あそびはこどもの仕事やで!:遊び学ブログ

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2007.07.22
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カテゴリ: あそび一般
【小学校時代は、冬でも半ズボン。授業が終わると校庭の片隅にランドセルを放り出し、日が暮れるまで友だちと走り回った。熱中したのは、チームに分かれてする鬼ごっこ「ドロケイ」や地面にS字を描き、ケンケンで相手の陣地をめざす「Sケン」など、当時、定番の遊びだ。】 (【】内は記事から一部引用、Google ニュース/読売新聞:2007年7月20日)

 記事にある「当時」とは、山口さんの年齢から推測して1980年代となるが、「ドロケイ」「Sケン」などのあそびが定番だった時期は、おそらくこの年代が最後ぐらいになるだろう。山口さんが、こうした典型的な身体を使った「外あそび」に熱中しておられたことは、私に「Sケン」という懐かしい響きとともに新鮮な感激をもたらせてくれた。

 大阪市内でも、1980年代当時、「ドロケイ」、大阪では「たんていごっこ」と呼ぶが、その「ドロケイ」は地域でもこどもたちが自主的にあそんでいた。しかし、すでに「Sケン」は過去のあそびとなっていたようだ。正確には、学童保育所や学校で指導員や先生方に(おとなに)教えられて「あそぶ」という形態では細々とあそばれていた。

 「ドロケイ」「Sケン」ともに、二チーム別れてあそぶので、それなりの人数が必要だ。少なくとも10人程度はそろっていないとあまり面白くない。だから、こうしたあそびが廃れていくのは、こどもたちがそれだけの人数を集められる事が出来ないような事情ができたのだろう。

 その事情とは、今大きな社会問題ともなっている「少子化」ではないばかりか、反対に「ドロケイ」「Sケン」ができなくなったから少子化になったのではないかと、私は考えている。「ドロケイ」「Sケン」を出来なくなるような、時間・空間そして仲間、いわゆる「あそびの三間(さんま)」にしてしまった、第四の「間(ま)」といえる「世間」のあり方だろう。

 「Sケン」で汗みどろであそびほうけるこどもたちの、笑顔と歓声が再び地域のあちらこちらで見聞きできる時代が来るように、世間の重要な構成員である一般の「おとな」たちには、そのためにそれぞれの立場で奮闘することが望まれているだろう。




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最終更新日  2007.07.22 18:41:10コメント(0) | コメントを書く
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