さかさまの缶詰

2008.07.21
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メールはぼちぼち続けてきたものの、少し前に失言してしまい、彼を困らせてしまった。
それから申し訳なくてメールしていなかったものの、そんな状態が嫌で、昨日友達として仲良くしては貰えないかと改めてメールしてみた。想いが無くなったわけではないが、このまま連絡を取らなくなり、交流が無くなるのはなんとも残念だったからだ。彼、と言っても他大学で先輩なので会う機会もほとんどなく、向こうにしたら私の存在は塵にも等しく些細なものだろう。だが、彼は私がそれでいいなら仲良くしたいと思っていると返信してくれた。それだけで嬉しかった。
それからなんとなくメールを続けていたが、私はバイトの時間になったので、彼にメールを送ったままで出勤した。昨日は久しぶりに忙しく、人手も足りずてんやわんやだった。そんななか、オーダー予約で来られていたお客さんに料理を運んだところ、座敷に入った瞬間やけにこっちを見てくるお客さんがいるとおもい、ふと目線をあげてみると其処には彼の姿が…。
思わず手にしたお盆を落としそうになりながら、どういう形にしていいかとまどっている口角を無理矢理引き上げ、歪な笑顔を浮かべながら机に料理をおいた。

「いじめですか!??」

思わず零れた私の声に、彼のご家族がびっくりされていた。申し訳ない。彼は「そんなことはない」と苦笑しつつ、ご家族の方からは、私が彼の知り合いだということに対する驚きと、私のバイト先にきたのは偶然だという言葉を頂き、あわあわしながら退出(なんだか本当に不細工な顔をしていたと思う)。が、前述したように人手が足りず、彼らのテーブルへの料理はタイミングが良いのか悪いのか、全て私が運ぶ目に…。彼を見れて嬉しいやら、あんな結論を出した後で悲しいやらで、ほんとになんてアメと鞭なんだと思う。
しかもバイト後にメールしてみたら微妙に私の店にきたのはわざとみたいだし…。
大した嫌がらせだよほんとに…。





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Last updated  2008.07.21 14:42:57コメント(0) | コメントを書く


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