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PERSONAL ENSIGN
Personal Ensign
デビュー後に致命的な故障をして競走馬としての
未来を絶望視された1頭の牝馬
左脚を5本のボルトで支えながら、三年間全力で駆け抜け
勇気と希望を持って度重なる苦難を乗り越えた
不可能を可能にした世紀の名牝
Personal Ensign 父:Private Account 母:Grecian Banner 競走成績:13戦13勝
「Miss. Perfect」と称された世紀の名牝は1984年、ケンタッキー州で生まれた。
父はテディ系の名種牡馬Private Accountで、母Grecian Bannerは南米アルゼンチンからの血統を引いている名牝で、
既に全兄としてパーソナルフラッグ(サバートンHなどGI2勝)を輩出していた。
そのためパーソナルエンスンにかかる期待は非常に大きかった。
(父Private Accountには名牝の代表産駒が多いです。
1995年のブリーダーズCディスタフを史上最大着差となる13馬身差で圧勝したInside Informationや、
仏1000ギニー、仏オークス、ジャック・ル・マロウ賞など欧州のGIを取りまくった名牝East of the Moon etc)
大きな誤算
1986年、期待を背に順調に2歳シーズンを迎えたパーソナルエンスンは、
9月末にベルモントパークで行われたデビュー戦を楽勝すると、
続いて2週間あまり後に行われたフリゼットSでいきなりG1レース勝利を勝ってしまう。
この勝利でパーソナルエンスンは年末の2歳牝馬最強決定戦、BCジュヴェナイル・フィリーズ(G1)の有力候補の1頭に挙げられていた。
しかし、開催されるサンタアニタパークに向けて出発するというそのわずか2日前、調教中に左後肢の繋部分を骨折してしまったのだった。
「繁殖にあげた方がいい」 という意見も出たほどで、
「2度とレースはできないだろうと思ったものだ」 と後にクロード・マゴーイ3世調教師は語っていた。それほど事態は深刻なものだった。
しかし、パーソナルエンスンは並みの馬とは違っていました。脚の骨に5本のボルトを埋め込む大手術にも耐え、その傷を徐々に癒していき、
そして、デビュー戦から1年近く経った1987年9月6日、パーソナルエンスンはベルモントに戻ってきたのだ。
人々の視線はこの1頭の鹿毛の牝馬の姿に釘付けになり、
左脚に5本のボルトが入ったままアローワンスレースに出走したパーソナルエンスンは、
不安視された長期休養やケガの後遺症といった材料をものともせず、3馬身3/4差で圧勝し、見事復活を果たしたのだ!
重度の骨折休養明けを勝利で飾るというのは並大抵の馬にはできるわけはなく、この馬の持つ潜在能力のすばらしさが伺えるといえるだろう。
さらにもうひとつアローワンスレースを勝ち、
初の芝レースとなったレアパフュームS(G2)とわずか中8日で挑み古馬牝馬との対決となったベルデイムS(G1)も制して、復帰後のベルモントで4連勝を飾った。
だが、1987年のブリーダーズCは11月末と遅い時期の開催となったため、
フィップスとマゴーイはシーズン4戦4勝と圧倒的な強さを誇ったパーソナルエンスンに無理をさせることはないと、
無理強いはやめ最強牝馬の称号はまたも見送られることとなった。
この休養がパーソナルエンスンの更なる成長を呼び、4歳となり体力的にも精神的にも更に進化を遂げ、今まで以上に洗練されたものとなってターフ(ダートか)に帰ってきたのだった。
破竹の快進撃!
明けて4歳となったパーソナルエンスンは初の長距離移動を入れた他競馬場での遠征の不安があった5月5日のシュヴィーH(G1)を快勝し、
6月11日のヘムステッドH(G1)を7馬身差、7月4日のモリーピッチャーH(G2)を8馬身差で圧勝!
