ユミリンの のんびりハピパワ日記
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母も元気になり、家の雜々とした事からむつかしい手続きまで、概ね片付きました。そこで、今年家庭的に頑張ったご褒美にトルコにいってきました。カッパドキア(奇岩)、パムッカレ石灰棚に温泉が流れる) エフェソス神殿遺跡、首都アンカラ、イスタンブール等を回りました。まあ、世界遺産等情報が入りやすい事は置いといて、ちょっと違った切り口でトルコのことを紹介したり、感じた事、思ったことをつたえますね。なかなか魅力的な国でした。 首都アンカラは標高1000メートル以上の高原にあるんですよ。地図で見ると茶色い山の中、さぞかし険しい山の中かと思いきや、大平野が広がっています。 山は遥か彼方、街は平地かなだらかな丘にありとっても広々して気持ちの良いものでした。ここは建国の父、アタチュルクがイスタンブールから移した首都です。なんでもここに首都を移したとき、他の国は様子見をして、何年もイスタンブールを離れなかつたのに、日本の大使館はまっさきにアンカラに移って来てくれたそうです。そういうところもトルコに、親日派の人たちが多いゆえんだそうです。7~80年前、オスマントルコ帝国の崩壊の後、スペイン、イタリア、フランスドイツ、ロシア、イギリス等時のヨーロッパの列強がトルコの領土を分割してここはうちの所領と分け合って、植民地にしようとしていたとき、忽然として現れたアタチェルクが人民兵のリーダーとなって、国を守ったそうです。今のトルコの国旗 赤い色に三日月と星のマークは、戦い抜いたとき、明け方の池の水面を見ると、屍の血の色に染まった水面に三日月と明けの明星が一つ写っていたそうです。それでそれを見て、このようにたくさんの犠牲の上に我々の国が築けた事を忘れないようにしようと、この印を国旗にしたそうです。これを聞いたとき、感動しました。滞在中にガイドさんに、アタチュルクがいなかったら、今のトルコはなかったのですね、というと、深く頷いておられました。その時に、忽然とすごいリーダーが現れた事にも時の不思議さ、トルコの運の良さ、国民の賢さと勇気を思いました。ああ~、今日本の時期のこの危なかしさ、皆の安全と平和はただみたいな雰囲気に歯がゆさを感じている私としては、賢く勇気あるリーダーの出現を願ってやみません。そして、賢く勇気ある国民になりたいものです。ではまた、次回に続く
Nov 17, 2012
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