きょういく行政書士日記

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May 23, 2009

「オバマがなれたんだから僕だって大統領なれるかも」～その１～

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カテゴリ：カテゴリ未分類

５月２２日付朝日新聞夕刊の「素粒子」です。

『「オバマがなれたんだから僕だって大統領いなれるかも」。あるホームレスの黒人少年が真顔で語った言葉が、胸に残る。（改行）米大統領の両親は、ケニア人留学生と白人女性。一方、首相と野党第１党党首の祖父が、どちらも元首相という我が国。どれだけの子どもたちが思うだろう、自分も首相になれると。（改行）日本の政治家もせめて、言葉で希望の風を生む心意気を。（改行）「核のない世界」を高らかにうたったオバマ大統領のように。』

世界恐慌の発信地、ダメ押しは新型インフルエンザ。アメリカはもうあこがれの国ではなくなってしまったのか。そんなどん底のアメリカだから、新たな「アメリカンドリーム」が始まるのか。「今の日本からはもう松下幸之助はでてこないよ。」そんなことを若い頃議論した。「いやいや、そうじゃない。」と思わせたホリエモンは紛い物だった。最近思う。実現できない夢にも価値があり、力があると。

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Last updated May 23, 2009 12:56:19 PM
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■コメント

Re:「オバマがなれたんだから僕だって大統領なれるかも」～その１～(05/23)

応援団さん

リクエストに応えるところです笑。オバマさんは先生の理解するほどに単純な人脈・背景では無い筈です。現況の世界情勢は一言で表すならば「馬鹿馬鹿しさの克服」という場面です。そうであるが故に人類史的真理と課題であるべき環境問題や核問題を語る訳です。
経済危機の実相がサブプライムやそれらに伴う国際金融の実態の隠蔽偽装等、どんなに控え目に語っても額に汗する真面目な大衆には「馬鹿馬鹿しい」話なのです。しかし演繹的解釈ではその通りですが、帰納的にそれによって齎された世界の変化を眺めると、明らかなのはロシア、中国、インド等の冷戦時代の負組みが戦線に復帰できたことです。イラクへの軍事展開は是認できませんが、さりとて国家破綻の瀬戸際にあったそれらの国を引張りあげた芸当は日本にはとても演じることの出来ないアメリカの素晴しさであり、それ故にこそ私は圧倒的にアメリカを信頼し、アメリカのサブプライム層のノー天気ないけいけドンドンに敬意を表すのです。彼らの後々の痛苦を顧みない特攻精神はあの戦争で壊滅的敗北を喫した日本に世界市場を提供し今日在らしめてくれたのです。そうであるが故に我がニッポン男児としては今こそ日本国家の有らん限りの可能性でもって、傷付いた世界経済のプラットフォーム再構築に資するべきだと訴えるのです。

(May 25, 2009 02:51:08 AM)

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Re:「オバマがなれたんだから僕だって大統領なれるかも」～その１～(05/23)

応援団さん

前項に続きますが、それと同時に我々は大きな罪を背負っています。人間性の疎外が漫画のように進んでいる日本において、例えばトヨタやキャノンの秒単位での管理体制を世界の勝組に押上げた恥ずかしさ。残業代を請求したら無断で丼何杯か食ったと逆に訴えられるおぞましさ。そうした日本を先頭にたって作り上げ、国民の実態と大きく乖離する労働環境の中で働く官僚・公務員の面々。間違いなく異常な社会を作り上げてしまったのです。しかしこの異常な日本ですら世界で一番の良い社会なのです。成田からの帰国者多くに尋ねた返答です。この内外のギャップがグローバル化の陰陽です。足元の不安定な為替水準に、額に汗する努力も一瞬で蹴散らされる国際化という名の楼閣。
だがしかし、そうであり、そうであればこそ、漫画のような人間性の疎外国家で世界に冠たる「やはり日本が良い」と言わしめている叡智を、今こそ人間性の復興に目標設定させて新たなる人類史を可能としたいのです。この叡智を担う真のエリートたらんと、そんな素敵なニッポン男児やニッポン乙女が大先生のブログに訪れる方々の中にいらっしゃることを、切に願っています。

(May 25, 2009 06:51:18 AM)

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