Bond

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座頭市 北野武バージョン


勝新太郎の「座頭市」とは、
全く異なる世界観。
でも、この時代にあっていると思う。
そういう意味では決して違和感がない。

リズミカルな人々の生活の描き方。
それは、湿っぽい時代劇で薄れがちな
人々の活気、強さ、明るさ、そういったものを再現させてくれる。

そして、なにより
座頭市の強さ
それは、単に腕が立つ
ということでなく
人の中でいきるしなやかさ、
かかわり、
全てにおいて、それが強さなんだと思う。

最後に、
座頭市が敵キャラに「本当は目が見えるんだ」というシーンがある。
(見えないんだけど、わざとそういったのね。)
すると敵キャラが、「なぜ、見えないフリを・・・。」
と問い掛ける。

「目の見えないフリをしていたほうが、人の心が見えるんだよ。」

そういい残す。

深いなぁ・・・

随所に、
「いかに人間、目に見えるものに惑わされているか」というテーマが隠されている。

目をつぶって心で感じてごらん

あのバトルロワイヤルを彷彿とさせつ
殺陣シーンで
北野武が伝えたかったのは
そういうことかもしれない。

© Rakuten Group, Inc.
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