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ゆりママのヒミツ
再び出血物語(2~3月)
二人が一人になるかも。。と聞かされてから、それ以外にも多胎妊娠におけるリスクを知り、私の心はブルーだった。不妊治療をしているときは、妊娠したらきっと夢みごこちで、生まれてくる赤ちゃんのことを想って、とても幸せなんだろうなと思っていた。でもその頃の私は、赤ちゃんが体内にいるという喜びを感じることができなかった。無事にこの手に赤ちゃんを抱けるかどうか、決して楽観できない毎日を、病院で過ごしていたのだった。
2月3日。エコー検査の日。二人とも少し大きくなっていた。心音も聞かせてもらった。わずかとはいえ、(1.9cm→2.8cm、2.3cm→3.4cm)成長しているということだからかどうか、「二人が一人」の話を先生はしなかった。とにかく2人の姿が見えて、安心した。
その翌日の午後1時。私はトイレで出血した。今までのと違い、量が多く、サラ~っと流れるような鮮血が便器内を真っ赤にしていた。もう完全にだめだと思った。
昨日の検査でしっかり聞こえた心音も、もう二度と聞けない。流産してしまったと。
病室に近いこの共同のトイレには個室のひとつひとつに緊急ボタンがある。看護婦詰め所につながっていて、トイレ内で何か起こったときの非常用ボタンである。震える手で、ボタンを押すと、天井にあるスピーカー(それまで気づかなかった)から「誰ですか?何かありましたか?」の声。「○○号室のGです。たくさん出血しました。」と答えると、看護婦さんが飛んできてくれた。
出血の様子を見て、「今、T先生、外来診察中なのですぐ報告するから、病室で待っていてね。」と言われた。その看護婦さんも血相を変えていた。
診察の結果、T医師は「2人分の胎盤が大きいうえに子宮の口付近にあるので、出血しやすい状態になっている。赤ちゃんは、大丈夫。だんだん子宮が大きくなったら、胎盤も今の位置より上になって出血しなくなるからね。」とおっしゃった。もちろん、安静にしているようにということだった。あんなに出血したのに、大丈夫なんて、とても信じられなかった。ひょっとして血尿だったのかも?と思った。その夜、出血は続いた。眠れなかった。
2月14日。朝、再び出血。前回の出血が止まった矢先のことだった。今度はベッドで寝ていて出血したのがわかった。T先生の内診で心配ないと言われた。トップラー(胎児の心音を聞くための機械)で2人を確認した。午後より、腹部エコーで2人は元気だった。小児科の女医さんを紹介してもらう。エコーを撮影した映像を見ながら、内診台から「よろしくお願いします。」と挨拶をした。T医師からは、出血のことであまり不安に思わないように、と言われた。
2月18日にも再び出血。月のものが終わるときのように、だんだん出血量が少なくなって、やれやれやっと止まったか、と思った次の日に出血するというパターンを繰り返していた。腕に24時間点滴をぶらさげながら、トイレに行くたび、不安と恐怖が心を占めた。あまり心配をかけたくなくて、夫にも実母にも「出血があるんだけど、先生は心配ないって。」としか伝えなかった。実際の出血量を見たら、きっと夫も平静ではいられないだろう。でもそこまでは見せられないし、出血による私の不安は当事者でないとわからないだろうという想いもあった。
3月1日。それまでの6人部屋から3人部屋へ移動したらどうかと婦長さんから勧められた。この3人部屋は看護婦詰め所から最も近くにあり、6人という大所帯より確かに過ごしやすかった。「そうなさい。」と婦長さんに強く勧められたのは、やはり私の状態があまり良くないためかもしれないと思った。窓際のベッドに移動した直後、またまた出血した。T医師は「この出血が止まらないようなら、導尿しなければならないよ。」と言った。つまり、トイレにも立ってはいけない安静状態になるということ。それまで、同室だったお友達の何人かが早産予防のため導尿していたので、その大変さは充分知っていた。ほどなく出血はとまったので、導尿はせずにすんだ。この日、夫と義母が中○寺で腹帯を頂いてきてくれた。でも腹帯が巻けるのかどうか、私には全くわからなかった。
