ザ・スーパー・ポップ宣言

フリーソウル推薦4

フリーソウルコンピ未収録推薦曲(4)

WATERS THE OTHER SIDE OF MIDNIGHT.jpgSTEREO ACTION UNLIMITED.jpgFEELS RIGHT.jpg


FREE SOUL コンピ未収録曲

FREE SOUL コンピ収録曲名一覧(1) (2)

CAFE APRES-MIDIコンピ収録曲名一覧(1) (2)

橋本徹氏選曲のその他のコンピ

フリーソウル橋本徹氏選曲 非売品CDR一覧

フリーソウル系お勧めコンピレーション

フリーソウル映像の世界

フリーソウルコンピ未収録推薦曲(1) (2) (3) (4) (5)

フリーソウルコンピ未収録推薦曲@YOU TUBE

CAFE APRES-MIDI ベスト10




【 ポップ偏差値 62

LIL' ALBERT / Movin' in 「Movin' in」'76



ハワイで活躍したソウル歌手リル・アルバートの唯一のアルバム収録のタイトル曲。P-VineのGroove-Diggersで再発されてます。曲はゆったりとした落ち着いた雰囲気の和めるソウル。メロディはセミスウィートぐらいの甘さ加減で軽めのリズムとうまくマッチ。上品なストリングスや爽やかなコーラスをバックに時折ファルセットを交えるリードの情感豊かな歌唱がいい感じ。特に後半転調し高らかに歌い上げるパートの高揚感は感動的で素晴らしい。濃過ぎずに軽めの内容からもフリーソウルファンに歓迎されそうな内容です。なお、同じハワイの男女デュオTeddy & Nanciによるカバーもあります。(おそらく同じトラック)

「YouTube」 で聴けます。

Teddy & Nanci / I'm Movin' In (32:34からの曲)

Oscar Castro-Neves / Sugarloaf Skyride 「Brazilian Scandals」'87



1960年代から活躍するブラジルのジャズ系ギタリスト、作曲家のオスカー・カストロ=ネヴェスの1987年のアルバム「Brazilian Scandals」収録のインスト曲。彼はボサノバの先駆者とも言われ、アントニオ・カルロス・ジョビンやセルジオ・メンデスのアルバムに参加するなどブラジルのおいてはかなりのビッグネームの模様。曲は明るくテンポのある現代風サンバ。小刻みに演奏されるパーカッションやドラムのタイトで快活な響きが心地よく、明るく爽やかで高揚感のあるスキャットも華を添えている。全体のメロディもキャッチーで、ヴォーカルが無い分、躍動感溢れる各楽器の魅力的な音色がダイレクトに伝わってきて、大音量で聴くとかなり心地よい。全体的に洗練された雰囲気もありフリーソウルファンにも受けそうですね。オスカーはこの時点で47歳と高齢ながら、これだけ快活で瑞々しいサウンドを作りだしたのですから驚きです。因みにリオデジャネイロのシュガーローフ山のケーブルカーの楽しく爽快な空の旅(スカイライド)をイメージした可能性が高そうです。楽しくワクワクする観光に適したインスト・サンバの傑作とも言えるでしょう。

「YOU TUBE」 で聴けます。
明るく元気 テンション 高揚感 疾走感 グルーヴ メロディ 楽器 瑞々しさ ボーナス(爽快感) ポップ偏差値合計
7
7 8 7 8 7 7 7 4 62


CANDI STATON / HONEST I DO LOVE YOU 「HOUSE OF LOVE」'78



アラバマ州生まれのサザンソウル女性歌手キャンディ・ステイトンの1978年のアルバム「HOUSE OF LOVE」収録曲。彼女は名曲が多く、当ブログでも、1970年の STAND BY YOUR MAN や1969年の HEART ON A STRING といったディープソウル系名曲を紹介済みです。メジャーのワーナーに移籍して78年に作られた本曲は、かなりディープ色の薄らいだ洗練されて聴きやすい内容。サザンな土臭いサウンドをバックに歌う彼女こそ真骨頂という感じだけど、ロサンゼルスで録音した軽やかで都会的なサウンドでも十分輝いていますね。曲は1976年にヒットした「Young Hearts Run Free」と同じDave Crawfordの作品で、明るく爽やかでキャッチーなメロディが素晴らしい。ウォーキングテンポで暗さの微塵もない世界観は聴いていて清々しい気持ちにさせてくれるのです。爽やかなコーラスも魅力の一つだけど、個人的には時折入るシタールの甘い音色がお気に入り。ディープ/サザンな彼女はちょっと・・・と躊躇してしまうようなフリーソウル・フリークにもお勧めです。

「YOU TUBE」 で聴けます。
曲のPV もあります。
明るく元気 テンション 高揚感 疾走感 グルーヴ メロディ 楽器 瑞々しさ ボーナス(清々しさ) ポップ偏差値合計
8
6 8 6 7 8 7 7 5 62