続くホイットニーH(G1)では、後にBCスプリントを制する名スプリンター牡馬Gulchとの一気打ちとなりました。
レースは直線で抜けた2頭が、150m以上に渡って競り合う大接戦となった。
しかしパーソナルエンスンは、ゴール前で持ち前の勝負根性を発揮し、完全に名スプリンターを封じ込めたのだった。
更に、続くマスケットS(G1)では、127年を越えるケンタッキーダービーの歴史において、史上3頭目の牝馬優勝馬となったウィニングカラーズとの一騎打ちとなる。牝馬にして、ブライアンズタイムやフォーティナイナー等が顔をそろえる牡馬クラシック戦線のケンタッキーダービー(G1)を制し、サンタアニタダービー(G1)、サンタアニタオークス(G1)を制覇していた新興勢力だった。後に日本で活躍するゴールデンカラーズの母でもある。
だがこれも3/4馬身差で退け、ベルデームS(G1)も5 1/2馬身差で圧勝し1988年を7戦7勝、通算でも12戦12勝としたのだった。
4歳一杯で引退が決まってた彼女にとって有終の美を飾る最後の一戦として、
二度にわたり参戦することができなかったブリーダーズカップとなった。
目指すBCディスタフ(G1)は、ダート競馬のアメリカで最強牝馬決定戦という位置づけがされており、全米中から最強牝馬の称号を求めて有力馬が参戦する世界規模のレース。
パーソナルエンスンは、最高の栄冠の求めて、万全の体制を整えて自身最後のレースを迎える。
Miss. Perfect vs ケンタッキーダービー馬 vs ニューヨーク牝馬三冠馬
1988年チャーチルダウンズ競馬場で行われた競馬の祭典、第5回ブリーダーズカップ。
この年のBCディスタフ(G1)は、全米の牝馬3強が出走するとあって、レース前から例年以上の注目が集まっていた。
デビュー以来、通算12戦全勝の驚異的な競走成績を誇り、4歳になったこの年だけでも既に5つのG1タイトルを含む6戦6勝のパーフェクトな成績を残していたパーソナルエンスン。
前述したケンタッキーダービー馬のウィニングカラーズ。
もう一頭は、ケンタッキーオークスなどG1を7勝しており、また米国牝馬三冠レースの、エイコーンS、マザーグースS、CCAオークスを制したニューヨーク牝馬3冠馬であるグッバイヘイロー。
後に日本に輸入されG1馬であるキングヘイローの母としても有名ですね。
BCシリーズは大型のハリケーンがアメリカを直撃していたこともあって、ひどい悪天候の中行われてることとなった。
実はパーソナルエンスンは負けたことが無いとはいえ重馬場をあまり得意としないのではないか、と関係者の間でいわれていた。
みぞれ混じりの強い雨と風が吹きつけ、気温もかなり下がっていましたが、
レース当日、競馬場には雨にもかかわらず10万人近い人が押しかけていたのだ。
大きな声援とともに注目のBCディスタフがついにスタート。
先手争いを制したのは、やはりウィニングカラーズ。
軽快に逃げるウイニングカラーズの後方で、パーソナルエンスンとグッバイヘイローはほぼ中段につけ、戦前の予想通りの展開となった。
パーソナルエンスンは水溜りがあるほどひどい馬場を、
のめりながら走っていた。
前方の馬が巻き上げる泥を、全身に浴び続けることになったのだ。
みぞれ交じりの突風の影響は、中段にいる限りあまり受けないが、
これでは体力は徐々に減っていく。
この為、他の騎手は皆、馬を外に出したり、内側によせたりして、
なるべく馬場のいいところを選んで走っていた。
一方、ケンタッキーダービーを逃げ切ったのと同じ戦法をとるウィニングカラーズ。
突風の影響は受けるが、小回りなチャーチルダウンズ競馬場は
前にいたほうが絶対有利なのだ。
これではウィニングカラーズに、まんまと逃げ切りを許してしまうと、
レース中盤から他馬が積極的にに動きを見せようとしていた。
レースは3コーナーから4コーナーにさしかかり、
先頭を行くウィニングカラーズが少し息を入れたことでペースが落ち、
ここぞとばかり後続グループが一斉に差を詰めてきた。
グッバイヘイローは外から徐々に、スピードの落ちてきたウィニングカラーズを射程圏内に捕らえていた。直線の入り口では並びかける勢いだった。
一方、パーソナルエンスンもグッバイヘイローよりも、
3馬身ほど後方で、徐々に差を詰めてきた。
しかし直線に入ったところでウィニングカラーズが再び加速を始めた!