3月3日。15週目に入る。内診で異常なし。出血の方は、古い血がたまっている状態だとか。つわりのため栄養補給していた午前中の点滴が終了した。3kgほど減った体重が800g復活していた。ただし、24時間の点滴は相変わらず続いていた。
3月14日。妊娠して以来、便秘に悩まされていた。薬を頂いていたが、自分に適した量を加減しないと、効き目がなかったり、効き過ぎたりするので、入院していたプレママはみんな、悩みの種だった。あまりいきむと出血や流産につながるし、効きすぎて下痢をしても、流産の原因になるケースもある。その日は、前日の戌の日にいただいた腹帯をして眠ったところ、下痢による腹痛で朝4時半に目が覚めた。そしてまたもやトイレで出血。診察していただいたT先生が残念そうに「今日から点滴を調整しようと思っていたんだけどね・・・」と言われ、ショックを受けた。
私の受けている点滴は、いわゆる張り止めといわれる流産予防の薬剤が何種類も入っている。私が出血するたびに種類と量が増えていたため、この点滴をはずすためには、状態を把握しながら、徐々に成分調整をしなければならない。急にはずすことはできないのだ。このごろ出血していなかったので、その第1段階を今日から行おうとT医師は考えていたのだ。まだまだ先は長い。1日も早く退院したかった私は、ショックだった。
3月23日。毎日午前10時に行われる回診直後。ベッド上で出血。しばらく調子が良かったので、気分は落ち込む一方。病室と洗面所だけしか動けない単調な生活。出血の恐怖と出産への不安。病院食ももう4ヶ月近くになると、その単調さに楽しみがなくなってきていた。(作っていただいた方には申し訳ありませんが)米不足によるタイ米に辛抱できなくなっていた。あれやこれやで、無事に出産するまでがんばるぞと張り詰めていた気持ちが、今回の出血でプッチンと切れてしまった。涙が流れた。看護婦さんが、「どうしたん?」と聞いてくれたので、「また、退院が延びてしまった。」と言うと、「甘い、甘い。Gさんは出産まで退院できないと覚悟しとかんと。外に行きたかったら、いつでも車椅子持ってくるから、いつでも言ってよ!!」と優しい声で応えが返ってきた。でも私は「出産まであと5ヶ月もあるのに、それまで退院できないの?!」と思って、完全に自分を見失った。家に帰りたかった。母の作る料理が恋しかった。余計な心配をかけたくないと思っていたのが、完全に崩れてしまった。
これまでも、勤務の都合で夫は週末しか病室に来れなかった。新婚まもない妊婦さんのところには毎日のように夜8時の面会時間ぎりぎりまで、旦那さんが来ていた。毎日ではなくても、ほかの妊婦さんのところにも、平日の仕事帰りに旦那さんが来ていた。いつもさみしかったが、「僕は週末しか来られへん。」と宣言していた夫が今日(平日だった)来る可能性は全く無い。でも今日は誰かにいてもらいたかった。とうとう実家に電話をかけて、泣きついてしまった。
翌日、驚いた両親が私の好物をいっぱい詰めたお弁当を持って、お見舞いに来てくれた。昨日の興奮が収まっていた私は、非常に恥ずかしかったが、母の手料理はやっぱりこのうえなく美味しかった。両親には心配かけて申し訳ない気持ちでいっぱいだった。もう出産まで心配かけないぞ、と心に誓った。
3月27日。トップラーという機械で、赤ちゃんの心音を聞く。二人をそれぞれさがすのに、看護婦さんは毎回苦労されていた。お腹の表面を機械をあてがうのだが、「この子はここにいるのよね。で、もうひとりがここに。あれっ、ここの音はさっきの子の音やんか。そしたらもう一人はどこに?」という感じで、なかなか見つからない。あまりお腹の上部にあてると、「あっ、この音じゃないんですか?」と私が言うと、「こんなに遅いのはGさんの心音やんか!」と笑われてしまった。赤ちゃんの心音は、もともと非常に早いのです。この日。夫が週末でお見舞いにきてくれていて、初めて心音を聴きました。「どう、思った?」と尋ねると、「あんたはそうやって、実感しながら、母親になっていくんやな。俺はただただ不思議やなぁって感心してるだけやけど。」と困惑顔だった。出血はとまっており、どうかこのまま、安定しますように、と祈っていた。
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