Ferrante & Teicher / Smile '62



アメリカのピアノ・デュオによる喜劇王チャップリン作曲の名曲スマイルのインスト・カバーで1962年のアルバム「TONIGHT」収録曲。オリジナルは映画『モダン・タイムス』使用のインストで1936年にAlfred Newmanによって演奏、後に歌詞がつけられ歌唱版共々実に677曲ものカバーが存在する。最近この曲がチャップリン自身による作曲ということを知って個人的には彼の才能に驚かされましたが、実に情緒的で心に沁みる良いメロディを持つ曲です。フェランテ&タイシャーのカバーはインスト版を基にピアノを主体としたポップな仕上がり。イントロの高速ピアノなどが瑞々しく、デュオらしく縦横無尽に暴れ周る様子が楽しい。後半に進むにつれ徐々にストリングスの比重も増し流麗で優雅なストリングスをバックにピアノが高らかに綺麗に鳴り響く様は感動的です。他ではSANDIE SHAWによる歌唱版が女性ヴォーカルならではの儚い感じがよく現れた好カバー。Pino Prestiによるディスコアレンジもなかなか面白みがあり、Pino Calviによるピアノ主体のインストもフリーソウル的でお勧め。

「YOU TUBE」 で聴けます。

SANDIE SHAW / SMILE 女性ヴォーカル
Pino Presti / Smile ディスコ
Pino Calvi / Smile フリーソウル
明るく元気 テンション 高揚感 疾走感 グルーヴ メロディ 器楽 瑞々しさ ボーナス(高速ピアノ) ポップ偏差値合計
6
6 7 7 6 10 8 7 5 62


WATERS / THE OTHER SIDE OF MIDNIGHT (WARNER BS 3062)'77

WATERS THE OTHER SIDE OF MIDNIGHT.jpg

ロサンゼルスの家族グループWATERSの1977年の2NDアルバム収録曲。「真夜中の別の側」なんてミステリアスなタイトルもいい感じ。と思ったら、原題はシドニィ・シェルダンが1973年に発表した小説「真夜中は別の顔」と同じで、ちょうど1977年に「真夜中の向こう側」として映画化されてます。タイミング的にもその辺りを意識した作品なのかも知れませんね。曲は爽やかで乾燥感のあるサウンドに高揚感のあるメロディが素晴らしい作品。適度に洗練されていて軽やかな雰囲気でフリーソウルのコンピに収録されていてもおかしくない、というか入れるべき。

「YOU TUBE」 で聴けます。
明るく元気 テンション 高揚感 疾走感 グルーヴ メロディ 器楽 瑞々しさ ボーナス(高揚感) ポップ偏差値合計
7
7 9 6 6 8 7 7 5 62


RITCHIE FAMILY / WALK WITH ME '82 「I'LL DO MY BEST」収録



このコーナーは「フリーソウルコンピ未収録推薦曲」と言ってるけど、実際は濃い目の曲ばかりって感じですが、今回は将にフリーソウル的で薄めの曲を。フリーソウルの定義の一つに「頭の固いソウルファンが小馬鹿にしている」バンド、曲というのがあるとしたら、これなんてズバリそうなんじゃないかな?どうも女性ばかりのディスコ・グループみたいですね。

軽やかなウォーキング・テンポのリズムに小刻みに刻まれるギターの音色が心地よいサウンド。穏やかで平和なムードの曲調にちょっと爽快な70年代風に高揚感のあるサビのメロディ。全体として陽性でキャッチーなメロディはなかなか良く出来ていると思います。これならフリーソウルコンピに入ってたら「TINA CHARLES / I'LL GO WHERE YOUR MUSIC TAKES ME」辺りと並ぶ人気曲になったんじゃないかと思うんだけど、いかがなものでしょうか。

「YOU TUBE」 で聴けます。
明るく元気 テンション 高揚感 疾走感 グルーヴ メロディ 器楽 瑞々しさ ボーナス(良メロディ) ポップ偏差値合計
7
6 8 6 7 9 7 7 5 62


BOBBY STORY / LET'S DO SOMETHING DIFFERENT '82 「THE STORYTELLER」

bobby_story the_storyteller.jpg

Bobby Pattersonプロデュースのアルバム「THE STORYTELLER」収録曲ですが、このBOBBY STORYという名前は彼の変名と言われているようです。確かに名曲 「If He Hadn't Slipped Up And Got Caught 」 と聞き比べてみると声質、唱法とも近いものがある感じ。

