ユーラシア大陸を旅する

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サパンツァ




サパンツァ


6月11日

 朝9時にコーヒー、パン、ハムエッグで朝食。町のツーリストインフォメーションに行き、次の目的地のサパンツァの情報などを調べ、帰りにスーパーマーケットでインスタントラーメンとお菓子を買って宿に戻る。

 お昼に宿をチェックアウトし、12時半にバスターミナルに向かう。

 しかし、バスターミナルに行くと、「今日のバスは無い」と言われた。昨日に引き続き、ここのバスも運休らしい・・・。

 ルーマニアのバスはかなりいい加減だと聞いていたが、本当にいい加減だった。 

 2時過ぎまで待ったがやはりバスは来ない。しかたなくタクシーで行くことにして、ドライバーと料金の交渉をしようと思ったら、車のドアに料金表が貼ってあり、「30万Lei(=約1000円)」と言われた。

 適正料金なので、タクシーに乗り込む。今は3人なので一人330円。

 約12Km、20分ほどでサパンツァに着いた。サパンツァはウクライナとの国境近くの小さな村で、「陽気な墓」で有名みたいです。

(注) 写真がないので、「陽気な墓」をお見せ出来なので、もし気になったら、Googleなどで検索してみて下さい。


 村には何軒もペンションがあるので、順番に見て回り4軒目の「Pensiunea ANCA」に決める。

 村を散歩し、食堂でビールを飲んだら、1杯65円とすごく安かったが、一緒に頼んだフレンチフライは330円だった。


6月12日

 朝11時過ぎに宿の母子と一緒に教会のミサに連れて行ってもらい、見学する。

 その教会は、ちょうど「陽気な墓」のあるところだった。それぞれのお墓にはカラフルな絵が描かれていて、陽気というより派手なお墓だ。この絵は亡くなった方の、生前の職業などが描かれているらしい。

 午後1時にミサが終わり、宿に戻って昼食。昨日はママリガ(とうもろこしの粉を牛乳で練って蒸したもの、あまり美味しくない・・・)とサラダだけだったが、今日はオムライスが出てきた。

 「なぜここでオムライス?」と思ったら、出かける前にタカシ君が作り方を教えていたらしい。なかなか美味しく、完食した。

 すこし昼寝をしてから、「モナストリー」を見に行く。この教会は世界で2番目(ヨーロッパでは1番)に高い、木造建築らしい。

 そうとう古いものかと思っていたが、よく見ると2003年に作られたようで、まだ完成もしていないようだ。

 宿に戻って夕食。夜、テレビを点けるとF1カナダグランプリが放送されていた。


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