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DP3000の修理 2
とりあえず基盤の様子を見ると配線の結束バンドで基盤に自由な動きがとれず後のハンダ付け作業ができません、したがってこの結束バンドを切断することにしました。
作業の前に事前調査
ネットサイトのDP3000修理事例を見ると以下のことが分かります。
故障の傾向としてモーター ・ 磁気コーティング ・ スイッチ類 ・ リレースイッチ等の直接オペレート系には故障事例は少なく、圧倒的に回転制御に関する電子回路の故障が多いということです。
また電子制御の故障原因にトランジスターの経年劣化によるノイズ発生に伴い制御不能となるようです。
特に 2SC458及び2SC1213の劣化が早く、どのサイトにも同じことが書かれています。30年以上も使ったのだからメーカーに責任は無いですよね!でも直したい。
この場合初期の段階では時折早くなり元に戻るを繰り返しますが遂には暴走状態になり、全く復旧しません。
この時にスイッチ類の反応に異常は出ません、故に この現象を考えると電子回路上の問題と判断できます。
下の写真は結束バンドをはずした状態で作業し易くなりました。