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ビヨンセ


明けて’99年7月に2nd『ライティングズ・オン・ザ・ウォール/The Writing’s On The Wall』を発表。今をときめくシェイクスピア、ロドニー・ジャーキンス、ティンバランド等の豪華プロデューサー陣を迎えながら、鮮烈なヴォーカル・スタイルと斬新なサウンドを打ち出した作品となった。アルバムからの1stシングル「ビルズ・ビルズ・ビルズ」は、瞬く間にビルボードHOT 100シングル・チャートで1位を獲得(R&Bチャート9週連続1位)、アルバムも発売週に6位に飛び込んだ。続く「バガブー」もR&Bチャート1位を記録。まさに成功の階段を着実に登っている最中、ラターヴィアとラトーヤの二人が突然グループから脱退、新たにミッシェルとファラの2人が新たに加わった。

そんなメンバー・チェンジも彼女達の成功には全く影響を及ぼすことはなく、3rdシングル「セイ・マイ・ネーム」はビルボードHOT100チャートで1位となりその年を代表する大ヒット曲に。ビヨンセ自らがプロデュースした4th「ジャンピン・ジャンピン」もR&Bチャート1位を獲得。2000年7月、加わったばかりのファラがやはり脱退、3人で新生デスティニーズ・チャイルドとして新たなスタートを切ることになる。その後も快進撃は続き、映画『チャーリーズ・エンジェル』主題歌「インディペンデント・ウーマン パート1」がビルボードHOT100チャートで11週連続1位という記録を打ち立てる(ギネスブックに掲載)。2001年はグラミー賞2冠達成を始め数々の主要音楽賞制覇、『ライティングズ~』の全世界でのセールスが1,100万枚を越え、全世界No.1の女性グループとしての地位を確立。中でもビヨンセは新時代のセックス・シンボル、トレンド・リーダー、アーティストとして老若男女問わずリスペクトされるカリスマ的な人気を集める。

そして2001年4月、期待の3rdアルバム『サヴァイヴァー/Survivor』を発売。予想を上回る爆発的なセールスでのスタートで、アメリカ、イギリスを始め10カ国以上でアルバム・チャート1位を獲得。先行シングル「サヴァイヴァー」(全米シングル・チャート2位)、続く「ブーティリシャス」(全米シングル・チャート1位)、「エモーション」とリリースする全てのシングルが大ヒット、ここ日本でもいまだセールスの衰えない驚異的なロング・ヒットに。ビヨンセは同時にMTVによる世界初ヒップホップ・オペラ・ムーヴィー『カルメン』に主演、その美貌と演技力で女優としても高い評価を受ける。休む間もなく10月にはデスチャ初のクリスマス・アルバム『8デイズ・オブ・クリスマス』をリリース。U2ボノが音頭をとったオールスター・チャリティ・シングル「ホワッツ・ゴーイン・オン」にも参加。まさに2001年を代表するアーティストとして強烈に印象付けた。

2002年となってもその勢いは増すばかり。ビヨンセが映画『オースティン・パワーズ』3代目ヒロインに抜擢、主題歌も手がけ、映画も大ヒット。並行してデスチャとしても2月には2年連続となるグラミー2冠!3月リミックス・ベスト『This Is The Remix』リリース、4月にはミッシェルのソロ・アルバムがリリースとなった。5月(8-11)には遂に日本で本格的なアリーナ公演が実現、その強力なパフォーマンスで35,000人以上の観衆をノックアウト。その来日公演にも参加したビヨンセの15才となる妹ソランジュも12月にデビュー.。続いて、ケリーがネリーとのデュエット「ジレンマ」を収録したソロ・アルバムをリリース。同曲で2003年のグラミーも受賞し、アルバムは世界的ヒットを記録した。

そして、一連のソロ作の大トリを飾るのが今回のビヨンセのソロ・アルバム。『オースティン・パワーズ』公開後、キューバ・グッディングJr.(『エージェント』)と映画『FIGHTING TEMPTATIONS』(全米9月公開)にも出演し、女優としての道も着実に広げつつある。音楽と映画、どちらも制するのはもはや時間の問題。


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