なんでもちょう

なんでもちょう

The session at Stellar Ball




ユーミンファンなら知らない人はいないと言っても過言ではないこのライブ。
品川プリンスホテル内に新しく出来たユーミン命名の「Stellar Ball」のこけら落とし公演。
4月8.9日の2日限定、キャパは876名。のべ1752人しか体感できないプレミアライブ。
なんと私は奇跡的にチケットを手に入れることが出来、飛んで行ってきました。



★チケット入手まで★

このライブがある、と発表された段階でチケット入手は困難だろうな、と思っておりました。
でも、品川プリンスホテルはしっかり押さえておりました(爆)外れると思ってたら当たるものも当たらないもんね~。
とりあえずFC先行予約があったのでまずこちらに登録。
名古屋でのユーミンファンのオフ会に参加後、帰宅したらまっすぐ電話へ。
ひとつ、ひとつ、プッシュボタンを押していく。
受話器から聞こえてくる声は

「残念ですが・・・」

あぁ、やっぱり。。。( ̄□( ̄□( ̄□ ̄;)!!ガーンガーンガーン………

予約していた品川プリンスホテルの立場ってば一体・・・。

某オークションサイトを見に行ったら出てる出てる。しかも法外な値段で!!あぁ、行きたい。でも一般発売日は仕事。Yahoo!BB先行ってのもあるけれど、Yahoo!BBじゃない。
あ~~~、オクに手を出すしかないのか~、と思ったとき、フッと気付く。
「Yahoo!BB」の人おるやん。。。。
地元情報サイトで仲良くなった美人の会会員Gさんが確かYahoo!BBだったぞ、と思い
「厚かましいお願いなのですが。。。Yahoo!BB会員限定でユーミンのプレミアライブの先行予約があるのです。すみませんが申し込んでもらえませんか?もし、このチケットが取れたらサザンの応援団に入って年越しライブのチケットGETにご協力いたします。どうぞよろしくお願いします。」
と早速メール。
この日誕生日だった彼女、快くOKしてくれました(誕生日に厚かましいお願いをしちゃいました)。

抽選結果は3月18日。それまで毎日毎日私の宝物に拝んでおりました。
さて、3月18日22時。
Gさんに「どうやった?」と聞きたいのだが頼んでいる上、急かすのは気がひける。
時計は23時をまわる。確か当選者には22時過ぎにはメールがくるよな、落選者へのメールは遅かったよな・・・。やっぱりあかんかったか、と思い始めた23:27。彼女からメールが来た。
タイトルは「遅くにごめん!」ドキドキしながら内容を見ると・・・

「チケット取れたよ~!」

やった~!

これでStellar Ballに行ける!!早速ネットで航空券も購入してもうルンルン♪(←死語)
興奮しすぎて間違えて航空券を購入してしまい、5000円程キャンセル料を払うボケをしてしまいました(涙)
でも!!そんなことくらい!!!ライブに行けるのだから。


22日16時前に「チケットが届いたよ。」と連絡があり、その日にフェスでのユーミンのライブがあるというのに慌てて受け取りに。
そして、Stellar Ballのチケットは無事私の手元にやってくるのでした。

Gさん、本当にありがとうよ~~~。
応援団まで入らなくていいよ♪って言ってくれたけど、サザンのライブのチケット発売の時にはお手伝いさせていただきます!!


★ライブ前★

9日16:30過ぎに品川プリンスホテルに到着。その後ファンサイトでお知り合いになった方がお茶をしているというお店に行きました。
一人を除いて皆様お初の方たちだったので、「初めまして、ゆりゆりです。」と挨拶しますと、
「インターネットホームライブ(※1)で『ゆり茄子』さんだったんですよね。Aです。はじめまして♪」
て、キレイなお姉さん(と言っても私と同じ年くらいだと思う)方が自己紹介をしてくれました。
はて・・・むこうは覚えてくださっているのに私は申し訳ないが記憶にない(←失礼)
記憶の糸をたぐっていって思い出したこと。もしかしたらチャットの時「TROPIC OF CAPRICORN(※2)」について「苗場のリベンジ」とかお話した人かなぁ。。。と言っても確認する術はないのですが。
その後、愛媛からお越しの方と2人になってしまい、沈黙がキライな私はひたすらしゃべり続けました。(話にお付き合いありがとうございました&ご迷惑をおかけしました。)
それから私が日頃ユーミン情報を仕入れさせてもらっているサイトの管理人さんに「お世話になっています。」とご挨拶され焦ってしまいました。いえいえ、お世話になっているのは私の方ですから~。
そんなこんなして開場時間が近づき全員で会場へ行くのでした。



★Stellar Ball内部★

新しいホールだけあってきれいです(←当たり前)
トイレが広くてきれいでたくさんある。どこの会場でも長蛇の列の女子トイレ、全然混んでませんから。
たいていのトイレって出入り口付近に手洗いがズラ~ッと並んでいるのですが違うんです。個室と個室の間にエアータオルのある手洗いが点在しているんです。ちょっとした工夫ですが、手洗いが混むこともなくっていいなぁ、と思いました。
ケータイのカメラで写真を撮りたかったのですが、さすがに女子トイレは・・・。

