「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
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青き天体研究所
第二十九話 中立ルクセント王国
ルクセント王国は中立国の中心部とも言える場所であり、その理念は多くの国に多大な影響を与えている。
またルクセント王国はディパイクルセイダーズの支援国でもあり、多くの義援金が与えられている。
最もこの事は表沙汰になってはいない事だが・・・。
「まさかルクセント王国が支援国の内の一つだとはな。これは驚いたよ・・・。」
「まぁこれは表沙汰になっていない事だしな。今までの連合には疑問を思っていた国は多いって事だ。」
「艦長、ルクセント王国から誘導指示を受けていますが・・・。」
「誘導には従え。恐らく国民に知られたくないからだと思うからな。」
「了解。」
クロガネはルクセント王国からの指示を受け、第17番整備基地に着艦する事になった。
どうやら17番基地は無い事となっているようで都合が良い様である。
その後、重要人物のみルクセント王国の王室へと呼ばれる事になった。
「王様か・・・。どんな人なんだろう・・・。」
「セインは会った事があるんだよね?」
「いや、俺は会った事が無いんだ。突然メールで支援するって来たもんだから・・・。」
そのアバウトさを聞いたクスハ達は少しずっこけてしまう。
その事からか王様に会う事が少し緊張してきた。
果たしてどんな人物なのだろう―――
その思いを胸に忍ばせつつ、王室へと向かった。
「姫様、もうすぐクロガネの方々がいらっしゃいます。そろそろ準備を・・・。」
「分かっています。私にはお父様の血が流れているんです。だから安心して・・・。」
そう言って姫様と呼ばれた人は王室へと向かっていった。
その姿を見て執事は涙を流していた。
まるで嫁に行った娘を見ているように・・・・・。
そんな事など知らずに彼女は王室へと入ってしまった。
数分後、セイン達は王室前へとたどり着いた。
全員会った事が無いので内心ドキドキしている。
「中でお待ちでございます。どうぞ・・・。」
何人かの使用人に案内され、一向は中へと入っていった。
「ご苦労様です。初めまして、クロガネの皆さん。」
『お、女の子~!!』
彼らが叫んだのも無理はない。
そこには12歳位の女の子が一人、ポツンと座っていたのである。
その女の子は白い服で身を纏っており、どこか高貴な雰囲気が漂っている。
「失礼な!彼女はルクセント王国15代継承者、シャイン王女でありますぞ!」
「シャイン・・・確か王様の娘だったよな。なら当たり前か。」
セインがぼそりと喋るのだが、他の人達は混乱して話を聞いていない。
そんな様子を見てシャインはクスリと笑う。
「済みません。あまりに混乱していましたので・・・。クロガネの件ですが我が国としてはあまり明るみに出しては不味い事になるでしょう。」
「・・・・・・・。」
「ですが貴方達が私達の為にしてきた事と言う事は事実です。ですから私達は今まで通りクロガネを、ディパインクルセイダーズを支援していきます。」」
「有難う御座います、シャイン王女。では新たに現れた敵について説明したいと思います。」
「新しい敵・・・ですか?それは一体・・・。」
シャイン王女が尋ねてきたのでセインは事細かく分かる範囲で説明して言った。
その事を聞いたシャイン王女は厳しい顔をする。
「FATESですか。確かに良く分からない所があります。ですが私達人間の脅威となるなら戦うしかありませんね。」
「我々も最善を尽くします。ですからどうかこの事は・・・・。」
「分かっています。民には内緒にしておきます。余計な混乱が起きないためにも。」
すぐにシャイン王女は大人びた雰囲気で使用人に指示を出す。
その後、立ち上がりセイン達に一言話し始める。
「この国にいる間はゆっくりしていって下さい。それが今私達が出来る唯一の事ですから。・・・それではまた会いましょう。」
そう言った後、シャイン王女はすぐに王室を退室する。
しばらく見送った後、彼らは肩を撫で下ろした。
緊張していたからか、腰が抜けて立てない者もいる。
「何だか凄いよね。あの年で国をまとめているんだから。」
「ああ・・・そうだな。」
マサキは空返事をし、シャイン王女が出て行った方を見る。
(あの年でかなり無茶してやがるな。あの姿、まるで・・・・)
そう思いつつマサキはセイン達の方へと向かって行った。
謁見が終わり、一同はクロガネに戻る事にした。
やる事が無いと言うのも理由の一つだが、FATESが攻め込んでくる可能性があるからだ。
しかし・・・・
「少しだけで良いから休暇が欲しい!」
「駄目だ!奴らが来るかも知れないんだぞ!?我々を狙ってな!!」
「私もそう思う。けど休暇も大切だと思う・・・。」
と、休暇を求める声が聞こえてきたのだ。
「まぁ良いじゃないか。何人か残していれば。それに戦いばかしだと気が滅入ってくる。私からも頼むよ。」
