石割桜 ; 塗炭の苦しみ

石割桜 ; 塗炭の苦しみ

NHKスペ うつ治療 薬に潰されないために



 私が神経科と関わることになったのは、他人による悪意により、無理やり入院、何のための薬かわからないままに、たくさんの薬の処方をいきなり受けてからだった。
 医者は、薬を処方してから、いきなり薬をやめると、大変なことになると、脅迫まがいのことをいうだけだった。 病気ではない人間に対し、入院中の10種類ぐらいの薬は何だったのかと、退院後、医者に質問すると、馬鹿が何を言うのかという、見下した高飛車な態度で、侮り、患者である私を精神不安を起こす言葉を、ぶつけてきた。 その言葉に、私の精神状態が不安定になったのを見て、ほら、 おかしいじゃないかと侮る姿 に、その部長先生へ、憎しみを抱いた。その後、数年間、何のための薬かわからないまま、この薬の為に、病気ではなかった者が、本当の病気にされてしまっているという、不信感の中で、飲んだり、飲まなかったりを、10年ぐらい続けた。薬を飲み続けたことで、薬をやめると、精神が不安定になってしまうことの繰り返しで、苦しんだ。
 家の近くの、霞ヶ浦病院では、神経科を閉鎖するということで、その後、薬を飲んでいない。薬を飲まなくなってしばらくは、神経バランスが悪くなり、苦しんだが、5年以上も飲まなくなって、病院に入院する前のようではないにしろ、ごく普通に近くなってきた。
 通院していたとき、医者は、カルテから目を離さずに、「どうでしたか?」と聞くだけで、こちらは、「変わりありません。」、そして医者は、「いつもの薬を処方しますね。」と、5分もかからずに終わっていた。

 イギリスが国によって、認知療法を取り入れて、薬を処方しない方法を取っているらしいが、病気の診断が的確とはいえない状況では、薬をすぐに処方するやり方は改善していってもらいたい。

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