ホールはオールスタンディング対応、とのことだったので椅子が心配だったのです。でもパイプ椅子ではなく、座り心地の良い椅子でした。
また椅子ひとつひとつに座席番号のプレートがひっつけてありました。
これって片付ける時は番号順に片付けないといけないし並べるも時面倒なんじゃ・・・と思うのですがどんなもんなんでしょう?毎回毎回座席番号をつけるより楽なんでしょうかね。
ただ、段差がなくて。。。(涙)こればっかりは仕方ないですね。

苗場のブリザーディウムよりこちらの方が広い感じ。キャパは苗場の方が多いのですが、ここはちゃんとした椅子だし(苗場はベンチ)前後の間隔もゆとりがある分、ユーミンが遠いです。今回10列目だったのですが苗場の10列目より遠く感じました。(それでも近いですけどね)


★ライブ★

セットリスト

1.Now Is On(Frozen Roses)
2.セイレーン(スユアの波)
3.思い出に間にあいたくて(ダイアモンドダストが消えぬまに)

MC&メンバー紹介

4.生まれた街で(MISSLIM)
5.雨のステイション(COBALT HOUR)
6.ツバメのように(OLIVE)

MC

7.Midnight Train(Cowgirl Dreamin')
8.恋の苦さとため息と(VIVA!6×7)
9.一緒に暮らそう(NO SIDE)
10.手のひらの東京タワー(昨晩お会いしましょう)
11.最後の嘘(Cowgirl Dreamin')
12.ホームワーク(LOVE WARS)※コーラスとのアカペラ(コーラス今井君のアレンジ)

MC

13.ついてゆくわ(新曲・TBSドラマ「夢で逢いましょう」主題歌・6月1日発売)
14.恋は死んでしまった(Frozen Roses)
15.守ってあげたい(昨晩お会いしましょう)

MC

16.Cowgirl Blues(Cowgirl Dreamin')
17.残されたもの(紅雀)

グランドピアノ2台が舞台中央に移動して
EC1.春よ、来い(THE DANCING SUN)
EC2.卒業写真(COBALT HOUR)
※アンコール1&2共、松任谷正隆&武部聡志伴奏

ダブルアンコール
Called Game(Cowgirl Dreamin')※Dean Parksのギター伴奏

トリプルアンコール Cowgirl Blues(Cowgirl Dreamin')



あんまりいいおつむじゃないので特に印象に残ったことだけ書きますね。

ライブまではユーミンのカヴァーアルバム?(Over The Skyかな。持っていないのでわからない)が流れていました。
そして暗転し・・・。

♪Now Is Onでスタート!!
ユーミンはGジャンにピンクのフリルが3段くらいになった膝くらいのスカートにブーツで登場。バンドメンバーは黒ずくめ。全員まっくろくろすけでした。
観客はスタンディングするかと思いきや、誰一人立とうとしない。「聴き入っている」という感じ。
計3曲歌ったあとMC。
本当のこけら落としの前日のライブはミスがあったらしく
「昨日の方には申し訳なかったです。今日はバッチリです。」みたいなお話とメンバー紹介。

♪生まれた街で
この曲の中にフルートのソロがあるのですがその部分がとてもキレイでよかったです。

♪ツバメのように
イントロのパーカッションが流れた瞬間鳥肌!!私の大好きな曲でライブで聴いてみたいと思い続けていた曲なのです(苗場のリクエストコーナーで当たったらリクエストしたい曲No.1)。
友人の投身自殺を歌った曲。何がどういいのかうまく表現できないのですが、とにかく好きなのです。
苗場のリクエストコーナーならパーカッションとギターが入らないのでこの場で聴けてよかったです。

♪Midnight Train
ユーミンは間奏の間ノリノリで踊っていて、入るのを忘れておりました。
Yahoo!のストリーミングはどないなるのかな、と思っていたらちゃんと流れていました(笑)


♪手のひら東京タワー
実家に友達以上になりたかったのになれなかった男友達からもらった手のひら東京タワーがあります。探してこようかな(笑)
「私のプレゼント・・・」って歌っているユーミン、少女のようにかわいらしく見えました。

♪最後の嘘
最初のサックスソロが素敵♪でした。

♪ホームワーク
コーラス今井君がアレンジ。音楽監督の武部聡志さんが赤ペン先生(?)になってチェックしてもらっていたそうです。初めのうちは「30点!」と厳しい点をつけられていたそうですが(笑)このアレンジよかったよ~、今井君!!

