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徒然草の専門用語

・日本三大随筆集
清少納言の『枕草子』、鴨長明の『方丈記』そして我らが兼好法師の『徒然草』のこと。
どれも有名で高度な随筆集であり、日本文学でも大事度(重要度)が高い作品。
ちなみに、日本に『三大○○』が多いのは、日本人が『三大』って言う言葉が好きだからって聞いたことがあります。

・和歌四天王
コレはもう言わずもなが和歌の上手かった四人のこと。
我らが兼好法師、頓阿(とんあ)さん、浄弁(じょうべん)さん、慶運(けいうん)さんのことです。

・仏教・老荘・儒教・有職故実の学
仏教は多分皆さん知ってますからそれ以外の紹介。

老荘 ・・・老荘思想といわれることが多いです。中国で生まれました。
一番上のものを道と考え、天がこれに当たります。が、天より上の場合もあります。
要するに、生きるべき正しい道の『道』のことです。
少年は非行の道に走った(古くさい)の『道』。
よって、人生とか、生きるための正しい選択をするためにあるような学問でしょうか?

儒教 ・・・政治に深ーく関わってくる宗教みたいなもの。
政治は力ではなく徳により行われるべきである、という理想主義を掲げました。
徳の中で一番大事、死んでも大事なのは祖先や親への愛情や道徳であるとしています。

有職故実 ・・・コチラも政治に深く関わってくるもの。
『有職』というのは故実や礼式に詳しい人のこと。
それに『故実』がくっついて、朝廷や武家の,古来の官職・法令・習慣などを研究する学問を意味しています。

・漢文の書き下し文
『漢文』は中国の古典。『書き下し文』はそれを日本の古典風にアレンジしたものを言います。

・随筆
エッセイのこと。実際に体験したことを徒然なるままに書いてみたものがこの徒然草です。


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分かる限りで教えます。できる限り分かりやすくしますので。

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