Bond

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『犠牲 わが息子・脳死の11日』



一言、衝撃、だった。

ここには、
精神障害患者への問題、
脳死のあり方の問題、
現代医療のはらむ問題、
などなど、
様々な問題が提起されている。

でも、なにより心を惹かれたのは、
洋二郎君の考え方。

自分の文章を自費で本にし、
「これでもいつ死んでいい。」
とつぶやいたことだ。

私も、同じことを思っている。
このホームページのどこかにも書いたかもしれない。

私は、今の研究をいずれ何らかの本の形にしたい。
読む人がいなくてもいい。
それが、自分の存在になると思うからだ。

そしてもう一つ、
子供が欲しい。
私の遺伝子を受け継ぐ者を。

そのどちらも、
私の存在を証明してくれる。
「生きていること」が、すなわち「存在」ではない。
証明をしてこそ、「存在」として生きること許されるのだ。

別に、「死」に対して、特別な感情をもっているわけではない。
「死にたい」という欲求があるわけでもない。
でも、ただ、呼吸をしているということが、
生きていることだとは思えない。

今の自分はどうなのか?
常に自問する。

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