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すずひ hd-09
少ない服・少ないもので暮らすミニマリスト。 人生のさいごには、 葛籠（つづら）ひとつにおさまるだけ、の 少ない持ちものになっていたい。
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2023.01.17
テーマ： ミニマリスト(671)
カテゴリ： 幸せになる「勇気」
ブログは、楽しいお話の方がいいのかもしれません。
ショックを受けたことのお話、を、
けれど今日は。
今日は少しだけさせてください。
２８年前の今日のこと。
もう２８年も前のことなの・・・？ と
時の流れの速さにびっくりするのは・・・
時間の流れを早く感じ始めた世代だけ、なのでしょうか。
それとも、あの日、あの時、何歳だった人も、そうなのでしょうか。
わたくしはあの時「２３歳」でした。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
あの日、失われた尊い命のことを、
１日も忘れることのできないまま生きてゆくことの苦しみを
想像することなど、とてもできない。
別れの喪失感はとてもつらく苦しいものなのだけれど、
その別れに「憎悪」がなく、そして「軽蔑」もなく、
純粋に悲しく、いちばんに美しい別れがあるとすれば・・・
それは「死別」なのだよ、と。
そんなお話を聞かせていただいたことがあって。
５１年の人生の中でこれまで遭遇した、
ああ、それは確かにそうかもしれないなあ、という思いと。
よほど理不尽な理由で大切な人を失ってしまった場合には
とてもじゃないがそうは思えないだろうな、という思いと。
両方の気持ちが。
わたくしの中にはあります。
大好きな、敬愛するブロガーさんの更新が途絶え、
何日も心配な気持ちで過ごしていました。
大切な大切な方とのお別れのことを、
日記に綴ってくださっていて、
新しい暮らしに向けてのご準備を進めておられた矢先の
突然のことに、そして深い深いお悲しみに触れ、
もう、言葉が見つからなくて。
どうか、どうか今は、ご自愛くださることを・・・
遠くから、ただ祈ることしかできなくて。
ブログはさ。
自分のブログなんだから、
自分のことだけを自分の好きに書いていればいいのだけれど。
こんな、誰とも繋がりのないようなブログであっても、ね、
「一方的にとても大切に思っている」という愛おしい存在が、
わたくしには、実は、たくさんあります。
ずっと前に、すごくショックを受けたことがあります。
ある素敵なブロガーさんの書籍の書評を読んでいた時にね、
その著者さんが、
東日本の震災の日に。 「３.１１」に、ね。
（当日ではなくて、何年か過ぎた「３.１１」に）
全然関係ない自分の話のブログを書いていて、
そのことにすごく幻滅した、というような・・・・
そういう趣旨の批判コメントを読んだことがあるのです。
たとえば何かを日々たゆみなく発信していても。
何もかもを発信することだけが正義なのではなく、
それがその人の全て、なのではなく、
一個人としての「言葉にならない気持ち」を胸に秘めながら、
その１日を、
たまらない気持ちで過ごすことだって、きっと、ある。
けれど、ブロガーは。
たとえばその日にそういう日記を書かなかった、ということが、
そんな風に思われたり、謗られたり、
幻滅されたり軽蔑されてしまうこともあるのか・・・って。
ちょっと、上手に書けなくて、ごめんなさい。
悲しい気持ちや、たまらない気持ちは
あの日のできごとを知ってるみんなの脳裏に、そして心の奥に、
必ず刻まれていて、
一生消えるはずなどなくて、
けれど、だからこそ、浅はかな言葉になど、できない。
一生懸命に綴ったとしても、
言葉たらずで誤解されてしまったり、
真意が伝わらなかったとすれば、怖い。
とても、怖い。
そういう思いも、きっと、ありますね。
今朝ね、朝方、うつらうつらの眠りの中で見た夢に。
震災で預かった、２頭の犬が。
可愛かった、大好きだった２頭が、出てきたの。
ああ、どうして出てきたの。
わたくしに会いにきてくれたの？
西の空を見上げ、ただ、ただ、手を合わせる。
そういう時間を過ごした人が、
今日はたくさん、たくさん、いらっしゃるのだと思います。
夢の中で 「さら」と、「まり」は元気に走っていて、
なのに、とっても遠くにいるから抱きしめることができなくて、
目覚めたら、わたくしの頬はすっかりぬれていて、
寝ながら泣いていたようでした。
いつも通りに家事をしながら、
ふと、何度も西の空を見上げ手を合わせる。
わたくにとって、今日は、そんな１日です。
うまく書けません。
不愉快になられたお方がもしもいらっしゃったら・・・
浅はかな日記を、どうか、今日は、許してください。
おわり
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大好きなブロガーさんのいらっしゃる、大好きなカテゴリです。
