ゆるりまい直伝「妄想ショッピング」（後編）

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2016.09.08

テーマ：私なりのインテリア/節約/収納術(14571)

カテゴリ：捨て部

昨日の記事「妄想ショッピング」（前編）のつづきです。後編をお届けします。

ゆるりまい直伝「妄想ショッピング」（前編）
http://plaza.rakuten.co.jp/0212minimalist/diary/201609070000/

からっぽのタンス。
この美しいがらーん具合をずっと見ていたいような気もしますが、
運び出された服やバッグ、まもなく１つ残らず、すべてここに戻ってきますよ。
だって、わたしはね、服を、山のように、もともとは 100着以上も持っていたんです。
それを、減らし、減らし、１年費やして減らしに減らして　ついに23着にまで絞り込んだんです。

その「精鋭23着」の中に要らない服なんて、捨ててもいい服なんて、ある訳ないっていうんです。

そうでしょう、そうでしょう。
今　わたしの手元にあるモノは、全て「もしも失ったらまた買い直してでも所持したいモノ」。
100着以上ものなかから選び抜かれた、超・スタメン＆超・精鋭たちばかり、なのですから。

ですからね、選ばれずに何かが残ってしまうなんてこと・・・
この期に及んで「捨て」のターゲットと対峙する、なんていうことなど、あるわけが・・・

な、何故！？　え？　何故これ？　なぜこの２枚がわたしは要らないの・・・？！？！

のこって、驚いて、いったい何故！？と向き合って、そして初めて　じわじわと見えてくる。
この服が残った理由。ふだんは気づかない深層心理が訴えかける、わたしの「本音」。

この「Drawer」のTシャツは、形もいい。デザインも好き。この夏たくさん着た。しかし・・・
しかし、痛いんです。顔が。
ネックの開きが狭すぎて、着脱の時、頭が通りづらい。顔面が擦れて、とても痛い。

ちょっとしたことだけれど、それはたしかに「嫌」なこと、だった。

カーディガンは・・・このカーディガンは、UNIQLOなんです。
服を２３着に絞る過程で、ファストファッション系のものをほぼすべて淘汰したのですが、
１着だけ、わたしは UNIQLO を残していた。　まるで、保険かお守りのように。
UNIQLO の服が１枚も無くなることが・・・何故か、恐ろしかったんです。

ものすごく汚れた場所ですごく汚れるような作業をするときに気負いなく着られるものを１着残しておきたかったのでしょう、多分。
しかし、そんな用事は、１度も無いのです。今までも、そして、きっとこれからも。

ああ、なんと恐ろしきかな、「妄想ショッピング」。
わたし、心の奥底で、この２着のこと、そんなふうに感じていたのですね・・・・。
来年の夏、「さあ、半袖を！」という時に、
このTシャツを、恐らくわたしは間違いなく選ばない。UNIQLOカーディガンも、また然り。

決めた。　よくわかった。　わたし、この２枚、今日、手放そう。

わたしの服の総所持数は、今日、遂に２１着となりました。そのうち秋の服は１８着です。

季節の変わり目、特に　夏から秋にかけてのこの時期は「衣類捨て」の大チャンスです。

みなさまも　わたしとご一緒に是非いかがですか？　　
こころの奥底に潜む本音をあぶりだし、捨ての「K点」を・・・超えてみませんか？

↓「捨て」の奇才　ゆるりまいさん。　衣類について、住まいについて、見習いたいことだらけ！