ウィニングカラーズはバテテはいなかったのだ!
鞍上の名手G.スティーヴンスの巧みなペース配分で各馬に早めに動きを誘い、体力の消耗を引き寄せたのだ。
2番手グッバイヘイローとの差が詰まるどころか、逆に突き放していった。
残り400メートル・・・
ぬかるんだ馬場に脚をとられ、行き脚がつかないパーソナルエンスンは、
グッバイヘイローにも追いつけない。
観客の大部分はウィニングカラーズの勝利だと思っただろう。
場内はため息につつまれた。
残り300メートル・・・
キラ星のごとく先頭を爆走するウィニングカラーズ
約2馬身離れ、かろうじて食らいついているのは、パーソナルエンスンではなく、グッバイヘイローだった。
その頃パーソナルエンスンは、5馬身以上離され、
テレビの画面からも完全に姿が見えなくなっていた。
無敗馬
歴史をさかのぼると以外と多い。
Eclipse(20戦20勝) Kincsem(54戦54勝) St.Simon(16戦16勝)
The Tetrarch(7戦7勝) Nearco(14戦14勝) Ribot(16戦16勝)
近年ではLammtarra(4戦4勝)
日本ではトキノミノル(10戦10勝) マルゼンスキー(8戦8勝)など。
近年ではフジキセキ(4戦4勝) アグネスタキオン(4戦4勝)
しかしレースを使うよりも、むしろ種牡馬や繁殖馬など引退後のビジネス的要素に力を注ぐ欧州とは対照的に、
レースに使うことに意義を見出し、実力馬に重いハンデを課したり(そのためG1のほとんどはハンデ戦)、調整のためにレースを使うことなどが
当然のアメリカ競馬では非常にサバイバル要素が強い。
きついローテーション、力のいる馬場、地域ごとの気候の違い、
薬の使用、スパイク蹄鉄の使用等、
すべてにおいて無敗馬が誕生しにくい環境となっている。
実際、アメリカ競馬史上における無敗馬の記録となると、
一般戦に限ればDanzig(3戦3勝)など時折いるのだが、
トップレベルのステークスウィナーともなると、
1908年に「無敵の快速馬」と全米を騒がせたColin(15戦15勝)を最後に、
以後80年無敗馬は誕生していない。
パーソナルエンスンがこのレースを勝てば80年ぶりの快挙が達成されるのだ。
絶望的な骨折から見事復活し、2年半もの間トップレベルで、
一回も負けることなく、常に完璧な最強牝馬として君臨してきたパーソナルエンスンの引退レースは、次世代の勢いに圧倒されてしまった、そんな幕切れなのか!
残り250メートルで5馬身以上も離された状態はまさに絶望的な局面であった。
「もうだめだな・・・Miss. Perfectに土がつく・・・」
「今年のディスタフはウィニングカラーズで決まった!」
誰もがそう思っただろう。
そのときだった。
必死の形相で前を追う鹿毛馬の頭が、テレビ画面の端に一瞬映ったのだ!
それはパーソナルエンスンだった!
この馬場状態で道中じっくり力を溜めていたとは思えない。
もう力は残ってないはずなのに、届くわけないのに、
パーソナルエンスンはあきらめることを知らなかった。
テレビ実況では、この信じられない光景に大絶叫している。
わずかだが、グッバイヘイローに迫る勢いで伸びてきている。
絶望的な位置に追い込まれているはずの彼女は、
鞍上ランディロメロの右鞭にこたえ、必死の形相で食い下がっていた。
彼女は全身泥を浴びながら、まさに不屈の闘志で差を縮めはじめた!
