ひとりごと
大切なこと、流れ行く時の中でのひとこま
をつづって生きたい。たちどまって見渡すと
何が見えるのだろう
うつくしさ
美しさってなんだろう？形のこと？もちろん
それもある。フォルムが美しいとか、いびつよりも、
シンメトリーなほうがいいし、バランスとか、ひとつひとつ
の部分、素材もより上質で、密度の濃いもののほうがいいだろう
前にある先生に、芸術をやるなら、よいものに触れなさいと
言われた。美術館などにいって、大理石や、彫刻や、
歴史に残る絵画や、高級な生地などをみたりして
自分の引き出しの中にたくさん美しいものをしまいなさいと。
でも、それだけだろうか？
あるダンス関係の番組を見ていた時にロシアのバレエの先生がいっていた
”バレエは心です” そうなのだ。心があってそれから形になったのだ、
美になったのだと信じたい。けっして、ポジションですとか、形ですとか
おっしゃらなかった。
最近ものすごく思わされたことで、確かに、形がととのって、
クオリティの高い技術があるに越したことはないけど、
”純粋な心の美しさ”に、かなうものはないと。
人を感動させ、心を打つのはさあ見て、とばかりによいものを
見せるよりも、内側から湧いてくるもの、もちろん、
よいもの、純粋に求める心、いつくしむ心、愛する心、従う心、
やさしさと強さ、ささげる心
がなくては 何もならないとあらためて気づかされた。
いろんなことに巻き込まれて、忘れていたこと。
上へ上へ、天を目指して、いくことそれがヨーロッパの芸術には
あるんだよと教えられたことがあった。
命のないものにならないように、もう一度みなおしていきたい。
はじまったところから、はずれてしまわないように。
いきたいところを見失わないように。 時にはひくこと。などなど。
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