PERSONAL ENSIGN

ルイヴィトンについて




下記文章ははあくまで僕個人の価値観です。
価値観のあわない人は読むべきではありません。また、気分を害された方がいても当方は一切責任を負いません。あしからず・・・笑



現在主要な街に出れば、ほぼ100%の確率でそのバッグや、財布を持って歩いている人に出会うことになるだろう。

現に僕自身もダミエの財布、エピのスピーディー、ダイガのロザン、等を愛用している。
つまり、僕もルイヴィトンが好きである。上記以外にも洋服、バッグ等を所持している。上には星の数ほど上がいるが無駄に知識だけはあるつもりだ。



ルイヴィトンのファンであることを公言しつつ、僕は問いたい。

現在、ルイヴィトンを持って歩いている若者の大多数に。

「なぜルイヴィトンを持っているのか?なぜルイヴィトンなのか?」を


みんな持っているから。ブランドだから。かっこいいからorかわいいから。なんとなく。親のお古。等が予想される答えだ。


モノグラム、ダミエのバッグ、財布等を持つ人は知っているだろうか。

  この生地は皮ではない。 ということを

トアル地という上質なエジプト綿布に塩化ビニールのコーティングをした素材である。柔軟性と耐水性、そして耐久性に優れた素材なのである。

このことも知らずに持っている方はナンセンスであるとしか言いようがない。

また、雨の日は主にモノグラムバッグに使用されている、ヌメ革。
これが雨(特に汚水)に対し、非常にデリケートである。
すぐに染み込んでしまい、変色してしまう。
バッグを大事にするなら、雨の日の使用は避けたほうが無難である。

雨の日に使うなら、牛の革に型押ししたエピやタイガの方がまだいい。
雨に濡れても問題ないわけではないが、もし雨に濡れたとしても、後で拭いて乾かしたらそんなにダメージはない。
しかし、色落ちの原因になったり、エッジや表面が波打ったりしてしまう可能性があるので水分はやはり敵といえる。

更に、日本は多湿であるので、保管時のカビには気をつけたほうがいい。


また、ダミエに関してはモノグラムより高繊細な印刷が施されているために、乱雑に扱っているとすぐに、擦れて黒い下地の部分が出てきてしまう。




モノグラムの歴史は、1896年にコピー商品の流出を防止するために考案され、みなさんご存知のL、V、花、星を組み合わせた現在の模様は2代目ジョルジョ・ヴィトンが考案したものだ。

そもそも、ルイヴィトンは世界で最初の旅行かばん店としてその歴史をスタートさせたのだ。
1854年、ルイ・ヴィトンがパリに店を出した。

この時代、輸送機関の発達にともない、旅行が上流階級の間で流行となったのだ。そこでルイ・ヴィトンは従来の蓋の丸いトランクから、積み上げることが簡単な平らな蓋を持つトランクを発表。また、革よりも軽く、防水加工を施したグレーの無地コットン素材「グリ・トリアノン・キャンバス」を開発し、これが現在のトアル地の元となった。


別に歴史を知る必要はないと思うが、ルイヴィトンを持つ多くの人(特に若者やOL)は、なぜルイヴィトンがいいのかよく考えてもらいたいものだ。

どんな素材なのか?現在誰がデザインを手がけているのか?更に自分に似合っているか?等などをよく考えた上で購入するべきではないだろうか?



ちなみに現在のデザイナーはマーク・ジェイコブス。
彼はニューヨーク出身でパーソンズ・スクールオブデザインを卒業している。同校はグッチのトム・フォード、アナ・スイ、ダナ・ギャラン、アンドレ・ウォーカー等の出身校であり、ファッション業界では世界3大校と称されている。

(アナスイが好きでたまらないという人もアナ・スイという人の名前であることを知らない人が多い。また、アメリカのブランドであることも知らないことが多い。おもしろい現象である…だぶん雑誌が原因)

マークは、1998-1999 A/W にプレタポルテ参入をきっかけに当時異例の大抜擢をされる。
女性に大人気となった、モノグラム柄をカーフスキンの皮革にエンボス加工して、さらに表面にエナメル加工を施したヴェルニライン、
NYの地下鉄の落書きをイメージしたグラフィティライン(スティーブン・スプラウスとのコラボレーション)、
今や世界のアーティストとなった日本人オタク文化の巨匠、村上隆とのコラボレーション。彼の活躍はとどまることを知らない。

ちなみに、彼がニューヨークの出身なのでNYの有名な通りの名前が商品名となったり(~ストリート)、アメリカの地名(例えば、ヒューストン、ユタライン等)が商品名となったものがある。



明日使えない無駄知識としては

・エピ=麦の穂 ・タイガ=冷帯の針葉樹林 ・ダミエ=市松模様、格子柄
・スハリ=インド洋に向けて吹く風 ・タンブール(時計)=太鼓

って意味だったと思う。確かね・・・



ってだいぶ話はずれたが、要するに
何も考えないでルイヴィトンを購入し、自慢げに街をかっぽするのは、高々に日本の恥をアピールしているだけではないのだろうか。


僕自身は財布に余裕のあるときに吟味をし、かなり悩んで購入している。 
本来お金に余裕がある上流階級のためのアイテムである。
必然的にお金に余裕がない人にはミスマッチとなってしまうのだろう。

現在、値上げに値上げを重ねているルイヴィトンだが、売り上げは右肩上がりだ。不況の日本にあって恐ろしい現象である。


以上すべて自分のことは棚に上げてえらそうに言っている。


ちなみ参考文献はほとんど弐号kunの脳味噌(最近退化中)ですので、間違っている箇所があるかもしれないが、その点に関しては勘弁してちょ!


最後の最後に僕のコレクション

・ダミエラインの二つ折り財布 ・エピラインのスピーディー
・エピラインの名刺入れ ・ノマドラインの名刺入れ
・エピラインのベルトにつけるアクセサリーケース ・タイガラインの鞄
・エピラインの化粧ポーチ(セカンドバックとして愛用)
・エピラインの手帳 ・モノグラムのスピーディー(使用したことなし)
・ブラックのロングTシャツ ・ブルーのTシャツ ・カシミアのマフラー

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