ウォーキング・テンポより少し早めのスキップのテンポぐらいの浮き浮きする様な速さで、軽やかなリズムも心地良い曲。明るく乾いた空気の元、脇役に徹した軽いギター・カッティングも絶妙で躍動感を増幅している感じ。「何か違った事をしようヨ!」という前向きな歌詞に合ったポジティブな歌声も魅力的。そして何と言ってもそうした世界観を具現化したメロディが素晴らしい。一番美味しいところは出だしの哀愁を帯びた甘めのAメロ。緩やかな曲線を描き、派手さは無いものの実に味わい深いメロディで胸にキュンと来ます。ソウルの良心を感じさせる、こんな心地良いメロディアスな曲をもっともっと知りたいものです。

「YOU TUBE」 で聴けます。
明るく元気 テンション 高揚感 疾走感 グルーヴ メロディ 器楽 瑞々しさ ボーナス(胸キュンメロ) ポップ偏差値合計
6
6 7 6 7 10 8 7 5 62


JOHN BARRY / IT DOESN'T MATTER ANYMORE '61 「STRINGBEAT」収録

john barry stringbeat OR.jpgjohn barry stringbeat.jpg

映画音楽「007ジェームズ・ボンド」シリーズの作曲家として有名なジョン・バリーのおそらくは1STアルバム収録のインスト曲。「Hit And Miss」、「The Best Of The EMI Years Vol 2」、「The Ultimate John Barry」といったCDにも収録されており、容易に 試聴 できます。

オリジナルは59年のBuddy Hollyで曲はPaul Ankaが作ってます。つまりこの曲はカバー・バージョンということになりますが、インスト仕様で非常にポップに仕上げているところに価値があります。基本はオリジナル通り素朴で牧歌的雰囲気なんですが、ヴォーカル部分を簡素なエレキギターに置き換えたことにより、更に聴き易くポップになりました。このインスト・バージョンに慣れるとバディ・ホリーのヴォーカルさえクドく感じてしまいます。

キュンキュンと軽やかに鳴り渡るヴァイヴの音色は実に瑞々しく、穏やかなストリングスも優雅に盛り上げます。途中転調したりと適度な緊迫感ある展開もいい。エレキをはじめとした各生楽器の響きもかなり心地いいですネ。既に50年も前の曲になりますが色褪せないジャケット同様、実に色鮮やかでポップなサウンドを聴かせてくれます。
明るく元気 テンション 高揚感 疾走感 グルーブ メロディ 器楽 瑞々しさ ボーナス(ポップなアレンジ) ポップ偏差値合計
7
6 7 6 6 7 9 9 5 62


JACKIE MITTOO / FANCY PANTS '72 「MACKA FAT」収録 P.130掲載

JACKIE MITTOO MACKA FAT.jpg

ジャマイカのオルガン・プレイヤー、ジャッキー・ミットゥーによる 「MARVIN GAYE / WHAT'S GOING ON」 のレゲエ・カバー。72年のスタジオワンでの作品で、小気味良い軽やかなリズムをバックに和やかな雰囲気で流れます。イージー・リスニング的に軽く聞き流してしまう人も多いと思うけど、ここでの彼のオルガン・プレイには黒く濃厚なグルーヴを感じて欲しいもの。静と動、明と暗などをダイナミックに表現した彼のプレイは実に見事です。

メロディもオリジナルを損なわずに独創的に解釈、うまく咀嚼されています。インストということもあるけど、まるで別の曲かのように楽しめますね。元々の曲の良さも手伝って、非常に良質でエヴァーグリーン的魅力を持った内容になっています。

「YOU TUBE」 で聴けます。

GEORGE CLINTON / POT SHARING TOTS '82 「COMPUTER GAMES」収録

GEORGE CLINTON COMPUTER GAMES.jpgGEORGE CLINTON COMPUTER GAMES2.jpg

P-FUNKの帝王ジョージ・クリントンの1STソロアルバム収録曲。「COMPUTER GAMES」、「ATOMIC DOG」といった超ド級Pファンク名曲に混じって、ひっそりと佇んでいる可愛いらしい童謡小唄。木琴やカエル/小動物系の泣き声を交えて如何にも子供向けで童話タッチな楽しい雰囲気。明るく平和でほのぼのした空気が和めていいですねえ。ゆったりとしたリズムと滑らかなメロディに乗せてひょうきんな表情をみせる唱法も面白い。時折入るギターでかろうじてPファンクであることを思い出させますが、クラブなどでプレイすれば女の子なんかに喜ばれそうですね。フリーソウル・コンピ収録曲で言うと「THREE IS A MAGIC NUMBER / BOB DOROUGH」、「JAMAICA SONG / BOOKER T.」辺りが好きな人にオススメです。

