が、グッズを観衆に向かって投げいれたが混乱のもとと反省」
　　「マイクをもって選手交代で、メッセージを観衆に贈るのはどうか？」

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