ちょこっと   美味しんぼ

和食
美味しんぼ

作・雁屋 哲  画・花咲アキラ

発行所・小学館

後世に残す文化遺産として、人類最高最上のメニューを作る!!
東西新聞の山岡士郎と栗田ゆう子は、大原社主らが企画した文化事業、
「究極のメニュー」の担当に抜擢された!
さまざまな食の追及に挑んでゆく士郎だが、ライバルである帝都新聞社が
同企画、「至高のメニュー」を始動する!
その監修、製作にあたるのが士郎の実の父であり、当代切っての美食家、「美食倶楽部」を運営する海原雄山だった!
燃え上がる究極VS至高の食勝負!!
果たして「究極のメニュー」は完成するのか!?

『主な登場人物』

【山岡士郎】
東西新聞文化部記者。グータラだが食に対する造詣が深く、
「究極のメニュー」担当に抜擢された。
海原雄山は実の父だが、その自己中心的な性格から母が
急死したと思い断絶。後に同僚の栗田ゆう子と結婚する。

【海原雄山】  
厳格な会員制の超高級料亭「美食倶楽部」を主宰する希代の
美食家で、陶芸、書道、文章にも秀でた芸術家。
山岡士郎は実の息子だが反抗したため勘当。
「至高のメニュー」を手がけ、数多く「究極」側を敗退させている。

【栗田ゆう子】
東西新聞文化部記者。新入社員当時「究極のメニュー」担当に。
後に同僚の山岡士郎と結婚する。

【大原大蔵】
東西新聞社主。「究極のメニュー」を立案。時に意地っぱり。

【小泉鏡一】
東西新聞社取締役編集局長。フランス帰りで大のワイン好き。

【谷村秀夫】
東西新聞文化部長。温厚な性格で冷静。部下の人望が厚い。

【富井副部長】
東西新聞文化副部長。山岡の叱り役。あわて者だが良き上司。

【田畑絹江】
東西新聞文化部記者。昔スケバンという姉御肌の豪快な女性。
後にカメラマンの荒川精作と結婚する。

【花村典子】
東西新聞文化部記者。少しミーハーだが、ゆう子の良き先輩。
後に浅草の煎餅屋を営む三谷直吉と結婚する。

【岡星精一】
銀座で「岡星」を経営する天才板前。勉強熱心で生真面目。
弟・良三は美食倶楽部の板前。

【唐山陶人】
人間国宝の陶芸家。海原雄山は弟子。少年から山岡士郎を知る。

【京極万太郎】
京都の億万長者で食通。高知県は四万十川近くの出身。究極VS至高の
審査員でもある。

【中松警部】
銀座中央署の鬼警部。情に厚く正義感が強い。そばと酒が好き。
後に「アイスクリームうたこ」店主、水森歌子と結婚する。

【板山秀司】
栄商流通グループ総帥。ニューギンザ・デパート会長。山岡を信頼し
食関係の充実を図る。

【快楽亭ブラック】
ロサンゼルスから料理研究のために来日、豆腐が縁で落語家に。

【団 一郎】
週間タイムの大研社社長。究極VS至高の対決を仕切り演出する。
後にオーストラリアで出会ってジュディと結婚する。

【近城 勇】
新進気鋭のカメラマン。「世界味めぐり」の写真を撮影する。
栗田ゆう子に惚れるも。最終的には敗れるが、二木まり子と結婚
することに。

【二木まり子】
東西グラフ「世界味めぐり」担当記者。二木財閥の令嬢。
山岡に恋するも、ゆう子に敗れる。カメラマンの近城と結婚する。

【二木会長】
二都銀行会長。二木まり子の祖父。

【周 懐徳】
在日華僑の貿易商。横浜中華街で中華料理店も経営する食通。

【辰】
銀座で生活する、ホームレス。銀座中の店の裏事情の精通。
妻は宋芳蘭。娘は周香玉。

【三谷直吉】
浅草で老舗の煎餅屋を営む。堅実な性格。後に花村典子と

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