STYLE COUNCIL / YOU'RE THE BEST THING '84 「GROOVIN'」収録



PAUL WELLER率いるスタイル・カウンシルの84年の12インチシングル「GROOVIN'」収録曲。アルバム「Café Bleu」にも収録されています。(微妙に違う幾つかのバージョンもあり。)デビュー以来出す曲出す曲どれも傑作で新鮮かつ驚きの連続だった初期の彼等。84年のこの曲は将に彼らの、というよりポール・ウェラーの全盛期の一発ということになるんじゃないでしょうか。個人的にはアルバム「Café Bleu」を頂点として、その後は枯れていく一方だったなと感じていましたねえ。この曲はROXY MUSICの82年の傑作アルバム「AVALON」と近く、所謂ブルーアイド・ソウルのエッセンスを濃く感じます。

甘く情感豊かなメロディに洗練されたアレンジ。ストリングスをはじめ品の有る器楽に拡がりを感じさせる音空間。それでいてヒットするほどのキャッチーさとポピュラリティがあるという点も素晴らしいですね。フリーソウルのコンピではSTYLE COUNCILは「MY EVER CHNAGING MOODS」しか収録されていないけど、この曲なんて将にフリーソウル好きには外せない一曲なんじゃないかなと思います。

「YOU TUBE」 で聴けます。PVは こちら で。

TINA TURNER / SOMETIMES WHEN WE TOUCH 「ROUGH」収録

TINA TURNER ROUGH.jpgTINA TURNER 74NEN.jpg

誰にでもツボに嵌る大好きなメロディというのがあると思うが、私にとってBARRY MANN-DAN HILLの手によるこの哀愁感漂うメロウバラードはまさにそれだ。ダンヒルによるオリジナル、バリーマンによるセルフカバーの他に、ROD STEWART,AIR LOVERS,BOB ROWE,BONNIE TYLER,DENNIS YOST AND CLASSICS 4,KARTER,JAY JAY,BRIAN POOLE (TREMELOES)といったところもやっている大メジャー曲。(tammy wynetteにも同名曲があるが同じ曲かは未確認。)なかではやはりBARRY MANNの繊細で表現力豊かなバージョンが突出していいのだが、それを凌ぐ出来なのがこのティナ・ターナー版だろう。

原曲など大多数のバージョンのあっさりとした味付けとはうって変り、そのルックスもキャラも濃ーい彼女がこれまた思いっきり濃くソウルフルに歌い上げます。曲の良さも手伝ってか、いつもは濃い口で大仰、派手なだけ、、、に聴こえがちな彼女の歌声が実に嵌って聴こえます。そして更にこの曲の素晴らしい点は終盤に向けてぐんぐんスピードが乗ってテンポアップしていく様。この展開の発想が素晴らしいし出来も上々。これならフリーソウルファンも大喜びだろう。

ライヴでは延々10分ぐらいかけて大盛り上がりになってたりしないのだろうか、と念のためYOU TUBE探したら有りました!
「TINA TURNER / SOMETIMES WHEN WE TOUCH」 終盤の盛り上がりはスタジオ版と比べていまいちですね。でもキャリアの割りにはいまいちパッとしない彼女の、これは最高傑作ではないかな。山下達郎が一度オンエアしています。画像は74年の来日公演の模様。
明るく元気 テンション 高揚感 疾走感 グルーブ メロディ 器楽 瑞々しさ ボーナス(終盤の盛り上り) ポップ偏差値合計
5
8 7 8 7 10 7 6 4 62


RIP RIG + PANIC / SUBVERSIVE WISDOM '82 「I AM COLD」収録

RIP RIG 1.jpgRIP RIG.jpg

ニュー・ウェイヴとフリージャズの出会いとでも言おうか、元POP GROUPのメンバーを中心に組まれた前衛的グループのセカンドアルバム収録曲。だからと言って即興的で難解なだけの曲というわけではなく、全体に流れる冷ややかなメロディは甘めの情感を感じさせるもので至ってポップ。

ヴォーカルは無く時折つぶやくような声が挿入されるのみ。ピアノ(2台?)とパーカッシブなドラムを主体としたシンプルな楽器構成だが、その組み合わせの妙味と演奏力、広々とした空間に必要最小限の音を散りばめた感じは素晴らしく、粋なセンスを感じさせる。アルバム・タイトルに「COLD」とあるように、とにかく体温の低さがヒシヒシと伝わってくるが、同時に達観した人物の持つ思慮深さ、優しさなども感じさせてくれるアダルトな曲といった感じ。

アルバム・ジャケットは将にこの曲のそういった部分を体現したかのような素晴らしいアートワークで、発売当時は拡大コピーをとって部屋に飾っていました。当時未だデビュー前の漫画家岡崎京子さんも気に入っていて(特に目ね)模写したものをどこかに発表してました。
明るく元気 テンション 高揚感 疾走感 グルーブ メロディ 器楽 瑞々しさ ボーナス(体温の低さ) ポップ偏差値合計
5
6 7 8 9 7 9 6 5 62



(5) へ続きます。

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: