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*  日本で、中国で、1冊の本に なりました *



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2020.04.14
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「補償」がどうなるのかわからないままだと、
「要請」を受け入れることは、難しい。

要請と補償が一人歩きで、
特に補償の方はどっかに彷徨ってしまって。

国の補償などもはや信じられないから。 あてにできないから。
おめおめ自粛などできるものか!と。

今のままですと。
「自粛し損」みたいな気持ちになるのも、無理もない。
損、というより・・・ 怖くて休めない。




精神論になってしまうけれど、

たとえば 安心して休業できるだけの補償をまず先に発動してくれたなら、
国はこれだけのことをしてくれた!その思いに応えなければ! 
よし、ちゃんと約束守って自粛しよう!というような、
「受けたご恩をかえす」みたいな意識を感じやすいのは、
日本人の素晴らしい国民性であり特徴のような気がするのです。

お金だけもらっといて自粛しない人をみれば、世間は相当厳しいはずです。


卑怯だぞ!と。 

恥ずかしくないのか! と。

馬鹿なのか!と。









今年の桜は・・・とっても長い間咲いていてくれたような気がしませんでしたか?








わたしたちは「頭が悪い」とか「馬鹿」だとか、
「卑怯者」とか「恥ずかしい人」だとか言われることを極端に嫌うところがあります。

ちゃんとした人に見られたい、
責任を果たそうとする人、ルールを守れる人だと見られたい、
卑怯者や恥ずかしい人にはなりたくないと、多かれ少なかれ、そう思っている。


つまりは、できれば「知的」でありたいと。




知的であることは、多くの場合、世の中においてはたいそう有利であるし、
「知的」と言われて気を悪くする人、怒り出す人も・・・ 恐らくは、いない。

では、「知的」って、一体なんなのかな。

どのような人物を知的とするか、という判断には
個々の「好み」みたいなものも大きく関係すると思います。

「知的」のものさしは、とても混沌としている。




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「知的」とは。

ある大学の先生がなさったお話を、このようにまとめておられる
とても含蓄深いコラムに出会いました。


人間の属性と知性との相関は いまだよくわかりませんが、
その人が「知的」であるかどうか、について、
少なくとも私が判断をするときは5つの態度を見ています、というお話。



 ***************************************



その「5つの態度」とは。


1)異なる意見に対する態度
知的な人は、異なる意見を尊重できるが、
そうでない人は、異なる意見を「自分への攻撃」とみなす。

2)自分の知らないことに対する態度
知的な人は、知らないことの存在を喜び、怖れない。また、それについて学ぼうする。
そうでない人は、知らないことがあることを恥だと思う。それを隠し、学ぼうとはしない。

3)人に物を教えるときの態度
知的な人は、教えたことが伝わらない場合、「自分の教える力の無さ」ゆえ、と思っている。
そうでない人は、「相手に理解する力が無い」と思っている。

4)知識に関する態度
知的な人は、知識全般を尊重する。
そうでない人は、自分にとって役に立たない知識を蔑視する。馬鹿にする。

5)人を批判するときの態度
知的な人は、相手の持っている知恵を高めるための、「より良くなるための批判」をする。
そうでない人は、「相手の持っている知恵をおとしめるための批判」をする。



自分自身の弱さとどれだけ向き合えるか、ということであり、
大変な忍耐と冷静さを必要とするものです。


そういった態度の全てが、「知性のバロメーター」になると私は考えます。 と。








まるでわたしたち人間を励ますように咲いていてくれた。芽吹き始めた新緑の葉桜は美しいなあ。



 **************************************




偏差値って、なにかね。



そういう気持ちにさせられるコラムでした。



わたしの中での知的の象徴というは、「山中伸弥教授」なのですが。

知的な人は、話し方が静か、という印象があります。


決して やかましく話さない。


世界中がウイルスと戦い、なんとか制圧しようと敵視しているときに、

教授は、もう、制圧は困難です。と。

今はもう「ゆっくりと受け入れる時です」と。


正しく畏れ敬いながら、ゆっくりと受け入れる時。 と。


こんなこと、あの時点で言っている専門家・・・ 誰もいなかったと思う。




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ウイルスに、もしも「意思」があるのなら。


敵視し続けられれば、攻撃の手を決して緩めないのかもしれない。
制圧しようとするものに対しては、
ますます攻撃しようとしてくるのかもしれない。
甘くみればみるほど、容赦しないのかもしれない。

一方、畏れながらも受け入れる、という感覚。

とても悲しいことですが、こうなってしまった以上、もうそうするしかないというような。


まさに、

1)異なる意見に対する態度 を、ウイルスから試されているような。


人類の「知性」を 試されているような。

知的な人は こうなってしまったことを尊重する(受け入れる)ことができる。
そうでない人は、こうなってしまったことを「全人類への攻撃」とみなす。


敵視し、制圧しようとする。



ああ・・・






5月の新緑の下を、帽子をかぶって散歩できたらいいなあ。 季節は流れる。 必ず、過ぎる。




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「ウイルスを尊重する」だなんて。

そんな高尚な精神は、

残念ながら、このとおり持ち合わせてはいない「愚」丸出しなのが わたしです。


毎日悲しいですし、どうか収束してほしいと 身勝手に祈るばかりなのです。


受け入れるのは、とても、とても、むずかしい。



けれど。



この自粛生活に、わたしは だんだん「慣れて」きました。


自粛させられている、という 受身的な、被害者的な気持ちではなく、

自分の意思で今は自粛しているのだ、という・・・自主的で能動的な気持ち。


自分にできることは 悲しいくらいに小さいし、


本当に、何もできないのだけれど。


だったら、そのまま、何もしないでいよう。 


大人しくしていよう。


怒ったり、イライラしたり、ウイルスを恨んだり呪ったりするよりも。



そのまま を 見ていよう。 生きてみよう。


この世の中に従おう。  そんな気持ち。



なんだかうまくかけませんが、

ちょっと「あきらめた」ような・・・

そうしたら 心が楽になったような・・・

早くこうなってほしい、早くああなってほしい、と考え続けることは思いのほかツラく、
それが余計にストレスになってしまうことを知った。


それなら今は。 ただ、ここに、こうして居よう。


季節が巡るように。 いつか必ず過ぎてゆく。  


きっとなにか 意味がある。


それが何なのか わたしは知りたいから。







自分自身の弱さとどれだけ向き合えるか、ということであり、
大変な忍耐と冷静さを必要とするものです。






忍耐。 そして、冷静でいること。


そのとおりですね。


わたしはここで、待っていたい。



マスクを外して桜の木の下を歩ける日を。 
思いきり深呼吸できる日を。


ウイルスを畏れながら。 

何もできない自分の弱さと向き合いながら。


おとなしく、


そして、忍耐強く、冷静に。  待っているよ。








                                  おわり








昨日は、この事態になってから、初めて「医療の現場」に触れる機会がありました。

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わたしにできることは、娘のような年齢の、ここで働く方々をこれ以上困らせることなく、
とにかく元気でいること、家にいることなんだ、という強い気持ちを・・・新たにしました。



お読みくださって、ありがとう。


「ようせい(要請)」って打つと、
しつこくしつこく「妖精」って出て、全く覚えようとしないわたしのパソコンなんとかして・笑










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最終更新日  2020.04.14 21:06:28


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