希望の光

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不整脈とは



刺激伝導系が正常に機能しているときは、心臓は規則正しく収縮し、血液を送り出すことができます。しかし、この刺激伝導系に障害が生じると、心臓の収縮運動が乱れ、脈の間隔や強さの異常となって現れます。脈が速くなって動悸を感じたり、逆に脈が途切れたり遅くなったりして意識を失うような発作を起こしたりします。このように、刺激伝導系の機能障害によって脈が乱れる現象を”不整脈”と呼びます。

脈に異常を来すとどうなるのでしょうか? たまに起きても、すぐ正常に戻るような不整脈であれば、何も症状が現れない場合もあります。しかし、異常に脈が多くなり過ぎると、激しい動悸や胸の中の不快感を感じるようになります。また、心臓が頻繁に収縮する場合には、逆に血液を送り出す効率が下がり、疲労感や息苦しさ、意識が遠くなるようなめまい・ふらつきといった症状が現れます。

また、脈が極端に少なくなることもあり、その場合は疲労感や息切れ、めまいなどが現れ、重症のときには意識を失う発作が起きることもあります。脈が規則的な間隔を外れて突然出現することもあり、そのときには胸の中の不快感や心臓の痛みを伴うこともあります。



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