↓ 「５０代自分らしさ」「５０代ミニマリスト（女性）」のカテゴリ。
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素敵なブログとの新しい出会いが・・・今日もありますように
#ミニマリスト
フォローをしてくださっている たくさんのみなさまへ。
更新を楽しみに待ってくださるお気持ち、いつも大きな励みになっていますよ ( ´▽｀)
：
ショックを受けたことのお話、を、
けれど今日は。
今日は少しだけさせてください。
２８年前の今日のこと。
もう２８年も前のことなの・・・？ と
時の流れの速さにびっくりするのは・・・
時間の流れを早く感じ始めた世代だけ、なのでしょうか。
それとも、あの日、あの時、何歳だった人も、そうなのでしょうか。
わたくしはあの時「２３歳」でした。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
あの日、失われた尊い命のことを、
１日も忘れることのできないまま生きてゆくことの苦しみを
想像することなど、とてもできない。
別れの喪失感はとてもつらく苦しいものなのだけれど、
その別れに「憎悪」がなく、そして「軽蔑」もなく、
純粋に悲しく、いちばんに美しい別れがあるとすれば・・・
それは「死別」なのだよ、と。
そんなお話を聞かせていただいたことがあって。
５１年の人生の中でこれまで遭遇した、
ああ、それは確かにそうかもしれないなあ、という思いと。
よほど理不尽な理由で大切な人を失ってしまった場合には
とてもじゃないがそうは思えないだろうな、という思いと。
両方の気持ちが。
わたくしの中にはあります。
大好きな、敬愛するブロガーさんの更新が途絶え、
何日も心配な気持ちで過ごしていました。
大切な大切な方とのお別れのことを、
日記に綴ってくださっていて、
新しい暮らしに向けてのご準備を進めておられた矢先の
突然のことに、そして深い深いお悲しみに触れ、
もう、言葉が見つからなくて。
どうか、どうか今は、ご自愛くださることを・・・
遠くから、ただ祈ることしかできなくて。
ブログはさ。
自分のブログなんだから、
自分のことだけを自分の好きに書いていればいいのだけれど。
こんな、誰とも繋がりのないようなブログであっても、ね、
「一方的にとても大切に思っている」という愛おしい存在が、
わたくしには、実は、たくさんあります。
ずっと前に、すごくショックを受けたことがあります。
ある素敵なブロガーさんの書籍の書評を読んでいた時にね、
その著者さんが、
東日本の震災の日に。 「３.１１」に、ね。
（当日ではなくて、何年か過ぎた「３.１１」に）
全然関係ない自分の話のブログを書いていて、
そのことにすごく幻滅した、というような・・・・
そういう趣旨の批判コメントを読んだことがあるのです。
たとえば何かを日々たゆみなく発信していても。
何もかもを発信することだけが正義なのではなく、
それがその人の全て、なのではなく、
一個人としての「言葉にならない気持ち」を胸に秘めながら、
その１日を、
たまらない気持ちで過ごすことだって、きっと、ある。
けれど、ブロガーは。
たとえばその日にそういう日記を書かなかった、ということが、
そんな風に思われたり、謗られたり、
幻滅されたり軽蔑されてしまうこともあるのか・・・って。
ちょっと、上手に書けなくて、ごめんなさい。
悲しい気持ちや、たまらない気持ちは
あの日のできごとを知ってるみんなの脳裏に、そして心の奥に、
必ず刻まれていて、
一生消えるはずなどなくて、
けれど、だからこそ、浅はかな言葉になど、できない。
一生懸命に綴ったとしても、
言葉たらずで誤解されてしまったり、
真意が伝わらなかったとすれば、怖い。
とても、怖い。
そういう思いも、きっと、ありますね。
今朝ね、朝方、うつらうつらの眠りの中で見た夢に。
震災で預かった、２頭の犬が。
可愛かった、大好きだった２頭が、出てきたの。
ああ、どうして出てきたの。
わたくしに会いにきてくれたの？
西の空を見上げ、ただ、ただ、手を合わせる。
そういう時間を過ごした人が、
今日はたくさん、たくさん、いらっしゃるのだと思います。
夢の中で 「さら」と、「まり」は元気に走っていて、
なのに、とっても遠くにいるから抱きしめることができなくて、
目覚めたら、わたくしの頬はすっかりぬれていて、
寝ながら泣いていたようでした。
いつも通りに家事をしながら、
ふと、何度も西の空を見上げ手を合わせる。
わたくにとって、今日は、そんな１日です。
うまく書けません。
不愉快になられたお方がもしもいらっしゃったら・・・
浅はかな日記を、どうか、今日は、許してください。
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最終更新日
2023.01.17 20:00:57
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