夢  宵  桜

夢  宵  桜

桜に結びつく言葉



蕾七日 咲いて七日 散りゆきて七日で 花二十日 と言われるように
人々はこの二十日あまりをそわそわして過ごします。

日本人ならではですね。

そんな桜に結びつく言葉を集めてみました。


夢見草  桜の事を夢見草(ゆめみそう)ともいいます。

花冷え  桜が咲くころ一時的に寒さが戻り身震いする事がある
     この桜の咲く頃の冷え込みを花冷えといいます。

夢宵桜  山桜が宵闇の中に浮かび上がる幻想的な夢のような景色が夢宵桜 。

花明かり 満開の桜のまわりは夜でもほのかに明るい。

桜吹雪  桜の花びらがいっせいに舞い散る。

花筏   花筏(はないかだ)水面に花びらが舞い散って筏のように流れていく様子。

桜蘂   桜蘂(さくらしべ)花が散った後もガクに残っているおしべとめしべの様子。

桜蘂降る 蘂(しべ)もやがて落ちて地面を赤く染める
     その様を“桜蘂降る”といいます。

葉桜   花蘂(はなしべ)もすべて落ち新緑の葉につつまれる様子。

花疲れ  花見に出かけ人出の多さ、また春のけだるさに疲れ余り
     何をする気にもならない“花疲れ帯ながながとときしまま” といいます。

花守   花の番をする人 特に桜の花の番人を“花守”といいます。

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