♪ついてゆくわ
この前にMCがありまして、「晴れやかな別れ(たとえばお嫁に行くとか、進学・就職で巣立つなど)」をイメージして作ったと言っていたように記憶しています。
ドラマのCMで最初の4小節くらいは聴いたことがありました。
ダンデライオンのようなバラードを、と貴島Pに頼まれて作ったらしいです(ドラマサイトより)。
盛り上がるところはウルウルきました。
事実、私の右ナナメ前のちょっと大きな男性は目頭を押さえていました(←花粉症?)。

♪守ってあげたい
正直食傷気味。私にとってはもういいやんって感じの曲。
シャングリラ2の時、大阪では「ずっとそばに」がご丁寧にこの曲に変わってくれまして・・・。「ずっとそばに」の方が好きやっちゅーねん!
CD-Rに曲順どおりにダビングしたとき、迷わずカットしました。

♪Cowgirl Blues
ここでやっとスタンディングで大盛り上がり!!
後ろ、隣と手が何度もぶつかってしまいました。周りの方スミマセン。

♪残されたもの
大盛り上がりの後にしっとりと聴かせてくれました。

ここで本編終了。

黒子達がステージ上を右往左往しております。
そしてグランドピアノが2台登場。あれ~黒子達ってば素手でピアノを運んでいる。そんなことしたらピアノに手垢(指紋?)がついて汚くなっちゃうのに、普通手袋もしくは軍手をして運ぶと思うのだけど、と思っていたらキレイに拭いておりました(笑)

この2台のピアノってもしかしたら夫婦で連弾?これはすごいぞ~~~と思ったら松任谷さんと武部さんがピアノの前に座り、ユーミンは2台のグランドピアノの間に立っています。

ピアノ演奏が始まります。
何の曲だろう・・・春よ来い?でも春は来てるしなぁ・・・と思っていたらいつものイントロが流れてきました。やっぱり「春よ来い」でした。
2台ピアノの伴奏、無限の広がりを感じるような壮大なピアノ。
このバージョンの「春よ来い」も出して欲しいな。
そしてアンコールの定番、「卒業写真」これまた2台ピアノの伴奏が素敵で素敵で・・・。
いずみホールあたりで2台ピアノだけのコンサートをしてくれないかなぁ。

この2曲が終わっても当然みんな拍手をやめない。

そしてユーミンとギターのディーン・パークスが登場。
「ギターだけならこの世界がわかると思います・・・(こんな感じのことを言ったかと・・・自信ありませんが。)Called Game。」
ギター1本の伴奏。これまた素敵。じぃ~んときちゃいました。

「Called Game」が終わると当然2人は袖に帰ってしまうのですが、
観客は再び次を要求する拍手・拍手・拍手!!

再度、バンドメンバー全員引き連れて登場!!

「拍手がなくてももう一度歌うつもりでした!!」

会場はヒートアップ!!
再度「Cowgirl Blues」をフルバンドで演奏。
ちょっとスローな感じ。もしかしたらユーミン達もこの場にちょっとでも長くいたくてこの雰囲気を共有したくてゆっくり目に演奏してくれたのかな?なんて考えたりして。

そして「飲みに行くぞ~!」とユーミンは舞台袖へ去って行きました。

私的にはもう1曲聴きたかったので、粘りたかったのですが、皆さんユーミンに早く美味しいお酒を飲ませてあげようと思ったのでしょうか。それともアクアスタジアムで遊びたかったの?遠方から来ていて帰りのアシの都合もあったの?皆さんさっさと帰り支度。
終わったら終わったで余韻にひたりたかったなような・・・。


あっという間の夢のような2時間でした。
バンドメンバーの個性を活かす、そして聴かせる選曲。
しつこいですが本当によかったです。この空間で過ごせたこと、私は幸せモノです。
こんな素敵なライブ、たった二日間なんてもったいない!!
是非ともDVDにして欲しいです。
この場にこれなかったユーミンファンの皆さんにもそうでもない方にもこのライブを見てもらいたい、本当にそう思います。

1月にVIVA!ツアー、2月に苗場、3月にVIVA!ツアー、そして今回。4ヶ月(厳密には5ヶ月)の間に3つの違うライブをやってのけるユーミンは本当にすごいです!!ライブに行く度にパワーをもらいます。
でもそのパワーは仕事じゃなくて、ユーミンのライブに行くために使われていたりして・・・(爆)




覚えているうちに頑張って書きました。
私のハードディスクはかなりポンコツなので事実と反することもあるかもしれません。お許しを。


最後に。このチケットをとってくれたごんかあっち、本当にありがとう♪感謝・感謝です☆


<注釈>
(※1)インターネットホームライブ
2004年6月にFC限定であったインターネットライブ。
参加者は5つのチャットルームにわかれてチャット、ユーミンに歌って欲しい曲をリクエストしたりしながらライブに参加しました。

(※2)TROPIC OF CAPRICORN
VOYAGERというアルバムの中の1曲。2004年の苗場ライブのリクエストコーナーでリクエストされ、ユーミンは歌詞カードを見ながら歌うのだがボロボロだったのです。

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