千獲一金の馬券術 |
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競馬に必勝法はあるのか? |
競馬に必勝法はあるのか?と聞かれたら、「無いはずはない!」というのが答えだと思う。様々な馬券術や、予想法を時には散々な目にあいながら体験してきた。もちろん、血統に始まり、S指数、サイン、騎手、厩舎、展開、コンピ指数、過去の傾向、競馬研究の池田さん、予想ソフト等々、ひととおりそれなりの勉強もしてきた。結論からいうと、それらのファクターを総合的に判断し下された結果は「オッズ」であり、それが、予想をする上で最も無視してはいけない情報だと思っている。 例えば、わづか8頭立てのレ-スで、1~5着の入選が1~5番人気通り決着するのを見たことはある。しかし8~4着で逆さまに決まったレースを見たことは無い(現実にはあるのかもしれないが・・・)。人気通りの決着というのは、世の競馬ファンの予想が、ぴったり的中した形だと思う。ただ問題はそんな人気通りの決着(馬連の1,2番人気の決着)は1日2、3レースあるかないか、もちろん、出現しない日もある。 このレース必ずこの馬が勝つ、と言った予想は基本的にはムリだと考えている。ただし、3レースあれば1レースは的中させる事は出来そうな気がする。私の競馬に対する基本スタンスである。「次があるから競馬」と言う言葉が好きで、もし次が無かったら、これで競馬は終わりです、もうありません、最終回です等といわれたら、その勝負も敬遠すると思う。 具体的に言えば、3レースに一度馬券を的中させることを常に心がけている。的中率1/3。じゃんけんで勝つか、負けるか、あいこかそんなもんだと考えると、とても複雑な競馬予想も求めるものは凄くシンプルなものだ。ギャンブルなんて所詮そいうものだと思う。ところがこの1/3の的中率、これにたどり着くまでが非常に長かった。 馬券の的中率と回収率を考えた場合、大抵の人は回収率にこだわる。私もそうだった。結果的には収支をプラスにしなければいけないので、回収率にこだらなければいけないのだが、実はこの回収率をあげるためには的中率を均等に維持する事が大切なんだ。それに気づいてからはけっこう真剣に取り組んでいる。そしてその考え方は今でも変らない。 ただ、競馬は収支に徹する馬券購入だけが魅力ではなく、やはり他にも様々な要素があるから面白いのは言うまでもないことだが・・・ (2002.07) |