残り200メートルの約14秒間、競馬場全体は闘神と化した鹿毛馬に震撼する。
そこにはグッバイヘイローに半馬身まで迫るパーソナルエンスンがいた。
彼女は、残り100メートルでグッバイヘイローに完全に馬体が併さると、完全に闘争本能が限界を突破していた。
あっという間にグッバイへイローを更に加速したパーソナルエンスンは追い抜いていく。
残り50メートルでウィニングカラーズとの差が1馬身となった。
両馬の騎手は必死に鞭も入れず、馬を押した。
まさにデットヒートと呼ぶにふさわしかった。
一歩ごとに両者の差は詰まっていった。
ちょうど2頭が並んだところがゴールだった。
いや違った・・・
全身を泥まみれにした鹿毛馬が鼻差差し切ったところがゴールだったのだ。
鼻差の大逆転勝利!!
持てる力をすべて出しつくし、外によれて行くパーソナルエンスン
競馬場全体が歓喜と熱狂の渦に包まれた。
ウイニングランをする彼女に、そこにいた大観衆は止むことのない声援と祝福の拍手を送り続けた。
ウィナーズサークルで、ランディロメロ騎手は人差し指を天に向け、彼女NO.1だということを「Miss. Perfect」に代わり、何度もアピールした。
インタビューで「本来ならこのような馬場状態はこの馬には合っていなかったのだが、彼女は100万頭に1頭の馬だ!!」とロメロ騎手は語っていた。
全成績
年月日 競馬場 レース名 格 頭数 枠順 人気 着順 騎手 斤量 距離 馬場 タイム 着差 1着(2着)馬
1986. 9.28 ベルモントパーク 未勝利 7頭 5番 1人 1着 R.ロメロ 53 D7F 重 1.22.8 12 3/4身 (Graceful Darby)
10.13 ベルモントパーク フリゼットS G1 3頭 2番 1人 1着 R.ロメロ 55 D8F 速 1.36.4 アタマ (Collins)
1987. 9. 6 ベルモントパーク 一般競走 6頭 3番 1人 1着 J.ベイリー 51.5 D7F 速 1.23.2 3 3/4身 (Chic Shirine)
9.24 ベルモントパーク 一般競走 5頭 5番 1人 1着 R.ロメロ 51.5 D8F 速 1.36.2 7 3/4身 (Witha Twist)
10.10 ベルモントパーク レアパフュームS G2 9頭 2番 1人 1着 R.ロメロ 52 D9F 速 1.36.6 4 3/4身 (One From Heaven)
10.18 ベルモントパーク ベルデームS G1 10頭 8番 2人 1着 R.ロメロ 53.5 D10F 速 2.04.4 2 1/4身 (Copu de Fusil)
1988. 5.15 モンマスパーク シュヴィーH G1 6頭 5番 1人 1着 R.ロメロ 55 D8.5F 速 1.41.6 1 3/4身 (Clabber Girl)
6.11 ベルモントパーク ヘムステッドH G1 5頭 5番 1人 1着 R.ロメロ 56 D9F 速 1.47.8 7身 (Hometown Queen)
7. 4 ベルモントパーク モリーピッチャーH G2 5頭 5番 1人 1着 R.ロメロ 56.5 D8.5F 速 1.41.8 8身 (Grecian Flight)
8. 6 サラトガ ホイットニーH G1 3頭 3番 1人 1着 R.ロメロ 53 D9F 不良 1.47.8 1 1/2身 (Gulch)
9.10 ベルモントパーク マスケットS G1 4頭 2番 1人 1着 R.ロメロ 56 D8F 速 1.34.2 3/4身 (Winning Colors)
10.16 ベルモントパーク ベルデームS G1 5頭 1番 1人 1着 R.ロメロ 56 D10F 速 2.01.2 5 1/2身 (Classic Crown)
11. 5 チャーチルダウンズ ブリーダーズCディスタフ G1 9頭 6番 1人 1着 R.ロメロ 56 D9F 重 1.52.0 ハナ (Winning Colors)
繁殖成績
引退レースをレースを見たい人は
http://www.ntra.com/historical_index.asp
にいって1988年でディスタフをクリック!
直線のすざまじい彼女の闘志を見ること、実況の絶叫を聞くことができます。
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