幸せってなんだろう・・・

第一章

「くっ・・・・苦しいよ・・・誰だよ・・・やめろ・・やめてくれぇ!」
『バタッ』 ロイはベットから落ちた。
「ん?夢だったのか・・・・また同じ夢か・・・」
ロイはいつも通り洗面所に向かい歯を磨き、顔を洗い、朝食を食べて学校へ向った。
歩きながらロイは夢のことを考えていた。なぜなら、このごろ今日みたいな夢を見ていたからだ。
「一体なんなんだろうな・・・あの夢は。まず誰がむなぐらなんかつかむんだ?」
そうこう考えてるうちに学校へついた。
いつものようにみんなに挨拶し、自分の席に座った。
『ガラガラ』 先生が入ってきた。
「えぇ~今日はみんなに悲しいお知らせがある。よ~く聞いてくれ。
 みんなの友達のライ君が転校することになった。みんな挨拶しとけよ。」
えっ!ライが!?ロイは心の中で叫んだ。
朝のHRが終わったあとすぐに先生に話を聞きに行った。
「先生っ!!ライはいつ転校するんですか!?ホントなんですか??」
ロイは職員室に響き渡るような大声で叫んだ。
「ォ・・おぉ!ホントだとも。明日には転校するらしいよ。」
先生はロイの大声にすこし驚いたが答えた。
「明日!?マジかよ!?・・・」
ロイは少し考え先生に「先生早退します!!」っと一言だけ残して
ライの家へと走って向った。

ロイとライは幼稚園のころからのおさななみじで大の親友だった。
幼稚園のアルバムなど見てもいつも隣にはライがいた。
それほど仲のいい友達だった。
そんなライが急に転校なんて!
そんな一身の思いで精一杯走った。

『ピンポーン』
ロイは息を切らせながらようやくライの家へたどり着いた。
「はぁ~い」
ライのお母さんは何にもなかったかのように出てきた。
「あら、ロイ!どうしたの?学校は?」
「おばさん!ライは?」
「ライ?何言ってるの?学校に」
「学校になんか来てないよ!」
僕はついつい怒鳴ってしまった。
「・・・・・それ・・・・どうゆうこと?」
おばさんはその場に座り込んでしまった。
ロイは落ち着いて事情を話した。
「転校!?そんなことしないわよ!」
ロイはそう聞くと、おばさんに「ちょっとライが行きそうな場所探してみる!」とだけ言ってすぐさま走り出した。
しかし、ライは夕方になっても一向に見つからない。。
ロイはその場に座り込み考えた。
「あっ!!」
ロイはふとなにか思いつき疲れきった体をのそのそと運びある丘の上に行った。

ロイはもう倒れそうな体でようやく丘にたどり着いた。
「ライ??・・・・ライ????」
『バタッ!!』
ロイはその場に倒れこんでしまった。
「ん??今何か変な音がしたような・・・・」
ライは何か変な音に気付き、音が出たほうに歩んでいった。
「・・・・・ロイ!!!」
ライは倒れているロイの近くに行って・・・ロイの名をずっと叫んだ。
「ロイ!!・・・おい!!!起きろ!ロイ!!!」
「ん???・・・・ライ・・・・・・・・」
ロイはパちっと目を開けた。
「ライ!!お前何やってるんだよ!!お前自分が何をしているのかわかっているのか??」
起きたとたんロイは、すぐに怒鳴ってしまった!
「あぁ・・・・わかってるよ・・・オレのしたことは。でも!こうするしかないんだ!」
すると、ライはロイのむなぐらをつかんだ。
「くっくるしいよぉ・・・・」
「オレとお前とじゃ、種族が違うんだよ!いずれこうなるのなら今ここでお前を・・・・・」
ロイはライが何を言っているのか意味がさっぱりわからなかった。
「・・・ライ・・・何が何なんだよ・・・・」
するとライはふといつもの自分に戻ったかのようにロイのむなぐらを
はなした。
「ゴホッ・・・ライ・・・一体なんなんだよ・・・」
(続く)




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