「レーツェルまで・・・たく仕方が無い。ただし常時通信機は持っとけよ。」
テツヤの許可を得て、殆どの人達が町へと出て行った。
ラトゥーニも行こうとしたその時、先程の執事がやってきたのである・
「ラトゥーニ様ですね?お願いがあります。」
「・・・何ですか?」
「シャイン様の所に来て貰えないでしょうか?」
「説明してくれませんか?どう言う事かを・・・・。」
その執事はこれまでの経緯を説明した。
執事が言うには、同年代(だと思われる)ラトゥーニと話してみたいのだと言うのだ。
今までその様な経験が無い為、是非とも叶えたいという。
ラトゥーニはしばらくの間考え、これからの予定を調べた。
もちろんやる事も無いので、その提案に賛同する事にした。
「分かりました。私で良ければいいですよ。ただし私も普通の人とは違う経験してますから、どうなるかは知りませんけど。」
「それはあの時のことですね?分かっております。・・・・ではこちらに。」
そう言って執事の方はラトゥーニを案内した。
「久々の休暇だ~!!遊びまくるぞ!!」
「まぁ3ヶ月ぶり位だしな。これから羽伸ばせる機会が少なくなるんだし、楽しんでいこうか!」
リュウセイ、クスハ、ブリット、マイ、マサキは久々の町に大騒ぎをしていた。
セイン達も誘っていたのだが、イリスはクロガネに居残り、セインとフィスは一緒に出かけてしまったのである。
もちろんシロとクロは留守番である。
「で、どうでも良いんだが何処行くんだ?」
「もちろん、玩具・・・」
リュウセイが何かを言おうとした時、背後からブリットの強烈な一撃を食らってしまった。
当たったリュウセイは円を描きながら転がってしまった。
「何休暇を使ってくだらない事しようとしてんだ!!」
「人様の趣味に口出すんじゃねぇよ!しかも学校通ってた時より痛かったし!!」
「何時もこれなのか?」
「いつもよりは酷くはないですね。いつもならここら辺一体がボロボロになってるから。」
「どんな学校生活だったんだ、リュウセイ達は・・・。」
これまでの成り行きをただ呆然と見て、少し溜め息をつくマサキとマイ。
クスハは見慣れているのか、気にしていない様子であった。
「さて、行こうか♪」
「別に構わないが止めなくて良いのか?」
「止めようとしただけ無駄だよ。これを止められるのはセイン位だから。」
「確かに手を出さない方が良いね・・・・。」
既に喧嘩レベルではなくなっている彼らの戦闘を見て、呆気に取られている。
こうしてクスハ達は自分達だけでカラオケに行ったようだ。
リュウセイとブリットがそのことに気付いたのはそれから3時間後の事だった。
半強制的にフィスに連れ出されたセインは女物の服売り場にいた。
どうやらフィスは新しい服をセインに決めて欲しくて連れて来たらしい。
最も、セインにとっては迷惑な上に男である自分がここにいる事に羞恥心を感じている。
「まだか、フィス。もう30分経ってるぞ!」
「でも・・・・セイ兄はこの服とこの服どっちが良い?」
そう言ってフィスはセインに悩んでいる二つの服を見せる。
セインは服に関してはどうでも良いと考えているので適当に答えている。
答えると再び考え始め試着する。これの繰り返しなのである。
さすがに飽きてきたセインは欠伸を一回し、眠気眼を擦っていた。
「で、それで良かったのか?」
「はい!これにします♪何と無く気に入ったので。」
そう言って会計を終わらせた服を両手で持って、嬉しそうに一回転する。
「そう言えば何時からでしたっけ。セイ兄がコートを年中着るようになってから。」
「・・・・・さぁな。」
少し嫌そうな顔をして先に歩いてしまう。
先に行ってしまった事に気付き、フィスはセインの元に走っていった。
「私に何のようですか?エクセレン=ブロウニング・・・。」
「いきなり呼び捨てとはね。女の子に嫌われるわよ。」
いち早く町を散策していたエクセレンは偶然にもシュウを見かけたのだ。
彼にはセインの事について聞きたいと思っていたのでこっそり後から付いて来ていたようだ。
最も、シュウにはバレバレの様であったみたいだが・・・。
「別に構いませんよ。それより私に聞きたい事があるんでしょう?」
何もかも全てお見通しと言うような口調で尋ね始める。
エクセレンは少しムカつきながらもシュウにセインの事について尋ねた。
「その事ですか。全ては知りませんがヒントをあげましょう。」
「・・・・・・何?」
「彼の機体を調べる事です。面白い事が分かると思いますから・・・。では、マサキに見つからないうちに私はこの辺で。」
「!! ちょっと待っ・・・」
エクセレンが呼び止めようとした時には既にシュウの姿は見当たらなかった。
エクセレンは少し溜息をつき、シュウの言っていたスレイヤーを調べる事にした。
それがエクセレンが否定したかった事の徹底的な証拠となる事も知らずに・・・。
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